日本の評判

世界は日本をどう見ているか。 英語と中国語のメディアから日本に関する記事をとりあげ、考えます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

中国人の反応-尖閣衝突映像

管理人は今中国にいて、ユーチューブや日本の映像サイトはブロックされていて見ることができないんですが、中国の映像サイトにコピペされたものを見ました。
インターネットのない時代なら、テレビで放送しない限り一般人は簡単には見れないし、中国ではもちろん完全な形ではテレビ放送するはずがないので、見る手段がない。(テレビニュースをすべて見ているわけではないので断言はできません。もし放送しているのを見たという方がいらっしゃれば、お知らせください。)

環球時報のページに関連の記事がありました。そこから一部を引きます。

ビデオの一場面では、日本の海保庁の巡視船と見られる巡視船の乗組員が中国語で、漁船は“日本領海”に入ったことを警告し、即時退去することを要求している。ほかの場面では、日本側の巡視船が漁船の航行を邪魔しようと試み、そのあと双方の衝突が発生した。現場は黒煙が立ちのぼり、その後両船は離れた。


なんと、漁船が故意にぶつかってきたと誰が見てもはっきりとわかるあの映像を記述するのに、「衝突が発生」などあいまいな表現でぼかすばかりか、まるで日本側に責任があるかのような印象を与えようとしています。中共政府が事実を国民に知らせまいと考えていることがわかります。この方針は徹底していて、どこのサイトの記事を見ても同じです。

が、抜け穴もあって、人民網の掲示板に映像からキャプチャーしたと思われる写真を何枚か投稿している人がいました。そこから決定的瞬間を一枚。

shoutotu


しかし、文章のほうはニュース記事を貼り付けるだけで自分の意見は書いてありません。続けてコメントしている人も一人もいません。
百度の掲示板で「釣魚島」で検索してみると、
「申し訳ありません。関係の法律法規と政策に基づき、この板は一時閉鎖します。」

例のビデオをコピペした映像サイトのコメント欄には大勢の人が書き込んでいました。ビデオが何本かあって、ここでは、中国漁船が後ろから海上保安庁艦艇に追突した映像のコメント欄から紹介します。
緑字は管理人による注釈と感想です。)

やはり予想通りといいますか、一番多いのが次のようなもの。

「残念だ。どうしてぶつけて沈めなかったのか、日本鬼子め。」

「次は狙いを定めてぶつけて沈めろ。禿頭も海に放り込め。」

「我々の自分の領土だ。故意にぶつけたからってどうだって言うんだ。」

「打倒日本鬼子、船長、俺はあんたを支持する。」

「我が中華の天威を犯すものは遠くとも必ず誅す。」

「がんばれ中国、打倒小日本」

「打倒小日本、日貨排斥」

「釣魚島は我々のものだ。打倒小太陽。中国万歳。」

「小日本は自分が人間だという、全世界の豚がみな笑う!!!!!」

「日本と断交し、我々雄鶏はこの小さな虫けらを必ず食う。彼らを殺せ。」
『我々雄鶏』というのは、国土の形が鶏に似ていることから。

「我々は中国にいるすべての日本人を殺す。ロシアに学べ。」

「日本人の嫁をもらって、毎日梁から吊るして打て。」

「日本の品は質が悪い。大きな船が小さな船に擦られて黒煙を出す。おそまつ過ぎる。」

「口では子供に言うことを聞かせられない。こぶしこそが真理だ。同志よ、武器をとって立ち上がれ。」

漁船が巡視船に故意にぶつかってきたのは明々白々な犯罪行為であるわけで、彼らはその映像を実際に見ているのですが、事の善悪を認識する分別など持ち合わせておらず、日本を攻撃することは彼らにとってひたすら喜ばしいことと見えます。
また、中国政府は今まで「日本の方からぶつけてきた」とずっと言ってきたわけで、今それが真っ赤な嘘であったことがはっきりしたのですが、そんなことは少しも気にならない、自己を正当化するためには何をしてもいいと考えているのが彼らです。

喜んでいる人ばかりではありません。

「中国の領海で中国漁船が追い払われる、中国政府の悲哀。」

「中国はなぜ軍隊を派遣してあのあたりをパトロールしないのか。」

「中国の漁民はほんとうにかわいそうだ。兵隊さんがいてほしいときに、その影さえ見えない。外で人にいじめられて、帰ってきて税金を納めて高い油を買わなければならない。」
そう、「外で」(外国、つまり日本で)わかってるじゃない。

「糞野郎!!!(ほんとうはもっと汚い罵倒語で、中国人はよく使うんですが、日本語には相当する言葉がない。)もし俺が主席なら、軍隊を呼んでお前らに原子爆弾を落としてやる。」

「城管がいたらよかったのに。」
『城管』についてはこちらを。

インターネットでは、「城管(城市管理行政執法局=都市管理公務執行局)」を派遣して釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)から排除せよとの声が出された。
...
城管は、無許可の露店の排除などを任務とするが、高圧的な態度が目立ち、市民に対する暴力事件も多発しているため、評判が極めて悪い。尖閣諸島に「城管」を派遣せよとの声は、「やけくそ」の自国批判とみることができる。


上記二者は基本的に同類ですが。
一方、事の善悪をきちんと認識できる人もいます。しかし、だからこそ、突きつけられた事実を素直に認めることは彼らにとって耐え難いことなんでしょう。苦し紛れにとった策がこれです。
この一派も非常に多く、上記の派と勢力を二分します。

「小日本が急に進路を変えたんだ。だから見かけ上は追突されたように見える。」

「『よくやった』とは言えない。中国漁船は日本船にぶつかってはいない。彼らはわざとわが国の漁船にぶつけたあと、責任を中国漁船に押し付けているのだ。決して騙されてはいけない!」

「俺が見るところでもやはり、鬼子が撮影のために船尾で煙を出しているのだ。」
「疑問、遠くてわからないが、漁船に乗っているのは日本人の役者か、それとも中国の船員か。」
こんな声が出るだろうと思ったけどやっぱり。

「明らかに鬼子がわが方にぶつけてきている。祖国よ、もっと強硬にやれ。」

「航跡から見るに、日本船が故意に前をふさいでいる。その機動性と加速性能は漁船の比ではない。完全に避けることができた。」


明々白々な事実を前にしても詭弁を弄して黒を白と言いくるめようとする、こんな論法で納得しているのは自分たちだけで、日本人はおろか、同胞の「五毛」(後述)でさえ説得できていないではありませんか。
このやり方、当ブログの読者なら見覚えがあるでしょう。そう、上海万博主題歌パクリ騒動のときの繆森氏の対応とそっくり同じなんです。これが中国人のひとつの典型なんでしょう。
こういうのを恥の上塗り、頭だけ砂の中に突っ込んで隠れたつもりになっている鶏みたいだというんでしょうか。

圧倒的少数派ながら、中には理性的な人もいます。

「しかし・・・ビデオ3では中国漁船が故意に日本船にぶつかっているよ。」

「アイ、こんなにも多くの人が事実を眼前にしても認めることができないとは。そのうえに日本人を打倒するところまで上ったつもりでいる。みんな0.5RMBだ。」
0.5RMBは0.5人民元、つまり五毛のこと。五毛とは、共産党の回し者、党に盲目的に追従する馬鹿者くらいの意味ですが、詳しくは以前の記事「五毛とは」をご覧ください。

変り種も一人。

「小さな摩擦は中日人民の関係に影響しない。日本は安くて質の高い商品を提供し、中国人は益を受けている。pspで遊ぶときに日本に感謝している。」

あと、明らかに日本人と思われる投稿もいくつかありました。

banner_04.gif

ブログランキングに参加しています。


スポンサーサイト

テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

  1. 2010/11/07(日) 14:04:06|
  2. 中国
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。