日本の評判

世界は日本をどう見ているか。 英語と中国語のメディアから日本に関する記事をとりあげ、考えます。

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うそつけ「野中は部落民だから首相になれなかった」

ニューヨーク・タイムズのノリミツ・オオニシによる記事。

January 16, 2009
Japan’s Outcasts Still Wait for Acceptance
By NORIMITSU ONISHI
  

魚拓  

ウェブページにはオオニシノリミツが電話でしゃべっている録音があります。彼の声を聞いたことがある人は少ないのではないか知らん。

できれば全訳を掲載したいところですが、なにぶん最近なかなか時間がとれなくて。ウェブ上に翻訳が上がってないかと検索してみたんですが、見当たりませんでした。ご存知の方があれば、お知らせください。

【追記】   一部ですが、翻訳がありました。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1232436377/

写真とキャプションだけ載せておきます。

野中広務 NYT

野中広務(前列右から2番目)
彼の事務所にかかっている、日本の1988年内閣の写真
右は先月の写真。
野中氏は官房長官になったが、賤民階級の末裔として、それ以上の地位につくことは阻まれた。



クソ長い記事ですが、ひとことに要約するとこういうことです。
「野中は部落民だから首相になれなかった。」

麻生さんが「野中のような部落出身者を首相にできないわなあ。」と言ったという話にも触れています。

そして、オバマが「日本の手本であるアメリカ」の「黒人大統領」になったことと対比して、「日本はどうだ?」

オオニシによれば、野中は日本政府のナンバー・ツーにまで上り詰めて、もう少しで首相になれるところだったのが、部落出身であることが障害になったのだという。

馬鹿も休み休み言ってほしい。

私は、この記事を読むまで野中さんが部落出身だとは知らなかった。(麻生発言のことを前にどこかで読んだような気もするが、すっかり忘れていた) それでも、私にとって野中さんは最も首相になってほしくないタイプの政治家だった。それはかれの出自とは何の関係もない。私が嫌うのは、彼の政治家としてのあり方なのだ。

これは、とくに政治の世界に詳しいわけでもない私の印象に過ぎないのであるが、野中さんの政治的資質は、差別されている?集団の出身だという以外は、オバマ新大統領とは何から何まで正反対なのだ。

若さに対して老い、「チェンジ」に対して「守旧派」、広く国民に訴えかける演説のうまさに対して国民から隔絶された永田町世界で立ち回って反対派をねじ伏せる豪腕、既存の政治勢力に毒されていない清新さに対して利権政治の権化、などなど。

かれに対するこのようなイメージは多くの日本人に共有されているものだと思う。

だから、ほとんどの日本人は彼が部落出身であることを知らないだろうが、もし首相になっていたら、内閣支持率はしょっぱなから麻生内閣の最近の支持率並みに低迷していたのではないかと思う。、いくら自民党の総裁選びが国民の声の直接の反映ではなく、派閥間の思惑に左右されるものだとしても、そうなれば、いずれ政権が立ち行かなくなるのは目に見えている。いや、その構図があまりにも見え見えであるために、はじめから自民党議員たちによって拒絶されていたかもしれない。

首相立候補を断念したのも、彼自身がそのことをいちばんよく分かっているからだと思っていた。

ところが、オオニシによれば、自分が首相になることで部落出身であることがあらためて注目され、家族に迷惑がかかることを野中が恐れたためだということになる。

そこに、例の麻生さんのサイテー発言をはじめとした自民党内の差別意識丸出しのひそひそ話が追い討ちをかけるわけだ。

オオニシは野中に実際にインタビューしている。これが実際の野中さんの自己認識なのかもしれない。


この記事中において、野中という政治家についての記述は、彼が部落出身者としていかに辛酸をなめてきたか、それがすべてだ。彼が政界でいかなる役回りを演じてきたか、私が彼について上述のような印象を持つにいたった事情について一切ふれていない。

普通のアメリカ人、ひいては世界のニューヨークタイムズの読者のほとんどは、日本の政治について何も知らないだろう。

そんな彼らに対してオオニシは、遅れた日本社会に根付いた差別と偏見が一人の偉大な政治家の首相への道を閉ざしたと考えさせる以外の材料を一切提供しようとしないのだ。

偏見にとらわれない開明的なアメリカ人は黒人を大統領に選んだ、翻って日本は、というわけだ。

オバマ大統領就任という時勢に乗って、オバマ熱に浮かされたアメリカ人の自尊心を満足させる、「優れたアメリカ、劣った日本」というあまりに図式化された構図。

ニューヨークタイムズというアメリカの新聞は、こんな見え透いた記事を載せることに後ろめたさを感じないのであろうか。ノリミツ・オオニシという日本風の名前の利用価値はこういうところにあるのかもしれない。もし彼らに「後ろめたい」という感覚があるとすればだが。

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  1. 2009/01/20(火) 22:22:09|
  2. 日本社会
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なぜ日本にはいいアニメがあるのか

アメリカヤフーの「Answers」より。

参加者が質問と回答をやり取りする、ヤフー日本の「知恵袋」や「教えて!goo」のようなコーナーです。

〔〕内は管理人による注釈、緑字は管理人の感想です。

日本にはなぜアメリカよりもよいAnimeがあるか

日本はアメリカよりもず~っとよいアニメがある。どうして?
日本にはたくさんアニメがあるんだけど、どうしていいものがあるの?
たとえば、Naruto〔ナルト〕, Soul Eater〔ソウルイーター〕, Death Note〔デスノート〕, Fruits Basket〔フルーツバスケット〕, Hare Hare yauki〔ハレ晴レユカイ?〕, Code Geass〔コードギアス 反逆のルルーシュ〕, Inuyasha〔犬夜叉〕, Bleach〔ブリーチ〕, Chibi Vampire or Karin〔かりん〕


67%の投票者によって選ばれたベスト・アンサー。
といっても二人なんですけど。

「なぜなら、anime は日本人が創造したものだから。
'Anime' アニメ〔原文でも片仮名〕が日本語だということを知っていますか。
アメリカは彼らのアイデアをコピーしているだけ。だから、日本に比べると良いanimeがない。」


ほかの回答。


多くがテクノロジーによって決まるのはもちろんですが、伝統も無視すべきではないと思います。
日本文化には、物語を絵で説明する伝統があります。 Emakimono は長い物語のイラストレーションの巻物です。そこには戦闘や、ロマンス、宗教、民話、超自然世界の話が描かれています。それは現代マンガの起源だとされています。
最初のテレビ anime "Astro Boy"〔鉄腕アトム〕は Dr. 手塚のマンガコミックから始まりました。彼はまたそのアニメのプロデューサーであり、科学者でもあります。
日本のアニメ文化は伝統とテクノロジーが結合したものだと思います。


Anime は日本のアニメーションです。同じ意味でのアメリカンアニメなんてものはありません。

カートゥーン〔漫画映画〕シリーズのことを言っているなら、シンプソンズやファミリー・ガイなどのほうが、アニメーションであれなんであれ、世界的には人気があります。それに、ディズニーのアニメーション映画はほかの誰のものよりも一貫して優っています。

あなたがアニメ全般のファンだとしても、まるっきり違うものと比べるのは無理があります。 デスノート や Chibi Vampire がアメリカのアニメーションより優れていると考えている点で、あなたは少数派です。もちろんすべて相対的なものですが。

まあそうムキにならなくても。


簡単に言えば、彼らがつくったんです。多くのアニメはアメリカの観客に見せるにはきわどすぎます。我々の社会規範からすれば受け入れがたい。

我々は、もっと面白いアニメをそのままの形で見ることはできません。検閲されて、薄められたものを見ているんです。

それに、日本アニメは日本で製作されています。アニメ作品の著作権をアメリカに売るかどうかはオーナーが決めることです。

そして最後に、吹き替えとアメリカ標準に合うようにするためのコストがかかります。公開済みのアニメをほかの言語に吹きかえるには、声優を雇う費用がかかります。ですから企業は、観客層が何を好むか状況を見て、あるタイプのアニメに対する需要がなければ、アメリカの観客のために吹き替え版をつくるための費用をかけないでしょう。

多かれ少なかれ、それは、アニメ会社のコスト削減と、大衆の好みの問題なんです。

アニメが好きで日本語を勉強するという人がいますが、そのあたりの事情を説明してくれているような書き込みです。
ですが、質問に対する答えにはなってないですね。



アニメは日本で始まった。

それに、日本人はほかの誰よりも日本のことをよく知っている。

それに、日本人の声のほうがずーーーーーーーっっといい。

それに、日本でつくられたもののほうが面白いみたい。

アニメを英語にするとき、ふつう登場人物の名前を変える。なによりも、英語の名前は似合っていない。(たとえば英語の探偵コナン)
おいおい、日本にいる日本人だろ? 日本人の名前があるに決まってるじゃないか。

探偵コナンは日本語版も英語版も知りませんが、名前についていえば、ほとんどの香港人や一部の中国人台湾人は英語の名前を持っていますからね。同じようなものだと思って、違和感を感じないのかも。


アニメは日本で始まったから、日本人は絵を描くのがずっとうまい。

ナルトでは attacks の名前が英語に変えられたものと日本語のままのものがあるが、発音が間違っている。

日本語のアニメを英語字幕つきで見るのがいいという人が多い。


日本人は辛抱強くアイデアを考え、'アニメ'のようなシチュエーションを描きあげる。

アメリカと違って、日本にはカフェインや'coke' のような邪魔物がない。彼らはよく訓練されていて、ユーチューブや本の暗記などせず、関連の教科をとる。

日本はたくさんのものを開発した国で、誰もがよく訓練されたシェフやプログラマーやpayer〔意味不明〕だ。
これで十分な説明になったと思う。 どこが?

それでも、アメリカはたくさんのものを開発したし、オリジナルのものがある。我々はあるものにおいては日本に優っているし、あるものにおいては日本が優っている。

日本が我々よりも優れているという人は正しくないが、日本人には我々の基本的欲求を満たす才能があるのかもしれない。ベストアンサーに選ばれた意見によれば、アメリカ人にはそれがない。アメリカ人は基本的欲求から外れた枝葉の部分で日本人に優る。

だが、今言ったことをすべてを額面どおりに受け取ることはない。私は競争が嫌いなタイプの人間なので。あなたも、皆さんも、そうなったほうがいい。そうだ、人が日本のほうがいいと思うもうひとつの理由は競争にある。
彼らはほとんど競争をしない。我々はいつも競争をしている。我々は自分たちが開発したもののせいで、競争することに慣れている。
そして競争となると、考えるのはしゃかりきになることだけだ。日本では生産性の大部分はオリジナルで、だから完成〔completing 〕が競争〔 competing〕を圧倒している。

参考になったかな。忘れないでほしいのは、みんな同等だということ。

まあ、誰かのように競争意識をむき出しにして、「いや、アメリカのほうがいいんだ」なんていうのは、この人の美意識に反するわけですね。だから、日本をいちおう賞賛して見せるんですが、それほど感心している訳でもないので、「棒読み」になっているんです。


なぜなら、日本はアニメが発祥した国だから。そして子供は、アニメの登場人物のほうが普通のアメリカ漫画映画よりも感情移入しやすい。だから、アニメを描くことが自然になる。

絵を描くのがうまい人がたくさんいることは知っているが、彼らはmanga-ka〔原文のまま〕になろうとはしない。勘違いしたアメリカ人だけが、絵を描いて何かができると思って、実際にやってみる。


日本のほうが「優れている」とは思いません。ただ違っているだけ。アニメという言葉自体日本語で、日本式の絵の書き方です。その意味で、「アメリカンアニメ」というのはありません。アメリカにはミッキーマウスのディズニーやシンプソンズような漫画映画があります。それらが劣っているのではなくて、違う人々を対象とした完全に違うものなんです。

創造的な発想と細心の注意を要することとなると、日本人は他のどの国の人よりも才能を発揮する。

そのハイテクCG 文化とあいまって、日本のアニメーションは近年目覚しい進歩をとげた。


アニメは日本で発明されたので、もちろん,それが創造された所にいいものがあるでしょう。


日本にはアニメがあり、アメリカにはカートゥーンがある。


ああ、いつの日か、いつの日か、アメリカにいいアニメが。


日本で始まったんじゃなかったっけ?
知らない。カートゥーンは見ない。
アジア人はさいのうがある、彼らは何でもうまくできる。

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  1. 2009/01/17(土) 01:56:23|
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現代自動車の栄光

検索エンジンを通じて当ブログを訪れる人はどんな用語を検索欄に入れているか。ブログの名称や内容から、「日本 世界 評判」といった言葉が多いのは当然ですが、「韓国 世界 評判」や「韓国の評判」というフレーズがそれに匹敵するくらいあります。世界における韓国の評判に強い関心を持つ読者が如何に多いかがうかがえるところです。

また、「ヒュンダイ」を含んだ言葉で検索されることもたびたびあります。そんな読者の関心に対する答えとなりそうな記事が朝鮮日報に掲載されています。

あ、話は変わりますが、検索用語つながりの話題をひとつ。
韓国ヤフー kr.yahoo.com の検索欄に「japan」と入れて、検索ボタンを押さずにそのまま下を見てください。韓国人が日本に対して抱いている妄想の一端が垣間見えて笑えますよ。

それでは朝鮮日報日本語版より。

現代ジェネシス、米誌が選ぶ最高の大型高級車に

 現代自動車のジェネシスが米国の消費者専門誌「コンシューマー・レポート」最新号で取り上げられた。同車は同誌が選ぶ大型高級乗用車部門のベストカーに選ばれた。

 ジェネシスは同誌2月号で加速性能、ブレーキ性能、ハンドリング、乗り心地などの総合評価で92点を獲得し、同じく91点を獲得してこの部門でこれまで1位だったレクサスESを抑え、大型高級乗用車部門で1位となった。


" 現代ジェネシス


おめでとう、HYUNDAI。

この「事件」を取り上げたあちらの車関連のブログのコメント欄から。
http://jalopnik.com/5124031/consumer-reports-hyundai-genesis-new-top+rated-upscale-sedan-bests-lexus-es-350#c

( )は原文にあるもの、〔 〕内は管理人の注釈です。

「テストを12ヶ月続けたあとの結果に興味がある。
Hyundaiを買った家族や親しい友人はみんな品質でひどい目にあっているからね。」

「それが私が自分の父親にに Azera 〔現代自動車の車〕ではなくてアコード El-V6 を買うようにと言った理由だよ。
10年目のホンダはまだごく普通で、年数の割にはきれいに見える。
10年目の Hyundaiは、それに対して・・・・・」

「同感。 Hyundaiを買った友人が3人いる。みんな始めは気に入っているが、2年後には小さな不具合に不満を漏らしはじめる。灰皿はいやになるほどガタつくし、グローブボックスは開いたままになるし、ドアは2、3回閉めなおさないとちゃんと閉まらないし、ドアのとっては緩むし、ギアシフトノブは取れそうになる。」

とまあ、このまま終わっていたんでは偏りすぎなので、別の意見も載せておきましょう。

「どんな車のどんなモデルでもいい経験もすれば悪い経験もする。父親は2002年に2001年製エランタ〔現代自動車〕(走行距離1万)を買い、4年で20万マイル走ったが、たいした問題はなかった。買い換えたのは走行距離が多くなったのと、通勤距離が長いからだ。それからXG350L〔現代自動車〕を買い、9万マイル乗ったが、故障はない。母親は2006年ソナタに乗っているが、素晴らしい。
私と妻は2005年の Kia セドナ(当然 Hyundai 製)〔起亜自動車は現代自動車の系列〕を持っていて、7万3マイル走った。当然の消耗以外の問題は出ていないし、私にとっては長距離通勤用の優秀な車だ。下取りに出すときが来ても、またセドナを買うだろう。(新しいSoul にも興味を惹かれるが。)
長い話を短くすれば、私は Hyundai クォリティに感銘を受けている。両親も、私たち夫婦も、それが日常運転する車として最高だと躊躇なく言える。
Hyundai と Kia に乗っている友人たちも非常に満足していることは言うまでもない。」

「 Hyundai は2001年あたりまでは品質に問題があったが、それ以降のモデルは格段に信頼性が高まった。(コンシューマー・リポートで証明されているように)
Hyundai と Kia は Honda と Toyota と同じくらい信頼性がある。」

「もっと信頼性があるぞ。ホンダとトヨタは長いこと名声の上にあぐらをかいている。」

「ジェネシスがトップに来るのは分かる。私が読んだものはすべてそれが素晴らしい車だと言っている。
問題は、人は純粋に客観的な理由で高級車を買うのではないということだ。自分が $$$ 持っていると見せびらかしたいから買うんだ。アルマーニのスーツやロレックスを買うようなもんだ。メカがどんなに素晴らしいとしても所詮は Hyundaiだ。ほかのブランドのようなステータスシンボルにはならない。少なくとも近い将来は。
だから結論は分かりきっている。選ぶ基準が、加速力、快適性、車内空間の広さなどの客観的なものなら、コンシューマーリポートは正しい。だが高級車の高級車としての目的を追求するなら、既成の有名ブランドを選ぶ。ブランド志向なんだからしょうがない。」

「コンシューマーリポートは賄賂をもらっているんだろう。」

「コンシューマーリポート、冷蔵庫やミキサーなんかを買うにはいいがね。
彼らのアドバイスで車を買う? まさか、 Autoweeks 〔自動車雑誌〕のテストで洗濯機やドライヤーを買わないだろ・・・
first Genesis accident でググってみなよ。ぞっとしないし、エアバッグも作動してないぞ。
同じ金をだすなら、保証つきのアウディA6かA8の中古のほうがいいね。すべての点で。」

ググってみました。

First Accident: Hyundai Genesis Coupe Crashes in Korea

ジェネシス事故1  ジェネシス事故2

韓国のブログで出回っている写真だそうです。
文章を要約すると、
「衝突の激しさにもかかわらず、エアバッグが作動していない。座席部分は比較的損なわれてはいないものの、前部が構造上の機能を果たしていない。」
ほかにも写真が何枚か。

ひとつ断っておくと、掲示板には韓国人、または韓国系、現代自動車の社員が投稿している可能性もあるので、100パーセント額面どおりに受け取らないほうがいいかもしれません。

ホンダとトヨタが名声の上にあぐらをかいているという人がいましたが、そんな声が出るのも、日本車の名声が確立していることの証でしょう。双龍自動車倒産に関する記事のコメント欄でも、上海汽車が双龍の技術を持ち出しているという疑いに対して、「技術などマーケットでいくらでも買える」と言う人もいれば、「トヨタの信頼性はどこで買える?」と聞き返している人もいました。

日本製品の品質についての評判はこちらでも。
nippyo.blog57.fc2.com/blog-date-20061112.html

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  1. 2009/01/10(土) 23:21:38|
  2. 韓国
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真実を偽る人々

竹島が日本領土ではないとする日本の法令が発見されたと韓国のマスコミと日本のネットで話題になっている件です。

その妥当性はほかの掲示板やブログで論じられているところを見ていただくとして、ここでは、それが「発見」された経緯について、韓国メディア間での報道が相互に決定的に食い違っていることについて指摘してみたいと思います。

まず、朝鮮日報日本語版から。これを記事(A)とします。

独島:「削除部分は日本に決定的に不利」
崔鳳泰弁護士に聞く                   (魚拓はこちら

 日本が公開した韓日協定関連文書を手掛かりに二つの法令を探し出した崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士(47)に4日、電話でインタビューした。崔弁護士は10年以上にわたり日本の戦後補償問題に取り組んでいる人物だ。そして、日本政府を相手取った2年にわたる訴訟の末、昨年7月に6万ページに達する韓日協定関連の日本側文書を日本の外務省から受け取った。文書を見た崔弁護士は驚きを禁じ得なかった。約150ページ分が黒く塗りつぶされていたからだ。

 崔弁護士は削除された部分を分析していて、独島(日本名竹島)の領有権問題と関連があると思われる部分を発見した。1951年3月の「政令40号」は表題だけを残し、下の8行が黒く消されていた。崔弁護士がそれを韓国海洋水産開発院の柳美林(ユ・ミリム)博士に知らせたことから、独島を「日本の付属島しょから除外する」と明記した法令が見つかった。崔弁護士は隠ぺいされた内容をすべて公開するよう求め、再び日本政府を相手取り訴訟を起こしている。
(後略)


この記事によると、崔鳳泰弁護士が自分で日本政府から文書を受け取り、問題になっている箇所を自分が発見したと言っていると読めます。

しかしこの記事は、それ自体に事実関係にあいまいな点があり、真相が果たしてどこにあるのか読み取れない点があります。

最初に「二つの法令を探し出した崔鳳泰弁護士」と書いておきながら、後段では、「崔弁護士がそれを韓国海洋水産開発院の柳美林(ユ・ミリム)博士に知らせたことから、独島を「日本の付属島しょから除外する」と明記した法令が見つかった。」と記していて、その部分を読むと、発見者は柳美林博士であると解釈できます。

同じ兪碩在(ユ・ソクジェ)記者による朝鮮日報のもう一本の記事を見ると、はっきりと発見者は柳美林博士であると書いてあります。記事(B)とします。

独島:日本の領有否定法令、発見者に聞く
柳美林・韓国海洋水産開発院独島海洋領土研究センター責任研究員      (魚拓はこちら

 日本が1951年に「独島(日本名竹島)を日本の付属島しょから除外する」と明記した「総理府令24号」と「大蔵省令4号」が発見され、大きな波紋を呼んでいる。第2次大戦敗戦以降、過去の植民地財産を整理する過程で「独島は本邦に含まれない」と日本が自ら認めていたことが初めて明らかになったためだ。二つの文書の発掘に決定的な役割を果たした二人に聞く。

 総理府令24号と大蔵省令4号を発掘した人物は、韓国海洋水産開発院独島海洋領土研究センターの責任研究員を務める柳美林(ユ・ミリム)博士だ。柳博士は「日本が独島を自国の付属島しょではないと自ら法令で認めたことは、これまで彼らが主張してきた『日本の固有領土説』が根拠を失ったことを意味する」と述べた。

 柳博士が韓日協定関連情報の公開請求訴訟を起こした崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士から「何か日本が隠している法令がある」との情報を得たのは昨年12月末のことだった。柳博士と崔弁護士は同じ時期に日本の東大に留学した縁がある。文書には「政令40号」という法令の名前だけが残され、関連する内容はすべて塗りつぶされていた。このため、「不利な事実を隠しているのではないか」と考えたという。

 1951年3月6日に日本の内閣が公布した「政令40号」は「朝鮮総督府交通局共済組合の本邦内にある財産の整理に関する政令」だった。柳博士は「財産整理」という単語が含まれる当時の日本の政令をすべて当たった。その結果、1951年6月6日に同政令の下位法令に当たる「朝鮮総督府交通局共済組合の本邦内にある財産の整理に関する政令の施行に関する総理府令」と題した「総理府令24号」が公布されていたことを発見した。

 柳博士は「その法令(総理府令24号)の第2条を見た瞬間驚いた」という。他の法令では日本領を意味する「本邦」に「付属島しょを含む」などと書いてあるだけで、独島が付属島しょに含まれるかどうかは明確に言及されたものがなかった。しかし、「総理府令24号」の第2条は「附属の島しよとは、左に掲げる島しよ以外の島しよをいう」とした上で、第3項に「鬱陵島、竹の島および済州島」と明記していた。柳博士はこれより前の51年2月13日に公布された「大蔵省令4号」でも「本邦」の付属島しょから独島を除外すると明記した条項を発見した。
(後略)


そこまではまあ、文章表現上のあやといえなくもないですが、さらに不審なのは次の箇所です。

(A)
独島(日本名竹島)の領有権問題と関連があると思われる部分を発見した。1951年3月の「政令40号」は表題だけを残し、下の8行が黒く消されていた。

(B)
文書には「政令40号」という法令の名前だけが残され、関連する内容はすべて塗りつぶされていた。このため、「不利な事実を隠しているのではないか」と考えたという。

表題だけ残されたところから、関連する内容がすべて塗りつぶされているのに、どうしてそれが竹島領有権問題だと関連があると思うのでしょうか。

(B)のほうはそれ自体が矛盾を含んだ文章です。いったい、塗りつぶされていたのは表題を除くすべてなのか、関連する内容だけなのか。

だいいち、塗りつぶされたところからどうしてそれが竹島に関係していることが分かるのか。

実際の「政令40号」を見てみるとその疑問はいっそう募ります。
長いので引用できませんから、
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/strsearch.cgiで、「朝鮮総督府交通局共済組合の本邦内にある財産の整理に関する政令」を検索してください。「政令第四十号」と「総理府令第二十四号」が見れます。

そもそも、「政令40号」は、竹島に関連する法律ではありません、竹島のたの字も出てきません。というより、「朝鮮総督府交通局共済組合の本邦内にある財産の整理に関する政令」という政令名さえも隠され、ただ「政令40号」という部分だけしか残されていなかったのなら(記事を読む限りそう受け取れる) 、何に関連するものなのか推測のしようがありません。、記事にあるとおり、「不利な事実を隠しているのではないか」程度のことしか考えようがないんです。

ですから、(A)にある「二つの法令を探し出した崔鳳泰弁護士」というのは言いすぎで、(2)の、「二つの文書の発掘に決定的な役割を果たした」程度のことでしょう。

同じ記者による同じ新聞の記事においてさえこのような矛盾があるのですが、これが中央日報ではまったく違う話になっているんです。

「独島、日本の領土ではない」 在日同胞が資料見つける(1)
(魚拓はこちら

「独島(ドクト、日本名・竹島)は日本の領土でない」と明記された日本の法令を最初に見つけ出したのは在日同胞の李洋秀(イ・ヤンス)さん(58)だった。

李さんが見つけた法令は1951年6月6日に公布された日本の「総理府令24号」。 朝鮮総督府交通局傘下の共済組合の戦後財産処理に関する法令だ。 この総理府令24号第2条で、日本の領土に属さない島嶼に「鬱陵島(ウルルンド)、独島、済州島(チェジュド)」を明示したのだ。

李さんはこの法令の存在を韓国の崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士に知らせ、崔弁護士はこの事実を韓国海洋水産開発院独島・海洋領土研究センターのユ・ミリム責任研究員に伝えた。 ユ研究員チームは「独島を日本領土から除く」と規定した1951年2月13日付「大蔵省令4号」の存在も確認した。

こうした法令の存在は、1877年に「竹島(=当時の鬱陵島)ほか1つの島は日本と関係がない」という決定を下した日本の「太政官(現在の総理室)文書」の価値を上回るものと評価される。 今回明らかになった法令では、日本政府が「独島(竹の島)」を特定し、はっきりと日本領土ではないと断定しているからだ。

千葉県に住む李洋秀さんは「日韓会談文書・全面公開を求める会」の事務局次長を務めている。 李さんは情報公開訴訟の末、日本政府が公開した韓日会談関連文書およそ6万ページの中から独島の領有権に関するこの法令の存在を見つけた。

「日本政府が‘公開’した文書の25%程度は黒く塗りつぶされていた。 主要事項が分からないようにするためだ。 独島関連事項は完全に隠そうとしているようだった」

李さんは隠された内容の追加公開のための訴訟を準備しながら、約6万ページのぼう大な文書ファイルを調べた。 大変な作業の中で、これまで聞いたことのない法令に触れている文書を見つけた。 法令の名前だけが出ていて、それ以下の部分は黒く塗られている資料だった。


日本政府が公開した文書が黒く塗りつぶされていたというのも相当に奇妙な話です。ここでURLを示したように、ネットで簡単に検索、閲覧できるものを隠すことに何の意味があるのでしょう。これがもし本当だとしたら、日本の外務省は馬鹿だとしか考えられません。

情報公開訴訟の末、日本政府が公開したという韓日会談関連文書の中の、外務省が隠そうとして黒く塗りつぶしたという箇所がネットで簡単に閲覧できてしまうというのはいったいどういうことなんでしょうか。しかもそれは日本政府が運営するサイトですよ。
「彼ら」が発見できたのも、それがすでに完全な形で公開されていたからこそじゃないですか。

それはともかく、この中央日報の記事と朝鮮日報の二つの記事が伝えていることは事実関係において完全に食い違っています。

中央日報の記事には崔鳳泰弁護士と柳柳美林博士の名前があり、朝鮮日報の記事には李洋秀さんの名前がないことから、それに朝鮮日報記事にあいまいな点があることから、どちらかといえば前者のほうが真実である可能性が高いのではないかと思いますが、真相は分かりません。

いずれにせよ、日本政府が事実を隠蔽して自国領ではない島を自国領だと主張していると言う人たちのうちどちらかは、事実を隠蔽して自分の手柄ではないことを自分の手柄だと吹聴していることになります。
日本人を嘘つきだとなじっているその根拠としている材料の発見について、自分が嘘をついているわけです。

うーん、韓国人だなあ。

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  1. 2009/01/07(水) 00:10:11|
  2. 韓国
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