日本の評判

世界は日本をどう見ているか。 英語と中国語のメディアから日本に関する記事をとりあげ、考えます。

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フランスの新聞が北朝鮮による拉致事件を報道

東トルキスタンの旗さっき長野のトーチリレーが終わりました。

沿道で青地に三日月と星の旗を振っている集団がいました。東トルキスタン(中共がいうところの新疆ウイグル自治区)の旗です。



それはさておき、今日の本題です。

拉致、仏で異例の報道=「悪夢」と反響呼ぶ ヤフーニュース

「北朝鮮にフランス人女性3人が拉致されていたとの情報が最近、仏紙フィガロに異例の大きな扱いで掲載された。」ということで、その Le Figaro の記事を読んでみることにしましょう。第二面の全面を使った記事でした。

英語に機械翻訳したものからの重訳ですから、完全だとは言えませんが、大意は捉えていると思います。

フィガロ拉致事件記事

彼らは北朝鮮の特務に拉致されたと言われている

それは想像もできないほど奇妙な話だ: 3人のフランス女性が1970年代後半に、ピョンヤンのスパイにフランス語を教えるため北朝鮮の特務に拉致された。それ以来、誰も彼女らの運命を気にかけない。これらの囚われの人たちは忘れられ、フランスの数え切れないほどの行方不明者のなかに埋もれてしまった。

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長の西岡力は、「いくつかの事件がこれに関連しています。」と言う。「北朝鮮は日本人を拉致しただけではありません。マカオ、タイ、韓国、フランス、イタリア、オランダ、ルーマニア、レバノン、シリアの人も拉致しました。」と福田内閣の拉致問題対策本部事務局のアメミヤトシオが付け加える。

北朝鮮による外国人拉致は長い間うわさにすぎなかったが、1979年から真実味を帯び始める: 前年に特務機関の当時のボスであるキム・ジョンイルのスパイに拉致された4人のレバノン人が、レバノン政府の要求でついに解放されたのだ。彼らは囚われている間三人のフランス人と一緒だったと語った。「私たちはパスポートを取り上げられ、スパイ活動のための訓練機関に送られました。金日成理論を信奉するよう叩き込まれました。その施設には28人の若い女性がいました。、3人がフランス人、3人がイタリア人、オランダ人が2人、中東からの女性が2人です。反抗することはできませんでした。

(1)そして、韓国の女優で1976年に北朝鮮に拉致されていた崔銀姫さんが、1986年にウィーンのアメリカ大使館に助けを求めた。彼女はスパイが管理するピョンヤンの「客人の家」でフランス人女性と出会ったと証言した。

そのうちの一人のフランス人女性についての話はこうだ: 解放された後の崔銀姫さんに直接インタビューした西岡力によれば、その女性はパリでアジアの金持ちの御曹司だと名乗る男に誘われた。そしてその男は女性を中国に連れ出し、緊急の用事と称してピョンヤンに連れて行った。ピョンヤンの空港に着いたとたん「フィアンセ」はいなくなった。北朝鮮警察が彼女にここで何をしているかと聞いた・・・そしてそんな「ボーイフレンド」など初めからいないと言った。かくしてその若い女性は客人の家に囚われることになった。金日成思想に服従しなければならないことを分からせるため、初めのうち彼女は毎日のように殴られたという。

三番目の証言: 1987年11月、アブダビとソウルを結ぶ満員のボーイング747を爆破し逮捕された北朝鮮のテロリスト金賢姫。
北朝鮮の独裁者キム・ジョンイルがソウルオリンピック前の韓国を攻撃するためにこの作戦を実行させたと彼女は言う。また、ピョンヤンに囚われているフランス人のことを聞いたことがあると言う。これらの話は、冷戦時代の小説のような事実だが、日本と韓国の何十人もの人々を悩ませている現実なのだ。

東京では17件を北朝鮮による拉致であると政府が公式に認めているが、犠牲者は100人はいると見られている。これらの拉致は憤怒をまきおこした。たとえば、めぐみの話は1億2千5百万の日本人に衝撃を与えた。1978年11月15日、めぐみは輝くばかりの幸せな青春時代をおくる13歳の子供だった。午後6時ちょうど、バドミントン部の活動を終えて学校の体育館をでた。交差点まで友人と一緒で、そのあとは灰色とベージュ色の家並みが続くいつもの帰り道を一人で歩いた。秋の日の夕暮れだった。海からの風が杉の木を揺らした。夜の帳が下りていた。母が彼女の帰りを待っていた。すでに帰っていなければならないはずだった。しかし彼女は帰らなかった。

20年後、両親は彼女が北朝鮮のスパイに拉致されたことを知った。大人になっためぐみは韓国で捕らわれた他の拉致被害者と結婚した。彼女は子供があり、そして自殺した。金正日はバドミントンのラケットと漂白された遺骨を返した。それは東京の研究所にゆだねられた。科学者のDNAによる判定は明らかだった: 否、それはめぐみの骨ではない。

75歳と72歳、日本銀行の元職員横田滋さんと早紀江さんはめぐみの両親だ。彼らはわが身を襲った不幸について列島を回って無数の講演をした。彼らは微笑み、苦悶を表にあらわさない。確証はないが、「私たちの娘は生きています。」と主張する。彼らは著書である「めぐみ」「めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる 」をくれ、、娘の話や苦悩を語りながら、写真や英語で出版されたばかりの漫画を見せてくれた。

69歳の飯塚繁雄さんは北朝鮮による拉致被害者家族連絡会会長だ。「この悲劇が起こるまでは拉致という言葉さえ知りませんでした。」と彼は悲しげに言う。飯塚さんは、二人の子の美しい母親で1978年7月のある日突然姿を消した田口八重子の兄だ。「保育所から電話がかかってきて、妹が来ていないって言うんですよ。」「よく晴れた日で、妹のアパートはきれいに掃除されていて、彼女はブラウスを買ったばかりでした。」13年後、彼は彼女が北朝鮮にいることを知った。しかし、八重子がどのように拉致されたかがわかったのは2002年の秋だった。、

その年の9月17日、日本の小泉純一郎首相は「歴史的な」ピョンヤン訪問をはたした。彼は日本の植民地支配がもたらした損害を謝罪し、両国が関係正常化すれば100億ドルの援助をすると約束した。その気にさせられたキム・ジョンイルは、驚いたことに、すぐに日本人を拉致したことを認めた。長年の敵である日本に頭を下げ、遺憾の意を表しさえした。一ヵ月後、五人の拉致被害者が帰国した。日本人の心が強く動かされた。

拉致の次第はすべて同じだ。彼らはいつもと変わらない日常の中にあった。殴られ、大きな黒い袋に入れられた。ある者はデート中で浜辺に座っていた。ある者は薬物を飲まされた。気づいた時は北朝鮮の船の船倉で、縛られて袋に入れられていた。その後彼らは「客人の家」でともに過ごし、ときには拉致の経緯を語り合う機会があった。

彼らは叫んだ。八重子は「二人の子の世話をするために、私は日本に帰らなきゃならないのよ!」と、出産のときの腹の傷を自分を連れ去った者たちに見せた。「だめだ、絶対に返さない」と彼は答えた。

帰国者が語るところによれば、幼いめぐみは船の中で母を求めて〔壁をかきむしって〕両腕の爪をすべてはがした。

なぜこのようなおぞましいことが?

戦争のあと1953年に朝鮮が分断されたとき、停戦協定が結ばれなかった。北朝鮮は依然として南、日本、アメリカと事実上の戦争状態にあり、戦争ヒステリーの土壌の中で化石のような2千3百万の住民とともに異常さをますます強めている。外の世界との接触はすべて絶たれ、ソ連と中国が後見人としてこのダンテ風の政権をたてた。1976年、キム・イルソンの「クラウン・プリンス」はスパイ組織を近代化することを決定した: 大きく変化した西側世界にスパイが溶け込めるようにするため、外国語の教師が必要とされた。そのため北朝鮮人は手当たり次第に拉致した。女、子供、カップル、買い物帰りの母親と娘・・・

そしてこの地域に緊張緩和のときが来た。しかし、2002年の小泉首相と金正日の「歴史的な」会談のあとでも、日本国民の北朝鮮への怒りはおさまらなかった:非人道的な政権に人道援助を与えるなど論外だ。

いまだ北朝鮮に捕らわれている被害者の運命に対する感情はこの列島から消えない。そして、拉致事件の解決がない限り北朝鮮との国交正常化もないと日本政府が断言したため、事態は膠着状態になっている。日本は今厳しい袋小路におちいっている。北朝鮮にフランス女性が拉致されていると明らかになったことは、日本政府にとって極めて好ましい。日本政府はフランス外務省がこの問題に関心を持つことを望んでいる。ニコラ・サルコジ大統領は日本では人質問題における熟達で知られるが、昇る太陽の帝国を7月に訪問することになっている。



ほう、サルコジ大統領って、人質事件で成果を上げているのですね。

仏大統領:コロンビアの人質事件に介入 外交でも「腕力」

乗っ取られた仏豪華帆船の人質解放、サルコジ大統領が発表

サルコジ大統領,そしてリビア---ブルガリア人人質解放劇の裏側 


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テーマ:北朝鮮問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2008/04/26(土) 15:50:55|
  2. 日本社会
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