日本の評判

世界は日本をどう見ているか。 英語と中国語のメディアから日本に関する記事をとりあげ、考えます。

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最先端都市東京

対で発行されている英字新聞「ネーション」が、別刷りの「エクスプロア」の1面で「東京の舞台裏」という特集を組んでいます。元記事は「デイリーヨミウリ」。


皇居の濠の白鳥、ライトアップされた夜の東京タワー、四つに組む相撲力士、数百円あればなじみのある東京の風景の絵葉書が買える。しかし、東京に来る普通の旅行者が見逃してしまうような最先端の細部に焦点を合わせようとすれば、もう少し金をはずんで、専門のガイドを雇わなければならない。

Loic Bizel はそのようなガイドだ。かれは、東京の次の大きなトレンドを見極ようとするファッションの業界人を手助けする。
Stephan de Roeck は建築とデザインの分野で同様のサービスを提供する。
Anne Geismann Alene は美術関係のグループを案内する。
Charles Spreckley と Nicole Fall は贅沢な人のために注文に応じる。

「日本はファッションのための大きな実験室のようなものです。」と渋谷のカフェで Bizel は言った。「東京で新しいトレンドを見つけようとして、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアからたくさんの人が来ます。いくつか見本を買い、それと同じものをつくって自分たちの国で売ろうとします。」

「20年前は日本人が同じことをしていたのだからおかしなものです。-ニューヨークやパリに行って何でもかんでも写真にとって、日本に帰ってそれを日本式でやるという。」

「日本のファッションは半年から一年西洋の先を行っています。」と Bizel は言った。かれが東京ファッションツアーのビジネスをはじめてから7年になる。

彼のウェブサイトによれば、一日のガイドサービスは平均で9万7千円だ。ファッションの未来を垣間見るためのこのツアーは、一般の観光旅行客向けではない。

「私のツアーはプロのためのものです。」
彼の顧客はティンバーランドやクイックシルバー、コーチなどの国際ブランドのデザイナーや、ノードストロムギャラリーラファイエットのような百貨店のバイヤーだ。

「ここでは誰もが人と違うものを着たがります、人生の大半を制服を着てすごすので。」
Bizel が言うのは特に15歳から25歳の女性だ。地味な制服を脱ぎ捨てた彼女たちは、「ママチャリにまたがった野暮ったい主婦」になる前のこの瞬間だけ自分が輝いていると感じる。

カフェの前を連れ立って歩く金髪に髪を染めた渋谷の少女をあごで指しながら Bizel は言う、「彼女たちが流行を追うときはとことんまで行くので、ときにはとてもユニークになります。アメリカやヨーロッパではとてもそこまでできません。あまりに行き過ぎると、売るのが難しくなります...だから(ここで)新しい流行ができるのです。

流行はすぐに変わる。今日のトップブランドは半年後にはゴミになる。 Bizel は、自分はずっとここにいるので、風がどちらに吹いているかをクライアントに教えることができるのだと言う。

「誰もが109に行きます。」と彼は言う。多数の店が集まった「ファッションビル」のことだ。「しかし109の中では、私の仕事は『この店は落ち目なので入りません。こことここに行きましょう』とクライアントに言うことです。」

Bizel はそのファッションツアーで物理的に多くのところを回るが、それを月に15回ほどやる。7年前にはじめたときは三四回だった。


「私の専門はインテリア建築です。現代建築と東京におけるデザインの状況について広い知識があります。」と Roeck は言う。そこから彼の「東京デザインコネクションツアー」のねらいがわかる。

Roeck がガイドビジネスを始めたのは2006年11月。彼は東京に1年半住んでいるが、15年前から日本には何度も来ている。

彼はロンドンメトロポリタン大学で学び、長年インテリア建築の会社を経営したあと、オーストラリアに移ってイタリアのデザイン会社の代表を務めたと言う。

彼のツアーの大まかな料金は、4時間4万円から1日の「マラソン」10万円まで。



Roeck は、ヨーロッパの車の内装をデザインをする会社から一風変わった注文を受けたことがある。その会社の主任デザイナーは、1年に一二回東京に来て、インテリアに使われる皮革や皮革のようなものを見て、日本の消費者が手触りや仕上がりについてどんな感覚をもっているか知りたがる。たとえば、日本人は皮革の仕上がりや縫い合わせに対してもつ好みはヨーロッパ人とは少し違う。

建物のインテリアの流行から、数年先の車のインテリアの流行を見通せることが多いと彼は言う。

休暇で日本に来て東京の都市再開発の状況を見ていく建築家もいる。あるいは新幹線や地下鉄の新駅のようなインフラを見る。

東京の住人でさえも行きたがる新しいビルはと聞かれれば、彼は六本木地下鉄駅近くの東京ミッドタウンの安藤忠雄の2121デザインサイトをすすめる。

それはほとんどが地下にあって、見かけよりもずっと大きい。それは地面の下にありながら自然光をうまく取り入れていると彼は言う。

東京には面白いものがたくさんあるのに見逃している人が多いと彼は言う。…「次から次へと新しいものができるのでついていくのがたいへんだ。週に一回はチェックしなければならない。」

(中略)

(Spreckley は言う) 「私は東京が好きです。世界で一番クールなところだと思います。東京に住めるのは一種の特権です。いつも道を歩きながら考えています。『ここに住めるなんて、自分は世界で一番ラッキーな人間だ。とても面白い。それから、人を連れて東京を案内できるなんてほんとに素敵だ。』



東京が流行の最先端だなんて、知らなかったなあ。
じゃあ、そろそろニューヨークあたりでこうゆうのが流行りだすかな。

yamamba.jpg



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テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2007/06/30(土) 02:15:42|
  2. 日本社会
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「日本人の獣性を許せない!」

前回の上海の女子大生の文章に対する反論です。


私はこの上海の小姐を知っている。君が上海の人かそれともほかの地方の人かはどうでもよい。これから私が話すことは君はたぶん読まないだろう。君が読まないから話さないということはない。私は自分のために、すべての中国の愛国同胞のために発言する。だから君は自分がたいしたものだと思わないように。君は普通の大学生に過ぎない。私は大学を卒業してからだいぶ経つ。それに社会と生活上の経験を積んできた。基本的に君の導師に当たるとい言ってよい。だからこれからは何かにつけ「私は大学生」とどうか言わないで欲しい。人に笑われるぞ。私の周りには就職できない大学生がたくさんいる。

君の発言を読んで、君の言っていることの基本的な観点を分析した: 中国人の素質は低い、日本人に見下されている。君は強者が好きだ。だから君は日本人と結婚したい。それで間違いないだろう?

まず中国人の素質の問題。

解放前の風雪については言わないことにする。しかし解放後、中国は四害(ハエ、カ、ネズミ、スズメ)を撲滅し、人民の主人公精神が遺憾なく発揮され、人々はみな生産に努力し、国家のため民族のため、人民の道徳水準は空前の高さに達した。それは夜でも戸を閉めないくらいで、これは相当に強い自覚を必要とする。このように全国の朝野が心をひとつにしている程度は、日本の武士道精神にも劣らないと思う!

しかし文革という災難が中国人民に巨大な損害をもたらした。それは中国の経済を破壊しただけではない、中国人民の文化素質と道徳素質を破壊した。現代中国の道徳水準の本当の出発点は文革以後で、1976年に改めて精神文明建設を始めた。だから、中国経済の本当の発展は1976年から始まったと言うべきだ。27年という短い間に中国人民の素質は高められた。

これから日本の社会現象を見てみよう。

日本降伏後、アメリカの援助の下、日本経済は急速に発展した。日本人民は勤勉に働く。日本は賞賛すべきところが多い。しかし、ひとつ良い点があるからといって百の醜い点を覆い隠すことはできない。

日本はなぜ敗戦後飛躍的に発展できたか? 日本の経済学者はかつて言った: 日本は中国に感謝しなければならない。中国政府が日本の戦争賠償を自ら放棄したからだ。この金は日本経済の発展に巨大な作用をもたらした。なんという寛大な度量だろう。これにはたいへんな勇気を要する! 毛沢東がこのような決定をしたのは何のためか? ただ中日の歴史尊重、平和共存のため、両国人民が幸福に生活できるようにだ。然るに日本は中国にどのように対応したか? この世界に理由のない愛はなく、理由のない恨みもない。

私は子供のとき少しも日本を恨まなかった。反対に、日本の一休さんや花仙子(花の子ルンルン)などのアニメが大好きで、日本の「刑事犬カール」や「血凝(赤い疑惑)」などのドラマが大好きで、高倉健も大好きだった。しかし、成長してからなぜ日本に対して骨の髄からの恨みを持つようになったか? これは中国政府の宣伝の結果ではない。なぜなら、中国政府は一方的に中日友好を宣伝してきたからだ。中国でトラブルが起きたときに日本人が受ける便宜は中国人よりもよい。特権階級と言ってもいいくらいだ。政府がこのように宣伝しているのに、中国の民衆が持つ日本に対する敵意を取り除けない、なぜだろうか。

日本が我々に対して何をしたか見せてあげよう: 日本の中国侵略のことは言わない。 我々は日本が中国人の首をどうやって切り落としたかわかっている。首が落ちる瞬間、鮮血が頚動脈からほとばしり、顔はまだ懸命にもがき、何とか呼吸をしようと口を大きく開いている。しかしそれも徒労だ。このような野獣に対して、中国人民は徳をもって怨みに報いた。

しかし日本はと言えば、再三にわたって教科書を改竄し、大虐殺を否定し、侵略を否定した。これはいわば父親を殺して思い切り死体を蹂躙してから、「人は殺してない、彼は馬鹿だ、くたばればいい、かれは役立たずだ、くたばればいい。」と言うようなものだ。こんなことは君も我慢できないだろう?私も耐えられない。なぜなら、私は立場を入れ替えて考える必要があるからだ。君はやったことがあるかな? このような考え方は、人がことをなす前にする基本的な思考だ。

ドイツも日本と同じでかつては軍国主義で、ユダヤ人を虐殺した。しかし今のユダヤ人に尋ねてみるがいい、どれほどの人がドイツ人を恨んでいるかと。尋ねたことがあるかい? 私は尋ねた、ドイツ人は恨まないがドイツのファシストを恨むと彼は言った。ドイツは公明正大でおおらかな民族だ。「ひざまずくドイツ人はつっ立っている日本人よりもさらに高い。」--この言葉は理由のないことではない。

ドイツ政府の歴代の総理はみな第二次大戦の被害者に鄭重に謝罪し、被害者の記念碑の前で悔恨の涙を流した。それは個人を代表しているに過ぎないと君が言うのはわかっている。私の回答は―ーちがう! なぜか? 総理という地位にいる個人は、人民の支持がなければ、総理になる機会がない。だから彼の懺悔は全ドイツ人の懺悔を代表する。もしドイツ国民が第二次大戦に慙愧を感じなければ」、ドイツ総理は謝罪のあと数え切れないほどの罵倒を受けると思う。しかしドイツ国民は罵倒したか? していない。

同じように、日本首相が何度も参拝できるのは、国民の支持があるからだ。もし一部分の人の支持しか受けていないのなら、日本首相は絶対にこのようなことはできない。だから、現在の日本は国の朝野を挙げて侵略と戦争と虐殺の歴史を認めることに反対していると言える。たずねよう、最も基本的な歴史さえ認めない民族に、重んずべき信用があるかね? それでも優秀な民族かね?

日本人は信用を重んじると君が言うだろうことはわかる。それは日本経済の発展から見て取れる。もし日本が信用を重んじなければ、客の信任を得ることができない。そうだ! これが鍵だ。日本は戦後大きく経済発展した。信用を重んじるのは商業取引の基本原則で、その目的は客から注文を取るため、利潤を得るためだ。

しかし、この基本目的がないところでは、日本人はどうだろうか。君にひとつの現実を教えてあげよう。日本の地下鉄は距離に応じて料金が決まる。しかし出口では切符を検査しない。だから往々にして一駅分の切符を買って三駅かそれ以上乗る人が多い。これは誠実だといえるかね? 君は教育があるから基本的な判断能力はあると思う。

中国の三峡ダム工事で、日本企業は中国に500トンの高級鋼を売った。抜き取り検査をしたところ、なんと全部不合格になった。もしこのような材料を三峡ダム工事に使ったら、重大な結果を招く可能性がある。それでわからなければ例を挙げよう: 町の真ん中で水泳をすることになるぞ。《ダムが決壊して洪水になるので=訳者注》

中国側が返品しようとしたら、日本はなんと中国の検査技術が科学的、緻密でないと言った。たとえそうだとしても、科学的、緻密でない検査になぜ合格できないのか、何の資格があって中国側にああだこうだと言えるのか?事実は、その後の日本側の検査でも結果は中国側と同じで、最後には返品に応じた。

日本が中国に売る製品は三流品ばかりだ。中国と技術協力をするのも時代遅れの技術ばかり。これはでまかせではない。ヨーロッパ先進国に行ったことのある人はみな知っている。 中国で売っている日本の最新型MDなどの製品は、ヨーロッパではすでに淘汰されたもので、日本でもあまり見かけない。そんな製品が中国では最新のもので、しかも値段が高い。これは典型的な商業上の差別だ。商業でさえこのように誠実さを重んじることができない不公正な国家と民族に、それでも好感を持つのだろうか?

この先まだまだ続くのですが、長すぎるので、途中をとばして最後のところから。

私は中国政府に腐敗があること、中国の社会制度が不完全であることは認める。しかし中国政府は少なくとも、君に腹いっぱい食わせて、ここで日本が好きだと言えるようにしている。

君は中国を軽蔑し、中国政府を軽蔑し、全中国人を軽蔑している。しかし少なくとも覚えておけ、君が出会った人はみな君が華人《広い意味での中国人》だと言うだろう。君の体を流れているのは炎帝と黄帝の血だ。君がこのように炎黄の子孫を軽蔑するのなら、祖先の血をもちながら祖先を罵るようなことをするな! 

中国にいる日本人が楽しそうに何を話しているか知っているか? 中国女性が如何に気持ちがいいか、如何に中国女性を蹂躙するかだ。これは、中国が第二次大戦中に同胞を陵辱殺害されたことを私に想起させる。

憤怒せよ! 血の通った中国人ならみな日本人の獣性を許せないはずだ。---そして、君は日本人が次に征服してから捨て去るおもちゃに過ぎない。

私は君のために悲しむことをしない。ただ君を憎悪する。君は中国人ではないからだ。

みなさん、もし私の言っていることに道理があると考えるなら、この文章を広く転載してください。ありがとう。


ツッコミどころ満載で、論理の破綻を指摘していけばきりがないほどですが、いまは感想をひとこと述べるだけにしておきます。

この、いかにも中国人らしい文章を読んで最初に思い浮かんだのはやっぱり これ です。

この人は日本に行ったことがあると書いていますが、それが嘘であることは地下鉄の切符の話でわかります。

この文章は多くの中国人の共感を呼んだらしく、本人の希望通りに、何十というブログに転載されています。そのほとんどは文章を丸ごとコピペしたもので、それ以外は感想ひとつ加えられていません。ここでリンクしたのもそのようなブログのひとつであったようです。

すでにある何十というブログとまったく同じものを載せることにどういう意味があると彼らは考えているんでしょうか。彼らの剽窃癖は日本人の理解を超えたものであるようです。


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  1. 2007/06/26(火) 17:56:17|
  2. 中国
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日本人との結婚を夢見る中国女性

びっくりしたなもう。


中国のブログにある女子大生の文章が引用されています。


私は上海の女子大生です。ここに来たばかりです。

私は本当に理解できません。いったい日本人はあなたたちに何をしたんですか?それほど恨まれるようなことをしたんですか? 私は今わかりました、あなたたちは嫉妬しているんです! あなたたちのいわゆる「愛国者」という汚らしい面構えから見て取れます、あなたたちは本当は日本人にかなわないということがわかっているんです。特に、男として、あなたたち中国の男は自分で自分が哀れで耐えられないんです。

私は子供のときから日本が好きでした。日本人が好きでした。私の一番大きな夢は日本の男と結婚することです。周りの友達もそう思っている人が多いです。

「正人君子」が正義を振りかざして、私たちが「尊厳がない」と責めたてるのはわかっています。だけど女として、私たちは永遠に夫として強者を選ぶことしかできません。

あなたたち中国の男は強者といえますか?あなたたちは人口が日本の十倍で、占有する資源と領土も日本の何倍あるかわからないほどなのに、一人当たりが生み出す富は日本の男の百分の一ありますか?資質は日本の男の百分の一ほども高いですか? 
答えは: ノー

中国の男として、あなたたちは地理的には絶対的に有利なのに、戦争をしても日本に勝てず、経済でも日本にかなわず、体型でも科学技術でも文学でも教育でも…… あなたたちが日本よりも強いものは何ですか? あなたたち中国の男は自分が恥ずかしくないんですか? どの面さげて中国の女を責めるんですか?

あなたたちは自分で責任を果たさずに、先祖が馬鹿だと言う。阿拉に対してあれこれ言って責任を押し付ける。中国の女としては恥ずかしくて日本の男と結婚したくなります。私は強者を選ばざるを得ません。

あなたたちいわゆる「愛国者」はネットで人を罵る以外に能がないんです。あなたたちのうち、国家をうまくやっていけて、日本の女を中国の男と結婚したくてしょうがなくさせるような人が誰かいますか? 日本の女優に中国の軍旗を着させるような人が誰かいますか? あなたたちにそんな力はありません! あなたたちは無能なんです!

あなたたちは年がら年中日本に謝罪しろと叫ぶ、この世界に強者が弱者に謝罪するなんて道理がありますか? なぜ日本人は韓国人には謝罪をして中国にはしないんですか? それは中国の男は韓国の男にさえ劣るからです。私たち女はあなたたちにそれ以上の何を期待できるんですか?!

これが私の言いたいことです。少なからぬ人が私を罵りに来るのはわかっています。だけどかまいません。私はあなたたちのことを見抜いているからです。


なんだか出来すぎのような気がして、誰かの成りすましかとも思えるんですが、ブログ主はこの女性を知っていると言うので、まあ信用しましょう。
日本が韓国に謝って中国には謝ってないというのも事実誤認ですが、それもおいておきましょう。


33f933fee272e53b1fgunki.jpg「日本の女優に中国の軍旗を着させるような人が誰かいますか?」と言うときに彼女の念頭にあるのは、中国の女優が日本の旭日旗のように見える柄の服を着て問題になったことです。
この後彼女は舞台で暴漢に教われました。

(クリックで拡大しません)

http://homepage3.nifty.com/asiastar/index/060125_asahidayflag.html


この女性の言い分は、まあ言ってみれば、対象が西洋人と日本人という違いはあるものの、次のような中国男の声に対する彼女なりの答えと言ってもいいのではないでしょうか。

中国の反日を英国人が評す
中国の「ゴロツキ外人追い出し大行動

いやはや、中国人というのは、男が男なら女も女ですねえ。

日本人と結婚するのが夢だと言う中国女性がいるのは、日本の男としては悪い気はしません。が、強いものに引かれる女心を見せ付けられるのは、日本人のうちの弱者の部類に入る当方としては複雑な気分ではあります。

最初に「びっくりした」と書いたのは、ひとつには彼女が提示してくれたものの捉え方です。つまり、ひとつの民族や国民の資質なり何なりを語るときは誰でも、男と女をひっくるめて考えるものだと思っていたのですが、彼女の場合は違う。

彼女は、自分が馬鹿にしているような劣った素質は中国の男性に属することであって、自分たち女性はそれとは無関係の存在だと考えています。ほーう、そういう捉え方もあったのかとへんな関心をしてしまいました。なんだか身勝手のような気がしますが、所詮社会を動かしているのは男であって女ではないという達観のようにも見えます。

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テーマ:中国 - ジャンル:海外情報

  1. 2007/06/22(金) 16:03:23|
  2. 中国
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慰安婦広告歪曲報道

これはひどい。

シドニー・モーニング・ヘラルドというオーストラリアの新聞に載った記事です。


日本による否定が「慰安婦」を怒らせる

第二次大戦中に強制的に性奴隷にさせられたオーストラリア人女性は、戦時中の残虐行為を否定する日本政府の広告に怒りにうち震えていると語る。

アデレード在住のジャン・ラフ・オハーンは、ワシントンポストにその広告が載ってから、日本政府への一切の敬意を失ったと語る。

日本の国会議員44人が署名したその広告は、第二次大戦中に売春宿に押し込まれた20万人の「慰安婦」について「アメリカの人々とともに真実を」追究する。

「歴史家や研究機関が調べても、女性たちが日本軍によって意思に反して売春婦にさせられたことをはっきりと証明できるいかなる歴史文書も発見されていない。」と、目立つ活字で「事実」と題された広告は言う。

ラフ・オハーンさんは、その広告には心底驚いたと語る。

「日本政府に対する私の評価は完全に底をつきました。」

「心底驚きました。怒りで打ち震えています。」

「まったく信じられません。何年もの間、これほど多くの証拠があって、まだこんなことができる。」

この、84歳のアデレードの女性は、2月にアメリカのワシントンに行って、「慰安婦」の人権保護についての公聴会で証言した。

「私自身がワシントンに行きました。それが本当でないなら、この年になってそんなことをするでしょうか。-本当です。私たちは強制されました。」

「私たちが強制されていないと言うなら、どんな証拠が出せるんですか?
証拠などありません。私たちは強制されたのですから。」

「彼らは完全に気が狂っています。日本は歴史についての責任を認めようとしません。」

「慰安婦は決してあきらめません。私たちは日本政府が自らが犯した犯罪を認めて謝罪することを求めます。」

「私は彼らがなしたことについて許しはしましたが、しかし決して忘れることはできません。」

「私はトラックに押し込まれて連れ去られ、家族と引き裂かれました。売春宿に入れられて昼も夜も強姦されたのです。」

ロビーグループ Friends of Comfort Women in Australia もその広告には怒りを覚えている。

「生存者の数多くの証言から、『慰安婦』システムが軍の性奴隷制度だったことがわかる。慰安婦は給与の支払いを一切受けなかった。」とAAPへの声明でグループは述べた。

「日本軍に組み込まれたイアンフ (comfort women) は、一般に報道されているような『性奴隷』ではなかった」と広告は述べる。

「彼らは認可された売春システムの下で働いていた。それは当時の世界ではありふれたことだった。」と述べ、多くの女性の収入は将校や、将軍さえも上回ったと付け加える。

日本の安倍晋三首相は三月に、第二次大戦中帝国軍がアジアのいたるところで何千何万の「慰安婦」を売春宿に強制的に入れたという証拠はないと述べて論争を巻き起こした。

安倍はその後、1933年の女性たちに対する画期的な謝罪を継承すると強調し、4月下旬の訪米で、女性たちに対する深い同情を表明した。


周知のように、ワシントンポストに広告を出したのは日本政府ではなく、安倍首相と直接の関係はありません。
日本の議員は、たとえば中国の「人民代表」のような何の権限もない共産党政府のお飾りではありません。
行政府と立法府の一員である国会議員の違いをよく理解しているはずのオーストラリアのような民主主義国の報道機関が、このような初歩的な誤解をするとはまったくもって驚きです。

もっと驚いたのは、この記事が、広告の文面を読めばすぐにばれるようなお粗末な歪曲報道をしていることです。

ラフ・オハーンさんは当時蘭領インドにいた元オランダ人です。
彼女たちの事件(いわゆる白馬事件)が特殊なケースであったこと、責任者がすでに処罰されていることは広告で述べられています


FACT3
確かに、規律の乱れはあった。たとえば蘭領東インド(現インドネシア)のスマランでは、ある部隊が若いオランダ人女性の一団を狩り集めて「慰安所」で働かせた。しかし、この事件が明らかになったときに、その慰安所は軍による命令で閉鎖され、責任者の将校は処罰された。これにかかわった者たちは後にオランダの裁判所で裁かれ、死刑を含む重刑に処せられた。


広告が「認可された売春システムの下で働いていた」というのは朝鮮人などのほかの一般の慰安婦のことであって、ラフ・オハーンさんらのケースは例外だったと言っているわけです。

この記事は、広告についてラフ・オハーンさんに取材をしながら、彼女に関連する、肝心の「FACT3」について何も触れていません。
そして白馬事件を一般化して戦時中の慰安婦がすべて「性奴隷」であったと強弁し、この広告(つまり日本政府)がオハーンさんの証言をを否定して嘘をついているかのような印象を与えようとしています。

この記事を書いたのは AAP (Australian Associated Press )というオーストラリアの通信社です。この記者はラフ・オハーンさんに不十分な間違った情報を吹き込んで、自分が望む反応を引き出したのではないでしょうか。84歳のオハーンさんは自分では情報収集能力を持たず、記者の話を盲目的に信じて、このように怒り狂ったのではないでしょうか。なんだか哀れに見えてきますね。

もっとも、この記事を見てもわかるように、白馬事件を一般化して慰安婦を「日本軍兵士によって繰り返し強姦された女性囚人」と形容するのは以前から行われていたことで、彼女もすべてを承知なのかもしれませんが。


関連ブログ:
従軍慰安婦問題を考える ジャン・ラフ・オハーン
インドネシアで従軍慰安婦、性奴隷だったという女性の話


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  1. 2007/06/18(月) 03:44:29|
  2. 中国
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反捕鯨の尻馬に乗る人々

ソウルの日本大使館前で行われた韓国「環境運動連合」による日本の捕鯨に反対するパフォーマンスです。

反捕鯨パフォーマンス



こういうのを見ると、思い出すのはやはりこれですねえ。

厳選!韓国情報
ソウルで行われた抗議デモの中で、生きた豚を四方から引き裂いて虐殺するパフォーマンスが行われる
より (いつもお世話になります。)

自分の頭の蝿を追えって感じですね。


japwhaling.jpg彼らは日本を攻撃するために反捕鯨を利用しているだけじゃないかとも思えるんですが、その意味でもっとひどいのがこれ。

日本に対する憎悪を煽り立てるような合成画像を掲げたこの英語のサイトの表紙には、「日本の恥 日本の捕鯨」「信じられないほどの残虐さ」などの言葉が並んでいます。
しかし、中身の方は、ウィキペディアやシーシェパードなど、ほかの組織のサイトへのリンクだけで自前のコンテンツが何もありません。
そして下のほうには、ナンキンだの731部隊だの日中戦争関係のサイトへのリンクが並んでいます。
それも、「記念抗日受難同胞連合会」などの中国語のサイトや、中共の息がかかっていることで有名なAPTSJW(抗日戦争史実維護会)などのサイトです。

やはりここの管理人は鯨への愛よりも日本人への憎悪が勝る中国人のようです。


では、あちらの一般の人は捕鯨に対してどう思っているのか?
BBCが「捕鯨は許されるべきか」というアンケートをとっているのですが、意外な結果が出ています。
(設問がいささか傲慢なような気もしますが。)

イエスが66.91%で、ノーが33.08%。

反捕鯨の先頭に立っているのが米英豪などの英語圏の国で、BBCの読者もやはりイギリスを中心とした英語圏が多いと思うので、イエスとノーが逆の結果が出ると思いましたが。捕鯨に強硬に反対しているのは一部の跳ね上がり者だけだということなんでしょうかねえ。
(インド人あたりが大量に投票しているのかもしれませんが、インド人がみな捕鯨賛成派だとも限らないだろうし。)

もっとも、たけときさんのところで紹介されていたようなCMがあるところを見ると、オーストラリアには反捕鯨派の人がかなりの数いることも事実のようです。

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  1. 2007/06/15(金) 08:30:13|
  2. 捕鯨問題
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鯨とインディアン

AFP通信日本語版ニュースです。


豪環境相、商業捕鯨めぐる日本政府の対応は「子どもじみたかんしゃく」

【6月3日 AFP】オーストラリア政府が3日、商業捕鯨の一時禁止(モラトリアム)を支持する内容の決議を採択して前週閉幕した国際捕鯨委員会(IWC)の決定に対する日本政府の対応が「子どもじみたかんしゃく」のようだとして非難した。

 米・アラスカ(Alaska)州で開催されたIWCの総会について、マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)環境相は「日本にとって非常に好ましくない結果に終わった」と語る。

 同総会で日本政府は、20年にわたり継続している商業捕鯨の一時禁止(モラトリアム)の撤廃を訴えたが、これがかなわず、現在77か国が加盟しているIWCからの脱退や新機関設立を警告していた。

 オーストラリア放送協会(Australian Broadcasting Corporation、ABC)の取材に対し、ターンブル環境相は「『子どもじみたかんしゃく』は最終的に日本政府に良い結果をもたらさないだろう。日本政府は落ち着いてIWCでの失敗を振り返り、自身に対して『国際社会の意見を無視できるか』と問いかけるべき」と述べた。

 同環境相はまた、捕鯨をめぐる日本政府との交渉の在り方について、次のように語る。「日本にとって捕鯨は、国家主義的な問題だ。そのため、この問題をめぐる日本政府との交渉は友好的かつ率直で、建設的に行わなければならない。脅迫すれば、日本政府は自身の意見に固執してしまう」

「日本政府の対応を『子どもじみたかんしゃく』と呼ぶことは『建設的な交渉』からは程遠い」との指摘を受けたターンブル環境相は、この見解を否定。「日本政府を非難しているわけではない。母親というのは、子供がかんしゃくを起こせばそれがかんしゃくだと認識するものだ。会議の終了時に立ち上がり『脱退する』と警告するのは、どう考えてもかんしゃくだ」と述べた。

 オーストラリアは、商業捕鯨再開反対国の代表格で、日本の調査捕鯨についても厳しく非難している。調査捕鯨では毎年大量のクジラが捕獲されており、今年は、南極海からオーストラリア沿岸を通過して熱帯太平洋上の繁殖地に移動するザトウクジラ50頭を捕獲することが計画されている。だが、観光客をボートで連れ出し、東海岸沖でザトウクジラの見学をさせる「ホエールウォッチング」が巨大産業となっているオーストラリア国内では、同計画に対する非難が噴出している。(c)AFP


豪環境相、日本の調査捕鯨を非難

【5月29日 AFP】オーストラリア(Australia)政府は29日、日本が南極海で実施を予定している調査捕鯨を「不必要な挑発行為」だとして非難した。日本はザトウクジラ50頭を捕獲する調査捕鯨を計画中だ。

 繁殖のために南洋(Southern Ocean)から温暖なオーストラリア沿岸を目指して移動するザトウクジラは、拡大する同国のホエールウォッチング産業にとって最も重要な存在だ。マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)環境相は「ザトウクジラをめぐる問題が、オーストラリア国内での日本に対する印象に影響するということを日本は理解すべき」と語る。

 同環境相は、国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)の年次総会が開催されている米アラスカ(Alaska)州でオーストラリア放送協会(ABC)ラジオの取材に応じ、「日本の調査捕鯨計画は、オーストラリア国民が日本に対して抱いている友情を損なうものだ」と述べた。


ターンブル環境相は自分の馬鹿な発言が日本人のオーストラリアに対する感情に影響する可能性があるということは理解できていないようです。それとも、日本にとってオーストラリア国内の対日感情は重要だが、その逆はないと言いたいのでしょうか。

捕鯨反対論者の主な論点は、昔は鯨が絶滅の危機に瀕しているということだったのですが、最近は、少なくともニュースなどでは、そのような主張をあまり見かけなくなりました。かわりに彼らが叫ぶのは、「愛らしい」「心優しい」「崇高な生物」などという、およそ客観的な根拠とはかけ離れた極めて情緒的な主張です。

関連記事:慰安婦批判と反捕鯨のつながり

そして、人々の感情に訴えかける手段として彼らが多用するのがこのような写真です。

動物の屠殺を写真にとれば、大なり小なり残酷に見えるものでしょうから、ニュースでこのような写真を掲載すること自体が意図的なものを感じます。もっとも、屠殺場面の残酷さを見世物にする闘牛を見ても興奮以外の何も感じないらしいのですから、彼らの判断の基準がどこにあるのかわからなくなるのですが。


magurozankoku.jpgフテキセツなブログでこんな写真を見ました。

中国の掲示板に掲載されたもので、血に染まった海でマグロか何かの魚を殺している西洋人が写っています。「ガイジンもこのように残忍だとは思いもよらなかった。」「魚がもし言葉がしゃべれたら、きっと呪いの言葉を吐いただろう。」などと中国人が書いています。

しかし、捕鯨反対をヒステリックに訴える欧米豪の「環境保護」運動家がこのような写真を見ても心を動かされることはないでしょう。彼らがマグロ漁禁止のために行動することはありません。

なぜか、それはマグロは鯨のような「愛らしい」「心優しい」「崇高な生物」ではないからです。

欧米人が、「殺してもいい生き物」「殺してはいけない生き物」という自分たちにしか通用しない主観的な基準を設けて異民族に強要するのはこれが初めてではありません。

アメリカやオーストラリアでは、イギリス系を中心とする移民とその子孫が先住民を虐殺しましたが、その理由とされたのが、「キリスト教徒でない」「文明人でない」など、彼らが自らの価値観に基づいて設けた基準です。しかし、その基準も先住民の土地を奪い取るための口実でしかありませんでした。「文明人」であっても彼らの排除の対象であることから逃れることはできなかったのですから。彼らの行動の真の動因は排他的な利害意識に他ならなかったのです。

関連サイト:
オーストラリアのアボリジニー文化
インディアンと呼ばれた人びとの苦難・抵抗・希望より引用
そして名前だけが残った―チェロキー・インディアン 涙の旅路


鎖国日本に開国を求めたペリーの目的が捕鯨船の基地の獲得だったように、小説「白鯨」で描かれたように、アメリカ人はかつて鯨を乱獲していました。オーストラリアでもつい25年前まで捕鯨が行われていたそうです。

では、彼らはなぜ鯨を獲ることを止めたのか。鯨が「愛らしい」生き物だからではありません。石油の普及で鯨油の必要がなくなったからです。
真の理由が自らの利害でしかないものを、あたかも人類すべてが尊重すべき普遍的な価値であるかのごとく装い、他人に押し付けるのが彼らのいつものやり方です。

それでも、調査捕鯨までも妨害する「環境保護」運動家たちを動かしているのは、少なくとも主観的には「鯨への愛」なんだろうと思っていたのですが、どうやらそれだけではなかったようで、やはり利害が絡んでいたようです。

『東海岸沖でザトウクジラの見学をさせる「ホエールウォッチング」が巨大産業となっているオーストラリア国内では、同計画に対する非難が噴出している。』


最後に付け加えておくと、IWC総会に参加した日本の官僚が、「捕鯨は日本の伝統文化だ」と主張しているようですが、これはやめた方がいいでしょう。人食い人種にとって人食いは伝統文化です。しかし伝統だろうが文化だろうが悪いことは悪いのです。その種の論理にもならないただの言い訳が、捕鯨反対派に付け入る隙を与えているのです。実際、アメリカ人の批判を読んだことがありますが、その種の言い訳をする日本の官僚への嫌悪こそが、彼を反捕鯨に駆り立てているという印象さえ受けました。

やはり日本は「捕鯨を禁止すべき合理的な理由などどこにもない」、この一点でおし通すべきだと思います。

それは時代が移り、社会の価値観が変わっても変化のしようがないことなのです。アメリカの主流社会において、インディアンや黒人を人間扱いすべきではないというかつての常識が、(少なくともタテマエとしては)人間扱いすべきだという常識に取って代わられたのとは事情がまったく異なります。人間と鯨の間にある線引きは科学的に証明されうる絶対的なものであって、時代につれて変化するものではないのです。

鯨を食べてはいけないという主張が合理的な根拠を持つのは、人類がみなベジタリアンになったときだけです。彼らの価値観の押し付けに洗脳されてはなりません。


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  1. 2007/06/13(水) 09:55:24|
  2. 捕鯨問題
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せっせと土運び

韓国人の本音が表れたなかなか面白い漫画です。




この漫画家は、正攻法では韓国側に勝ち目がないことがよくわかっているようです。
だから不正な手段で既成事実をこつこつ積み上げるしかないと。

いま韓国がせっせとやっている歴史の捏造も、言ってみれば土運びですね。


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  1. 2007/06/10(日) 21:47:46|
  2. 韓国
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「妬みの海」 日本海呼称問題(5)

日本海呼称問題について外国人の反応を見てみましょう。
About.com Geography の掲示板で NaturalSchol という人の書き込みから。

(文中の太字は、原文では斜体字で強調された部分です。)


朝鮮人に対する日本の圧制の歴史についてはよくわかっている。だが、日本海という地名を変えようとするのは、遠慮なく言えば、ばかげている。

何よりもまず、政治的な要素をいれずに実際的に考えるべきだ。日本海は東シナ海から朝鮮海峡によってのみ隔てられている。もしこの変更が受け入れられれば、基本的には朝鮮海峡が東シナ海から東海を隔てていることになる。混乱を予想するのは私だけだろうか?

第二に、「東海」という呼称は、地名が備えるべきもっとも基本的な要素を欠いている。:それは場所について何も示していない。それは実質的には、世界のあらゆる場所でありうる(たぶん北極と南極を除いて)。

そう、同様の問題がある地名がいくつかあることは知っている。しかし、これらの地名は、広い世界について無知な田舎者によって大昔につけられたものだ。または、基本的に特定の地域だけにかかわる小さな地名だ。

しかし、日本海は世界の主要な海域のひとつで、「東海」という名前はそれに値しない。
(子供のときに、「北海」という地名が不思議でしかたがなかったことを思い出す。今日の我々がもし今の地名をすべて忘れて、世界の海の名前をつけなおさなければならなくなったら、「北海」などという地名は誰も!思いつかないだろう。)

これとは別に、多くの韓国人が「日本海」という地名に排他的国粋主義のにおいを感じているのではないかと思う。日本海は日本だけではなく韓国とロシアにも接しているのだから。しかしそれはほかの多くの地名、特に海の名前についても言える。

排他的国粋主義について言うなら、「東海」呼称に固執する韓国人は排他的国粋主義ではないのか?それなら日本人も「西海」呼称を主張する権利があるのではないか?
韓国人は "Korean Sea" で大方の合意を得られないのがわかっているから、次善の策として東海を選んだのではないか?彼らの側からしか意味をなさない名前を。
ナショナルジオグラフィックがどうしてこんなものを真に受けたのか誰か説明してくれないか。

もし韓国人が「日本海」という地名が本来的に不公正だと感じるなら、まずこの問題にきちんと対応することと、代わりの、中身のある地名を考えるべきだ。
もしこれが妬みの海の言い分なら、ひとつの解決法は、日本とつく地名から"Korean Sea"に変えて、南シナ海<東シナ海の間違い?=訳者注>につなげる海峡を「日本海峡」に変えることだ。


NaturalSchol さんは「朝鮮海」に変えればいいとおっしゃっていますが、アジアウォッチというブログの Grom さんはそんなことはすべきでないとおっしゃいます。かれは、中立的な名称として「青海」という呼称をハンギョレ新聞が主張している記事を引用して次のように書きます。


「日本海」でなければ何でもいい

この記事は一見もっともだが、実はそうではない。
「日本海」という呼称に異議を唱えているのは世界中で韓国だけだ。
その地名が国際的に広く使用されたのが日本の帝国主義より前だということははっきりと証明されており、日本の朝鮮植民地支配とは何の関係もない。
地名の変更を押し付けようという韓国のキャンペーンが、地図上に日本の名前を見たくないという嫌悪感から来ていることは明らかで、理性を持つ国なら、韓国人が日本人を嫌っているからといって地名の変更を押し付けられるべきではない。
この問題の受け入れ可能な唯一の解決策は、「日本海」という国際的に認められた地名の変更を強要する馬鹿げたキャンペーンを韓国人がやめることだ。


オクシデンタリズムというブログがこれを引用して書いています。


これがまさに要点をついている。
日本海についての地名「問題」は、韓国による日本バッシングに他ならない。
幸いにして、海外のほとんどの人は、これが馬鹿げたことだと見抜く良識を持っている。


「青海」を主張する人がいたり、ノムヒョンが「平和の海」がいいと言ったり、要するに韓国人は日本海でなければ何でもいいということですね。だから「妬みの海」と言われるんです。

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  1. 2007/06/07(木) 20:15:34|
  2. 日本外交
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嘘つき国家韓国 日本海呼称問題(4)

刺激的な表題をつけてしまいましたが、嘘つきと断じられてもしかたがないことを韓国政府がしていることをこれから述べましょう。


韓国外交通商省のウェブサイトの「ホットイシュー」・「HOT ISSUE」というところに、「東海名称」「EAST SEA」という項目があって、日本海を「東海」と呼称することの正当性を訴えています。

韓国語ページと英語ページだけで、日本語はないのですが、なぜかそこに韓国語版と英語版と並んで日本語版のビデオへのリンクが張られています。

日本海ではなく東海 : (08:20)

世界から消え去った名称、「東海」 : (02:19)

世界地図が変わっている : (08:19)


そこでなされている主張を要約してみます。

(1) 日本海と名称を一般的に使うようになったのは、1929年、海の名称を定める国際水路機関会議からである。それは日本の植民地支配下で決まったことで、当時韓国は代表を送って自らの見解を反映させることができなかった。

(2) 韓国は二千年前から「東海」という名称を使ってきた。

(3) 中国もこれまでの千五百年間日本海を「東海」と呼んだ。

(4) 日本人にも日本海を「朝鮮海」と表記している地図がある。

(5) 地名をめぐる紛争が起こった場合、当事国の間で合意が成立するまでは、二つの名前を併記すべきだと国連が勧告した。

(6) 3カ国以上によって囲まれた海を特定国家による地名で呼んでいるのは唯一日本海だけである。

(7) 「東海」が、地理的にも歴史的にも合理的で一般的でもある名称である。


まず(2)の  韓国は二千年前から「東海」という名称を使ってきた  から行きましょう。

朝鮮が二千年前から東海という名称を使ってきたといっても、それは自国の東側に広がる海というぐらいの意味でしかなく、日本海という海域全体を意識したものではありませんでした。当時はそれだけの地理的知識がなかったのですから。
同様の意味で、朝鮮人は南側の海を「南海」、西側の海を「西海」と呼んできました。
もし、韓国が日本海を「東海」と呼ぶように主張するなら、南シナ海を「南海」、黄海を「西海」と呼ぶように主張しなければなりませんが、韓国人はそれをしようとはしません。


(3)中国もこれまでの千五百年間これらの海域を「東海」と呼んだ。

toukai.higasisinakai.jpgこれは嘘です。この説が根拠としているのはこの種の地図でしょう。

これは、その時代には日本海が東シナ海とは別個の海であるという地理的知識がなかったということを無視した説です。中国人が使うこの「東海」も自国の東側に広がる海を漠然と指すものでしかありません。日本列島の位置、それに朝鮮半島との位置関係についての正確な認識もない時代に、中国人が日本海についての正確な呼称を使えるはずがないのです。

ですから、今日の地理的知識を持ってするなら、この場合の「東海」は東シナ海にあたります。


その証拠に、このビデオで「古代から中国で東海という名称が使われていた。」というナレーションにかぶせて示される「坤輿図」は、全体を大写しにするだけで、「東海」の文字が記されている部分を見せようとしないのです。韓国の古地図を見せるときは、「東海」の文字が読めるようにクローズアップして、丸印まで入れているのにです。


(4)日本人にも日本海を「朝鮮海」と表記している地図がある。日本人もこの海を「朝鮮海」と呼んでいた。

このビデオで示されている地図ではっきり読み取れるものは、いずれも朝鮮半島近辺の海に「朝鮮海」と表記されている地図で、日本海全体を指しているようにはとても見えません。
(なぜかうすぼんやりとしか文字が読み取れないものでは、日本海の真ん中に表記されているらしきものもあるのですが、はっきりはわかりません。なぜわかるように見せないのでしょうか。)
それに、最初に日本海という呼称が広く使われるようになったのは西洋諸国においてであって、日本はそれに倣ったのですよ。

なによりも、前回記事と同じことを繰り返すことになりますが、韓国が主張しているのは、「東海」呼称であって「朝鮮海」ではないのです。
日本人がこの海を「東海」と呼んだことはありません。当然です。日本海は日本の北側と西側にある海であって、東側ではないからです。(対馬を除く)
このビデオはこのまったく異なる二つの名称を「韓国とかかわりを持つ名称」という理由をつけて混同させようとしています。


ひとつとんで(6)。3カ国以上によって囲まれた海を特定国家による地名で呼んでいるのは唯一日本海だけである。

これも嘘です。インド洋などは数えるもの面倒なほど多くの国に囲まれています。
それにそれがたとえ本当だとしても、日本海呼称を否定する材料にはなりません。2カ国がよくてなぜ3カ国が悪いのか、合理的な説明がありません。


(7) 「東海」が、地理的にも歴史的にも合理的で一般的でもある名称である。

朝鮮にとっての東側の海である日本海は、日本にとって北側と西側、ロシアにとって大部分が南側の海です。韓国人にとっての「東海」でしかない海を国際的に東海と呼ぶことがどうして地理的に合理的なのでしょうか。それは朝鮮人の偏狭な自国中心主義を表した名称でしかありません。「一般的」などとは到底言えない代物なのです。
日本人がいちばん抵抗を感じているのもここだと思います。
このビデオで繰り返し強調されているのは「韓国人が二千年間使ってきた東海」ですが、自国でしか通用しない世界観の発現である名称は、自国だけで使っていればいいのです。


(1) 日本海と名称を一般的に使うようになったのは、1929年、海の名称を定める国際水路機関会議からである。それは日本の植民地支配下で決まったことで、当時韓国は代表を送って自らの見解を反映させることができなかった。

このビデオは、日本海から「東海」の文字が消えてが消えて「日本海」が現れる映像と、日本の軍人が万歳している映像を重ね合わせるという、悪辣な印象操作をしています。

『「東海」は日本の殖民主義によって世界地図から消えてしまった。』 とこのビデオは言います。これは前回取り上げた金新教授のサイトでも述べられており、これが韓国側主張のいわば核心です。

それははたして本当でしょうか。

日本外務省はこの問題について欧米の図書館で広範囲にわたる徹底的な調査を行いました。
その結果は同省のサイトの日本海呼称問題 というページで発表されています。そこにはグラフや表がいくつも載せられていますが、そこからわかるのは、18世紀までは確かに「朝鮮海」系、「東洋海」系の表記が多いものの、19世紀以降は「日本海」表記が圧倒的多数になっていることです。

そこから表をひとつだけ載せておきます。
この画像は厳選!韓国情報さんからお借りしました。

20070605105317.gif


もし万が一、日本外務省の調査結果が信用できないという方がいらっしゃるなら(このブログの読者は日本人だけではないわけだし)、www.raremaps.com という世界の古地図を集めたサイトに行ってみるといいでしょう。

そこの Maps of Asia に掲げられている多数の地図のうち、1812年の Conrad Malte-Brun 以降の地図で文字が判別できるものはすべて SEA OF JAPAN 、JAPAN SEA などの「日本海」系の名称でで表記されています。

Maps of Japan では1809年の Robert Wilkinson のもの以降、Maps of Korea では、1806年の John Cary のもの以降はすべて「日本海」です。
同じウィルキンソンでも、1799年の地図では GULF OF COREA ですから、19世紀初頭のヨーロッパで日本海に対する認識が大きく変わったことがうかがわれます。

このように見てくると、「日本の植民地支配によって世界地図から東海という名称が消えた」という韓国政府の主張は真っ赤な嘘であることがわかります。

例のビデオでは GULF OF COREA と表記している地図を示して、「これは1840年にロンドンで発行されたライザスのアジア全図である」と言っていました。
(同じビデオの英語版を見ると、「ライザス」のつづりが Lizars であることがわかります。)

ネット上ではその地図は発見できませんでしたが、1831年に発行された Lizars, Daniel の地図  はありました。 
(ポップアップブロックのある方は「ツール」を開いてロックをはずして地図をクリックすると拡大されたものが見られます。)
しかしこの地図で日本海として表記されているのは SEA OF JAPAN です。そして東シナ海のところに、

「TUNG-HAI  or EASTERN SEA 」と書かれています。

TUNG-HAI は「東海」の北京語読みです。

ここから、Daniel Lizars が日本海ではなく、現在東シナ海と呼ばれている海を「東海」と認識していたことがわかります。

ということで、「日本海呼称が世界で一般的に用いられるようになったのは日本の朝鮮植民地化以降」という韓国側主張の核心が完全にくずれ去ったわけです。そのことを踏まえてでしょう、例のサイトのQアンドAのコーナーで、
Q.2 西洋の古い地図は「日本海」をより頻繁に用いたというのは本当か? という質問を設けてそれに答えています。


世界中の古い地図を正確に調査することはきわめて困難な課題であるから、限られた研究の数から結論を引き出すのは適切ではない。しかし、広範囲にわたる研究を再検討した結果、16世紀から18世紀はじめまでは、 Korea に関係した名称がより頻繁に見いだされる。しかし、18世紀後半から19世紀はじめまでにヨーロッパ諸国で出版された地図は「日本海」をより多く使い始めた。


日本の外務省が実証的な調査を行い、精密にして詳細な結果を突きつけたので、韓国政府も嘘をつき通せなくなったということでしょう。
実際には「より多く」どころではなく圧倒的多数が「日本海」を使っているのですが、とにかく、しぶしぶながら事実を認めざるをえなくなったようです。
しかし、それに対する言い訳が振るっています。


日本はこの事実を、「日本海」という名称が19世紀はじめの時点で確立したと論じる根拠にしている。しかし、当時は特定の海域の標準的な名称を定める権威ある機関が存在しなかった。だから「日本海」という名称が国際的に確立したという日本の主張は意味がない。


権威ある機関の決定など必要ではありません。外務省の調査で示されたように、世界の地図の圧倒的多数が(リンクしたサイトに掲載されたすべての地図が!)「日本海」を使っているのですから、「確立した」というにはそれで十分すぎるほどなのです。

「詩人としての名声を確立した」というとき、その名声は権威ある機関によって決められたものでしょうか。そうとは限りません。大勢の人によって称えられれば、それを「名声を確立した」というのです。
ここで「確立した」と訳したのは、サイトの原文では was established ですが、韓国外交通商省のサイトのこの筆者は、この言葉を不必要なまでに狭義に解釈して、日本に難癖をつけています。こういうのを苦し紛れの屁理屈といいます。

この屁理屈のもっと根源的な矛盾を指摘しましょう。

例のビデオも、このサイトの文章も、「東海」呼称が国際的に承認されるべきだとする根拠として繰り返し述べているのが、「朝鮮人が二千年間使ってきた」ということです。しかし、この論理に従えば、それは権威あるによって機関によって決定された名称ではないので意味がありません。

ビデオで、日本人が作った地図にも「朝鮮海」と表記されていたと言っていましたが、当時は権威ある機関が存在していなかったので、それも意味がありません。

日本植民地主義が「日本海」呼称を強制するまでは「朝鮮にかかわりを持つ名称」が一般に使われていたという主張も意味がありません。
ここで、「意味がない」と訳したのは原文では not valid. です。 valid は辞書を引くと、「妥当な、正当な、根拠が確かな」とでています。

韓国政府はこれらの妥当ではない、正当ではない、不確かな根拠をもって、国際水路機関という「権威のある機関」が下した決定を覆そうというのです。

前回の金新教授もそうでしたが、韓国人というのその場その場の理屈を取り繕うことで、別のところで自分が主張している根幹のところを否定してしまうということをよくやります。


まだ続きがありました。


それゆえ、古地図において問題の海域に対してさまざまな呼称があるということは、ただひとつの正当な呼称など存在しないということである。


まだ言ってるよ、この人。
19世紀以降はほぼ「日本海」に統一されているんだって。


Q4. 「日本海」という名称は世界の地図でなぜ「東海」よりも広く使われているのか。

(略)
「日本海」のこの広範囲の使用は、19世紀後半のアジアの強国としての日本の影響力の高まりと深いかかわりがある。その時代に現代と同じような地図が多く作られた。

さらに言えば、国際水路機関が最初の「海と海洋の境界」を出版したとき、それが世界の海の名称と境界を定めるときに主に参考にされるのだが、朝鮮は日本の植民地で、「東海」呼称の正統性を訴える機会を奪われていた。これも「日本海」がすばやく国際的に確立された用語になった要因だ。


まだ嘘をついています。「日本海」呼称が一般的になったのは、19世紀初頭であって後半ではありません。ですから、「日本の影響力」のためではありません。
ましてや、「日本による植民地化」などとは何の関係もありません。

さきに訳した、Q2.のところでこの人も、『18世紀後半から19世紀はじめまでにヨーロッパ諸国で出版された地図は「日本海」をより多く使い始めた。』のが事実だと書いているのに、べつのところで相矛盾することを平気で書けるこの無神経さはどうでしょう。


かねがね考えてきたのですが、韓国人は「日本による被植民地化」を政治的に徹底的に利用しようとします。自国の理不尽な要求に正当化の衣をかぶせ、国際社会から同情を引き出すための格好の材料だと考えているようです。
ビデオで、「東海」の消滅と日本軍人の万歳をオーバーラップさせる手法はその典型的なものです。


さて、こうしてみると、最初にあげた韓国政府の主張のうち、嘘でもない、屁理屈でもないのは、4、の
「地名をめぐる紛争が起こった場合、当事国の間で合意が成立するまでは、二つの名前を併記すべきだと国連が勧告した。」
だけだということになります。

これについては日本外務省の反論がありますが、


地名について争いがある場合には、それぞれが主張する地名を併記することが公平であるとの誤った議論があるが、これについても、国連事務局は、併記することは従来の国連の慣行を破ることであり中立ではなくなる、むしろ中立・公平であろうとすれば、従来の慣行を維持することであると説明の上、従来からの慣行である「日本海」単独呼称を維持する方針を明確にしている。


もっと根本的な欠陥がこの主張にはあります。   

多くの国で「南シナ海」と呼ばれている海をベトナムは「東海」と呼んでいることは前回書きましたが、もしベトナムが国際水路機関で南シナ海を「東海」と併記せよと主張したら受け入れられるのでしょうか。そうすればフィリピンはこれを「西海」と呼べと主張する権利があるし、マレーシアは「北海」を呼べと言い出すかもしれません。
インド洋にいたっては、数えるのも面倒なほど多くの国に囲まれています。国際社会はそれらの国の主張をすべて括弧に入れて併記しなければならないのでしょうか。
そうなったら収拾がつかなくなることは目に見えていますが、現実にそれは起こりそうにありません。
それはただひとえに、それらの国々が韓国のような偏執狂国家ではないという事実によっているのです。
そう考えてみれば、韓国一国の理不尽な要求をうけいれることは到底不可能であることが自明の理であることがわかるはずです。

結局、日本海の名称は歴史的経緯と地理的条件を総合的に勘案して決定するほかないのです。

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  1. 2007/06/05(火) 21:54:05|
  2. 韓国
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無理が通れば道理が引っ込む 日本海呼称問題(3)

日本海表記問題 (1)http://nippyo.blog57.fc2.com/blog-entry-97.html で、ブリタニカの地図について次のように書きました。

「見たわけではありませんが、ほかの、世界地図や日本地図、東アジア全体の地図では、依然として East Sea の E の字もない Sea Of Japan と表記されていることは断言できます。 」

ところがです。実際にブリタニカの地図を見てみると、なんと、東アジアと日本の地図にも、日本海を「 Sea Of Japan ( East Sea ) 」と表記してあるではありませんか。

やはり、現物を見ずに断言するものではありませんね。ここに訂正するとともにお詫びを申し上げます。
当該部分は削除しておきます。


しかし。自分が間違ったから言うのではありませんが、それならばブリタニカの地図はいったい何を基準にして地名表記をしているのか、大いに疑問を感じます。

特定の海の名前を表記する場合、取り囲む諸国のうちの一カ国でも別の呼称を使っていたら、それを括弧に入れて表記するのでしょうか。

たとえば、先の記事でも書いたように、日本では「南シナ海」と呼称されている海は、中国では「南海」、ベトナムでは「東海」といいます。フィリピンでは「ルソン海」と呼ぶそうです。しかしブリタニカの地図には「 South China Sea 」としか表記されていません。

またこの地図を見てもわかるように、ベトナム北部と海南島にはさまれた海域は中国では「北部湾」といいます。中国最南部にある海なのに「北部湾」とはこれ如何に、と不思議に思っていたのですが、どうやらこれはもともとベトナムが使っていた呼称のようです。なるほど、ベトナムから見れば北部にある湾なのでこれは納得できます。
こちらにそのあたりの経緯が書かれています。(ウィキペディアばかり引っ張ってきて恐縮ですが、なにしろ便利なもので。)

二カ国しかない沿岸国がともに「北部湾」と呼ぶこの海を、しかしブリタニカ地図は Gulf of Tongking (日本語ではトンキン湾) としか表記していません。

つまりブリタニカ地図は、沿岸国がいかなる呼称を使っていようとも、従来西洋諸国で慣行として使われていた呼称で表記するのが原則のようです。ただ、韓国のように、国際機関などで強く主張する、あるいはファックス・メール攻勢をかける国がある場合だけ、それに屈するという方針があるのでしょう。

そういえば、日本で一般にペルシャ湾と呼ばれている海は、英語でも Persian Gulf  とするのが一般的ですが、ブリタニカ地図では、ただの The Gulf です。これはアラブ諸国が「アラビア湾」と呼べと主張していることが背景にあるのでしょう。

かと思えば、アルゼンチンが領有権を主張して戦争にまでなったイギリス領フォークランド諸島は Falkland Islands だけです。アメリカのマクミランの地図には、括弧の中にアルゼンチン側の呼称である Islas Malvinas が併記されているのですが。
こちらの方は、どこの国がどういう主張をしようと、この島は絶対にイギリスのものだぞ!というブリタニカの意思表示でしょうか。


韓国人のメール攻勢については、About.com という地理に関するサイトの「日本海vs東海」と題する記事で言及されています。


私は、もう一年以上も、 Voluntary Agency Network of Korea (VANK) の会員からメールを受け続けている。彼らは私のサイトのCIAファクトブックの韓国地図で、韓国の東にある日本海を東海に変えるよう要請している。

「韓国のイメージを普及促進させるために活動する」この学生の組織は、地図製作者、そして国際機関にまで、東海という地名を記載させるよう集中的なキャンペーンを行っている。

(中略)

ナショナルジオグラフィックなどの地図製作者は猛攻撃の結果地図を変えた。
About.com の主要なEメールボックスは、私のサイトのCIA地図について毎日20のメールを受けた。だから私も地図に"(East Sea)" を記載した。それは広範囲にわたる集中的な攻撃をやめさせるためだけではなく、論争のある地名を加えるためだ。

(中略)

VANK のキャンペーンは極めて大きな成功を収めたようだ。次はどの地名がEメールキャンペーンの結果変わるのだろうか。


次にメールの文面が載せられているのですが、VANK の主張の内容についてはいずれ取り上げたいと思っています。

それから、このページには日本海呼称問題についての掲示板もついていて、書き込みが163件もあります。わが意を得たり!と思えるものもあるので、そちらの方もいずれ。

とりあえず次回は韓国外交通商省のページを俎上にのせようようかと思っています。


メール攻勢をかけて屁理屈がとおるんなら、日本もVANJ でもつくってキャンペーンを始めますかな。
いやあ、偏執狂の集団にはとてもかなわないだろうなあ。

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  1. 2007/06/03(日) 06:55:52|
  2. 韓国
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日本海呼称問題(2)

韓国の慶煕大学の金新(SHIN KIM)という教授が 東海フォーラム http://www.eastsea.org/というサイトを作って、日本海ではなく東海という呼称が正しいと力説しています。
この教授と「東海フォーラム」は朝鮮日報でも紹介されていました。
このサイトにはその根拠になるものとして26枚の古い地図が乗せられています。

しかし、そのうち、MARE ORIENTALE 、EASTERN SEA などの「東海」系の呼称が使われているのはちょうど半分の13枚なんです。 12枚は SEA OF COREA 、MER DE COREE などの「朝鮮海」系、一枚はその両方、一枚が不明です。
中には、字が小さかったりピントが合ってなかったりで、読み取れないものもあるのですが、一応添えられているキャプションを信用することとします。

そのうちの EASTERN SEA と記載されている2枚はまったく同じ地図を重複して載せています。
1ページ目の1枚目の http://www.eastsea.org/map%20img/map1_1.jpg と、3ページ目の5枚目の http://www.eastsea.org/map%20img/map15_1.jpg です。
1枚でも多く見せようという魂胆でしょうか。

しかも、「東海」系といっても、そのうちの少なくとも3枚は地理的知識が不正確で、日本海の存在がはっきりと認識できていないのです。

mareorientale.taiheiyou.jpgこれなどは、MARE ORIENTALE といっても太平洋のことでしょう。同じ地図の西に目をやれば、大西洋は MARE OCCIDENTALE (西海)となっています。


toukai.higasisinakai.jpg(クリックで拡大します。)
(データが大きすぎるのでトリミングしています。)

これは日本海と東支那海の区別がついていません。だけど、中国浙江省の沖あたりに「東海」の文字があるので、東支那海といっていいでしょう。

map20_1.taiheiyou.jpg揚子江河口付近にある変な形の島が日本でしょうか。
その南西に OCEAN ORIENTAL 、何でこれが日本海なんでしょう。

こんなものまで「東海」説の補強に使うとは、いったいこの人はまじめに論証しようという気があるのか知らん。



金さんのこのいい加減な論考に比べると、日本外務省のサイトで発表されている調査結果はきわめて詳細です。欧米の図書館で閲覧できるすべての古地図にあたり、総数が何枚で、そのうち朝鮮海と表記されたものが何枚、東海が何枚、日本海が何枚と具体的な数字が示されています。
これを見れば、金新教授の「調査」なるものが、数多くの地図の中から自説に都合のよいものだけを抜き出して並べて見せただけのものだということがよくわかります。

もったいぶってならべた御託 ↓ とはまさに正反対のことをやっているわけです。

「歴史的地理的調査は地図製作上の実体的理論的実践的次元における巨視的な調査を可能にする。この分野はまた、地図製作と国際関係についての研究調査を可能にする多元的方法論的観点が要求される。」


それでは、本文から一部を引用します。


海の国際的呼称については、例外もあるが若干の法則がある。
そのうちの一つは、特定の海の西に位置する国の名前を取ることだ。

黄海は黄河が流れ込む海であることを示している。
ロシアのオホーツク市の東にある海はオホーツク海と呼ばれ、 
沖縄の西、中国の東にある海は東シナ海と呼ばれ、
フィリピンの西、中国の南にある海は南シナ海と呼ばれ、
ティモールの東にある海はティモール海と呼ばれ、
南オーストラリアの南に位置するタスマニアの東、オーストラリアとニュージーランドの間にある海はタスマニア海と呼ばれ、
アラビア半島の東にある海はアラビア海で、
メキシコの東にある海はメキシコ湾と呼ばれ、
カナダのラブラドル半島の東にある海はラブラドル海で、
アフリカのモザンビークの東にある海はモザンビーク海と呼ばれ、
アンダマンの東にある海はアンダマン海と呼ばれる。


世界の海の名前は、東西南北すべての国や地方の名前が取られています。

インド亜大陸の南にある海はインド洋と呼ばれ、
ベンガル地方の南にある海はベンガル湾と呼ばれ、
ペルシャの南にある海はペルシャ湾と呼ばれ、
マラッカの西にある海はマラッカ海峡と呼ばれ、
ジャワ島の北にある海はジャワ海と呼ばれ、

きりがないのでこのへんでやめますが、この教授はたまたま西にある国や地方の地名が取られた海だけを取り上げて、それを「法則」と呼んでいるのです。
自説に都合のよい地図だけを並べるやり方と同じです。
この人にかかれば、自分の好む「法則」に外れるものはすべて「例外」として片付けられてしまいます。

付け加えておくと、タスマニア島の東にあるのは「タスマニア海」ではなく、「タスマン海」です。それはタスマニア島の東にあるからタスマン海と呼ばれているのではありません。このあたりを航海したオランダ人のタスマンから島と海の名前がつけられているのです。

黄海は黄河河口の西にあるから「黄海」と呼ばれているのではありません。
教授の国韓国のウィキペディアから引用しましょう。

「黄河の土砂が流れ込んで海が黄色に見えるから黄海という名前がついたという。」

そういえば、ここだけは「黄河の西にあるから黄海」とは書いてありませんね。教授もわかっているからでしょう。それでも「特定の海の西に位置する国の名前を取る」法則の例に含めてしまう。やることが姑息です。

それよりも何よりも、この「法則」の欠陥は、そのような法則がたとえ存在するとしても、それは日本海を「東海」と呼ぶことの根拠にならないことです。
教授が例としてあげた黄海もオホーツク海もすべて「東海」とは呼ばれていないのです。

このサイトは「東海フォーラム」といい、教授は日本海を「東海」と呼ぶよう主張しているのです。「朝鮮海」や「韓国海」と呼べと主張しているのではありません。
そこにこのような「朝鮮海」「韓国海」呼称の正当性を主張する根拠にしかならないような「法則」をはさみ込む。

結局、この人にとってはこの海の呼称が日本海でなければ、そして自国を中心とする世界観を満足させる呼称なら何でもよいということでしょう。
日本語版ウィキペディアには、韓国側主張として『「日本海」の名称を使用する事は韓国の国民感情が許さない。』とあります。
そのような韓国人だけが持つ偏狭な感情を国際的な機関に持ち込んで強引な主張をすることの異常性に彼らはいい加減に気づくべきです。

さらに言えば、「東海」呼称の正当性を主張しているはずのサイトにおいて、このような見当違いの「法則」を得々として語ることの背景には、 乱射事件と韓国民族主義 でも触れましたが、次のような心理が働いているのではないかと思います。つまり、日本にとって不利なことは即自国にとって有利なことである、日本の失点はすなわち韓国の得点であるという考え方です。
この教授は史実に基づいた論証であるべきものを、スポーツの勝ち負けのようなものだと錯覚しているようです。

いや、スポーツならルールにのっとったフェアプレーの精神が必要なはずですが、ここでは嘘、捏造、ごまかし、こじつけなんでもありです。
そこには、事実に基づいた論理を筋道立てて主張するという姿勢が微塵もありません。自己の欲求にしたがってあらかじめ設定しておいた結論に向けて、如何に詭弁を弄するかだけです。


彼がその場限りのでたらめを述べているところをもうひとつあげておきましょう。
先にリンクした朝鮮日報の記事には彼の次のような発言があります。

「いろんな国家に接している海の中で、特定国家の名前を使うのは東海(日本海)しかない」

これがまったくのでたらめであることは少し考えればわかりますが、彼自身もサイトでこう書いています。


海の国際的呼称については、例外もあるが若干の法則がある。そのうちの一つは、

特定の海の西に位置する国の名前を取ることだ。

沖縄の西、中国の東にある海は東シナ海と呼ばれ、フィリピンの西、中国の南にある海は南シナ海と呼ばれ、メキシコの東にある海はメキシコ湾と呼ばれ、アフリカのモザンビークの東にある海はモザンビーク海と呼ばれ、…


こういう人のことを恥知らずというんでしょうかねえ。
というより、この人本当に大学教授なんでしょうか。レベルが低すぎるんじゃ…

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テーマ:韓国について - ジャンル:政治・経済

  1. 2007/06/01(金) 07:57:55|
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