中国と日本相互の嫌悪
中国人と日本人はお互いの国についていい印象を持っていない。中国人で日本を好意的に見ているのは5人に一人(20%)に過ぎない。一方、28%の日本人は中国に対して肯定的な意見を持っているが、半分以上(55%)が中国を好意的に見ていた2002年からはかなり下がっている。
中国人と日本人はお互いの中に否定的な特徴を見ている
そのうえ、ほとんどの中国人と日本人はお互いの国の人々を否定的な特徴と結びつける傾向がある。とくに、両国ともお互いを競争心旺盛、強欲、傲慢と考えている。日本人は特に中国人を民族主義的で利己的だと言い、中国人は日本人を男性支配的だと見る傾向がある。
肯定的な面では、両国の大多数はもう一方の国民を勤勉だと見ている。そして中国人の多くは日本人を創意に富んでいて現代的だと見ているが、日本人は中国人をそうは見ていない。日中両国とも、ほとんどの人が相手を洗練されている、寛容、正直、気前がよいとはみなしていない。
小泉と胡錦濤を評価する
退任する日本の小泉純一郎首相は国内で比較的人気を保っている。61%の日本人が外交問題で彼が正しいことをしていると、大いに、あるいはいくらかは信頼している。しかし中国では小泉は点が低い-58%があまり、あるいは少しもこの日本の指導者を信頼していない。日本人はお返しに中国の指導者に対してもっと否定的な評価をしている。-71%が胡錦濤中国主席をまったくあるいは少しも信頼していない。
ほかでは、48%のインドネシア人は大いに、あるいはいくらかは小泉を信頼しているのに対して、あまり、あるいは少しも信頼していない人は26%しかいない。胡錦濤に対してはもっと意見が分かれている。37%が少なくともいくぶんかは信頼していると言い、33%があまり、あるいは少しも信頼していないと言う。
インド人は小泉を概して信頼する人(30%)としない人(30%)に分かれている。彼らの胡錦濤に対する見方はもっと否定的で、37%があまり、あるいは少しも信頼しないといい、24%が少なくともいくぶんかは信頼していると言う。
日本人と中国人はお互いの国の指導者をほとんど信頼していない
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