日本の評判

世界は日本をどう見ているか。 英語と中国語のメディアから日本に関する記事をとりあげ、考えます。

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韓民族世界征服地図

前回、中国人は「韓国人はそのうち世界は韓国のものだというに違いない」と言っていましたが、ご心配なく。すでに言っています。


韓国歴史書「上海も韓国の領土だった」中国紙が反論

  韓国で出版された歴史書の地図をめぐって中国で波紋が広がっている。地図によると、唐の時代には、高句麗、新羅、百済が中国の大半を有しており、唐朝の版図は雲南省や四川省などのわずかな部分に過ぎなかったことになる。これに対して、中国メディアは「古代中国では上海も新羅の領内だったことになってしまう」(9日付の文新伝媒)などと反論している。

  問題となっている書籍は、テジョン(大田)大学・哲学科の元教授である林均澤氏が書いた「韓国史」。韓国書鎮出版社から2002年12月に出版されたもので、価格は2万ウォンだという。新華社によると、現在69歳の林氏は既に退職しており、古代韓国史の研究を行っている。(後略)


それはこの本のことでしょう。(クリックで拡大)

ウリ歴史 (韓国史)

皆さんご存知でしょうけど、「ウリ」というのは、「私たち(の)」という意味です。「ウリナラ」なら「わが国」です。

www.ALLEMPIRES.com というところの掲示板に、その本に掲載されている地図がありました。

題して、「韓民族世界征服説

以下、太字は地図にある説明文です。



地図中では藍色、朝鮮半島北部はもとより、満州、中国北部、モンゴル・シベリア東部、日本北部から、カムチャツカ半島、はてはアラスカにまで広がっているのが、「高句麗帝国」。

そのアラスカのところに、

衝撃!! アラスカの地名は事実高句麗の征服地“アスラ”の変形だ。
日帝の工作で記録が失われた。



日本の右側、太平洋上に書かれているのは、

三韓は私たちが知っているよりずっと前から存在していた国家だった!!


緑色。
朝鮮半島西南部、日本西部、山東省・江蘇省を中心とする中国東部を占めるのが「百済」。


その南、中国東南部と台湾、それと朝鮮半島東南部のピンク色が「新羅」。

台湾を指す矢印は、

台湾を発見したのが韓国民族であったということは、台湾の学者たちも認めている事実。


その西側の茶色が「中国」。

藍色の「高句麗帝国」の北側の水色は「扶余


目を太平洋の東に転じて、北アメリカ大陸西部は、百済と同じ緑の横線。

アメリカインディアンの伝説によれば、自分たちの先祖は東から来たという。すなわち、太平洋を支配したウリ先祖がアメリカ大陸を発見し、一部が移住した。同じ皮膚の色がその証拠。

同じ皮膚の色って、あなた…

アメリカ西部の東なら、アメリカ東部か、その向こうのヨーロッパ、アフリカということになるんですが。


南米西部、ペルーのあたりも緑色。

百済に併合されたインガ国はインカ帝国という事実が判明!!


太平洋上にあるイースター島モアイの写真。

イースター島の巨大石像はウリ先祖たちが建てたもの!!!
済州島のトルハルバンは石像の縮小版で、数千年前ウリ祖先たちが太平洋を支配しており、済州島は国際貿易制度(諸島?)だった。


トルハルバンです。「石じいさん」です。

HARADA's WorldLink Net 静岡 からお借りしました。




ユーラシア大陸の西側に行きましょう。

小アジア半島(今のトルコ)から黒海沿岸、バルト海から北イタリアまで、広大な版図を持つのは「西高句麗」。

そこに灰色の「バイキング」から矢印が伸びています。

高句麗の海岸をしばしば略奪したのは、倭寇ではなくバイキングだった!!

もうひとつ、北イタリアを指しているのは、

ハンニバルはウリ民族式の命名法だ。日帝はハンニバル将軍を外国人に変えてしまった!!
彼がアルプスを越えたことは有名だ。


なるほど。「韓尼発」と書いてハンニバルと読めます。   

 ‥‥なわけないだろ!!!

それにしても、「日帝」って便利なものですねえ。「日帝が変えた」、「日帝の工作で」と言えば、何だってできちゃう。
だけど、日帝は韓国人みたいな全能の神じゃないんだから世界の歴史を変えることはできません。


イギリス南部も新羅と同じピンク色。

新羅に征服されたウサン<于山>国はウェセックス地方の一文字ごとの変化と一致する!!

ウェセク->ウェサン->ウサン



アフリカ東北部もピンク色。

古代エジプトの最高の神は太陽神“ラー”だった。新羅はエジプトが外国勢力の侵略を避け、東へ移住して新しく建てた“新しいラー”という意味の国家だ。
すなわち、エジプトもウリ民族が支配していた可能性が大きい。


なるほどなるほど。韓国語でも「羅」を「ラ」と読みますから、「新羅」は「新しいラー」になるわけですね。

皆さん、信じてください。これは決して私が皆さんを笑わせようとして、勝手に捏造した話ではありません。本当にそこにそう書いてあるんです。


スフィンクスとイコールで結ばれた狛犬のようなものがありますね。韓国語で「ヘテ」、日本語で「カイチ」というそうです。これは韓国の製菓会社の社名にもなっています。ウィキペディアに説明があります。  

スフィンクスの縮小版がヘテだ!!
日帝の蛮行で新羅地域の古いヘテはみな消滅状態。


縮小版ばかりですね。拡大版はないんですか。


アラビア半島もピンク色

アラビアの貿易商人が新羅に来ていたというのは捏造されたことで、事実は朝貢を捧げに来た使臣だった。

新羅がアラビアから朝貢を受けていましたか。

アラビアが朝貢をしていたというだけで新羅領だということになるのなら、中国に朝貢していた朝鮮はずっと中国領ですね。


マダガスカルもピンク色

新羅の属国である“マダ国”が現在のマダガスカルの語源。


アフリカ北西部には「モロッコ

ウリナラの古代王国には、○○モロ国という名称が多い。その子孫が三韓の強国を避けて移住し、新しく建てた国が“モロッコ”の語源だ。


中国の大半が朝鮮三国の領土になっていると中国が騒いだそうですが、日本だって関東地方を除く大半が高句麗と百済の版図に入ってますが、日本人が抗議したという話は聞きませんねえ。

日本人は誇大妄想狂の寝言などいちいち相手にしないということですね。こんなものにカッカするところが、中国の民族主義の未熟さを示していると言えます。

それにしても、これを書いたのが(元)大学教授だというところが面白いです。

できれば、韓国人はこの本を世界中に大々的に宣伝してくれればいいですね。そうすれば、彼らの竹島領有主張の根拠がどんなものかわかってもらえるでしょう。

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テーマ:中朝韓ニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2006/11/30(木) 20:43:40|
  2. 韓国
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証明・「漢字は韓国人が発明した」

チャイニーズ・ランゲージというところの掲示板にに漢字を発明したのは韓国人であることの証明が掲載されています。
原文でkoreaとなっているところは、「韓国」としておきました。

「漢字と呼ばれているものは韓国人が考案して発展させた。人口の多い中国人もそれをを使ってはいるが、人口の多さに惑わされてはならない」そうです。

その根拠はいくつか挙げてあるのですが、三つだけ。


1.誰が考案者かは不確かだが、‘カプコル’<「甲骨」の韓国語読み=訳者注>(骨と甲羅)、もしくはポクサ<「卜辞」の韓国語読み>は確かに殷の時代に考案された。この点では韓国と中国と学者の認識は一致している。

殷朝で支配的であったのが韓国人であることは、最近の証拠で十分に証明でる。中国人の学者にもそれを認めている人がいる。


最近の証拠って、もしかしたらこれでしょうか?


朝鮮半島に最初に建てられた政権は商朝の貴族箕子朝鮮だ。箕子は商朝の紂王の親戚だ。西周の武王が紂を討った。箕子は西周の統治を受けることを望まず、五千人の商朝人を率いて朝鮮半島と遼東半島に逃れ、政治難民国家-箕子朝鮮を建てた。しかるに、商朝人は大部分が中国に残り、西周に封じられた宋、衛など多くの国に分布した。

(商朝とは殷のことです。)

商朝人の一部が滅亡の際に朝鮮半島に逃れたということですが、それによって言えるのは、韓国人の祖先の一部が商朝人である可能性があるということだけです。


2、漢字を採用した国のうちで、韓国だけが一つの文字に対して一つの音節を対応させている。中国語や日本語は一文字に対して一つかそれ以上の音節を対応させる。

いい例が数を表す発音だ。韓国語だけが一つの数に一音節を使う。だから韓国人はどんな複雑な数字でも簡単にすばやく言える。

ほかの例を挙げれば、漢字の‘白’の発音は、韓国語では‘baek’<‘ae’は‘あ’と‘え’の中間音>で一音節だが、中国語では‘bai’ で2音節だ。

‘頭’を表す字では、韓国語では‘du’(一音節)だが、中国語では‘tou’(2音節)だ。

一方、‘山’を表す字は、韓国語でも中国語でも‘shan’だ。

なぜ韓国人が一つの文字に一つの音節を対応させているのに、中国人が一つ以上の音節を対応させるのか? それは中国語の発音体系が韓国語の発音体系の変種であることを示している。


中国語に対する無知から勝手なことをいってますねえ。

中国語では、‘ai’で一つの音節なんです。二重母音といいます。韓国語には一部を除いて二重母音がないために、‘ae’という単母音に変化しただけです。
中国語の‘愛’‘ai’「アイ」が韓国語の‘ae’「エ」になったように。

もっとも、‘白’の場合は、古代には中国の中原でも、‘bak’かそれに近い音で発音されていたと考えられています。中国ではその後の異民族の侵入などによる音韻変化により、末尾の‘k’が消えて、代わりに二重母音になったんです。

漢字が創られた当時の発音を考慮せずに、現代の韓国語と中国語を比較して漢字の起源を論じても何の意味もありません。

それに、かりにその韓国人の言うことが本当だとしても、なぜそれが「中国語の発音体系が韓国語の発音体系の変種であることを示している」のか、韓国人が漢字を発明したことの証明になるのか、理解不能です。発音というのは一般的には、複雑から単純へと変化することのほうが多いように思いますから。


3.いくつかの象形文字が韓国の生活様式と習慣を反映している。

たとえば、‘家’(韓国語で‘ga’)を表す文字には、下の部分に豚を表す文字がある。家に住むのは人であって豚ではない。なぜ家を表すのに豚の字があるのだろうか。韓国人だけが家の中で豚を飼う。

もう一つの例が‘太陽’を表す字<「日」>だ。それは長方形の中に点がある。なぜ不必要な点があるのだろうか? その点は黄金のカラスを表している。韓国だけに黄金のカラスにつながる伝説がある。


これについては、掲示板のほかの参加者が、中国でも家で豚を飼っていた、中国にもその種の伝説があるという指摘をしていました。


そのほかの反応。ハンドルネーム「中国人」という人のカキコです。


また韓国人だ。表面上は誇り高くて、実際は自分を卑下した民族だ。中国にこれほど長く統治されて、心中には当然不満がある。この事実を捻じ曲げた邪説は民族主義の産物だ。みんな信用するな。韓国はアメリカのアジアの犬に過ぎない。


もうひとつ。


私は中国の大学生だ。

まず、中国人が漢字を創ったと厳かにに言いたい。
それは、韓国人が中国から来たことと同じで、事実だ。
韓国人はいつか世界は韓国のものだと言い出すと思う。そして彼らは自分が万物を創造した神だと思っている。
それは過激な人たちのばかげた理論だ。
無知なやつに言いたいことを言わせておけばいい。嘘をついて皆に笑われても恥だと感じないのだから。......




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テーマ:韓国語 - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2006/11/29(水) 03:21:29|
  2. 日中韓
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「老人は日本を恨んでいない」

ある「日本人」との対話(1)(2)(3) ・ 「日本人」の正体 自滅への道 で取り上げた檄文への反論が掲示板にありました。

太字は筆者が強調しました。


この文章は5年前にネット上ではやったもので、大変な論争になった。ほとんどはでたらめに捏造したせりふだと思う。目的は大衆を煽動し、民族的憎悪を煽り立てることだ。

(略)

ちょうど、私の家は瀋陽-奉天-にある。私の祖父母は日本人の統治時期に住んでいたが、当時は奉天にある学校に合格することは栄誉なことだった。思いもかけず、家族そろって奉天に来て何十年も生活することになった。その後改名して瀋陽になった。

話を元に戻すと、それはそんなに深刻なことだろうか? そうとも限らないと思う。文革後に生まれた青年だけが日本人を憎んでいて、老人にはそれほど深い恨みがあるとは限らない。

こんなことを言えば多くの人が反対するかもしれないが、自分で日本の統治時期を経験した人に問うてみればよい。と言うのは私が日本統治を経験した100人以上の老人に尋ねたことがあるからだ。日本人を非常に憎んでいる人は何人もいない。ほとんどは、政権が替わっただけ、大したことではないとみなしている。

日本が去った後、国民党は民衆に対してもっと残忍だったし、その後に来た共産党は兵隊にするために人を引っぱって行ったからだ。父子が会うことができず、兄弟夫婦が別れ別れになった。
80年代にはまだ多くの老人が考えていた: 光復してから数十年、生活はまだ当事に及ばない。
(子供時代への懐旧の念があるのは当然だが)

日本人のほうが良かったというつもりはないし、日本の侵略に合理性があるとも思わない。しかしこれだけは言っておきたい。今日大部分の人が憎んでいる日本人は見掛け倒しの幻に過ぎず、理性的な思考によるのではない。この文章も民族的憎悪を煽り立てる手段に過ぎず、信頼に値しない。

日本人は中国人を見下している、この点に関してはたぶんそうだと思う。中国人は確かに自己の文化、自己の尊厳を捨て去ったからだ。しかしこれは日本人の責任ではなく、自分自身の問題だ。

遠人が服せざれば、すなわち明徳を修めてこれを来たす。
<遠方の野蛮人が服従しなければ、徳の力で手なずける。=論語より>
 今日日本人が服従しなければ、建設的思考をせず、これに抵抗、打倒しようとする。これはゴロツキの考え方であって、中国人本来の精神ではない。

日本は自己の文化のない民族だ。我々が中華文化を復興しさえすれば、日本は自然と患いではくなる。彼らは引き続き中国の臣下、かわいい弟であり続ける。しかし今の中国人にこのような志気があるだろうか? おそらくないだろう。

もしないのなら、徹底的に萎縮しているのがよい。匹夫の勇を逞しくするな。矢を抜いて怒り、「俺の邪魔をするのか?」 無意味なことだ。 

潜龍用いることなかれ<水中に潜んでいる龍はじっとしているほうがよい=易経より>を知っているだろう。今我々がこれについて議論することはない。次の世代を育成して数千人の人材を輩出すれば、何も日本人が臣服しない、韓国人が漢字を復活させないと案ずる必要はない。

この人は民族感情を煽っているが、実際は、それは臆病であることの現れであり、何を信じればいいかわかっていないことの現れであり、物の本質を理解できないことの現われだ。彼らには度量も気概もない。このように強がっているのは、彼らが心底日本を恐れ、韓国を忌み避けているからだ。ちょうど道端にいる犬のように。人と見れば吠えるが、人が蹴りつけると尻尾を巻いて逃げ出す。

中国人は目を覚まさなければならない。


中国人の反日が日本への劣等感の表れだと言うことは何度も述べてきましたが、この人も同じ考えだと見えます。だから、あのような文章を読むと同胞の情けなさを見せ付けられる思いで、不快でたまらないのでしょう。

負け犬の強がりではなく、無理のない自尊心を取り戻したいと思ったこの人が頼りにしたのはしかし、時代遅れの中華思想でした。異民族をすべて文化を持たない野蛮人だなどとする考え方は、現代では通用するはずもないのですが。

そんな虚構に頼らなければ自尊心を維持できないというところで、この人も結局は自分が批判している青年と同類でしょう。

進歩のない人たちです。

しかし、「文革後に生まれた青年だけが日本人を憎んでいて、老人にはそれほど深い恨みがあるとは限らない。」というところは興味深いです。中国の反日が戦争の記憶と語り伝えによってではなく、政府の教育によって作られたものであることを物語っています。

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  1. 2006/11/26(日) 02:33:50|
  2. ある「日本人」との対話
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自滅への道

ある「日本人」との対話(1)(2)(3) ・ 「日本人」の正体 の続きです。


この一年、私はますます自分を孤立無援だと感じ、憤りを覚える。多くの人はまだ麻痺している。人は言うかもしれない、そんなことはたいしたことではないだろうと。しかしこれは皆に関わることなのだ。

やはりあの言葉を言わなければならない: 自分が麻痺するのはよい、他人をそそのかすことは許されない。しかし、多くの人がしきりに他人をそそのかしている。

彼らは無責任な発言をしている。中国人がますます外来の事物を歓迎するようになっているとき、誰が彼らに言ってやるのだろうか: あなたは注意しなければならない。あなたがそんな人間でいることを誰が望んでいるか?

皆さんに再度感謝する。ここ数日、見知らぬ人から多くの返信をいただいた。私と考えを同じくする非常に多くの人がいることを知り、心に安らぎを覚える。

ある友人は言った: 日本には彼らの靖国神社がある。我々の靖国神社はどこにある?私ははっとした。そうだ、我々の靖国神社はどこにある? 我々が哀悼の意を表す場所はどこにある? だから我々がやらなければならないことはまだまだたくさんある。

ある人が文章を読んで私に言った: 「極端な民族主義を煽ってはならない。」私にはそのようなつもりはない。しかし、我々に韓国のような民族精神がなければ、中国人は永遠に一握りの散砂だ。今は力をひとつにして団結すべき時ではないか? 間違いないだろう。

ある人は言う:「私は信号無視をしない。所構わず痰をはかない。私とは関係ない。」しかし、地下鉄で席取りで争っている若者を見て首を振っている外国人を見たとき、あなたは愉快な気持ちでいられるか? いられないだろう。いられないに違いない!

すべての中国人よ: 日本人は恥知らずな計画を立てている。今こそ行動を起こそう。同胞たちよ! もしあなたが愛国者なら、この文章を10人以上の友人、同僚等に転送してください。どこでもいいからあなたが知っているところに貼り付けてください。日本人に殺された4千万同胞はあなたに感謝するでしょう! 

卑劣な日本の老人は中国を侵略したことをまったく認めない!
無知な日本の若者は中国を侵略したことをまったく認めない!
恥知らずな軍国主義者は慰安婦になることは当時一種の栄誉だったと言う。

もしあなたが狂熱、急進を好まない温和派なら、私個人として考えるあなたがやるべきことは:「日本製品を買わない」この原則を黙って心にとどめておけば、何も効果のないデモで日本の恥ずべき行為に反対する必要はない。日本が我々に対して犯した過ちと、その過ちに対する彼らの恥知らずな言い逃れ、無責任に我々は黙々と抗議しなければならない。我々がものを買うとき、日本製品を無視して、買わずにすむなら買わないようにするだけでよい。

我々が団結し、皆がこのようにしさえすれば、日本は経済的打撃を受けて二度と我々の力量を軽視できないようになる。

まず次の資料を見てほしい: 世界各地の90%近くの華人が使っているのは: “日本車”“日本の電器製品”!

私は統計を取ったことがある: もし全世界のすべての華人が日本製品を買うことをやめれば、日本は毎年1千億から1千4百億ドルの外貨収入を失う!!!

“外貨収入”はいかなる国においても動力の源泉で、国民経済との関係は“一動帯八”<一が動けば八がついて来る>だ。あるいは: 外貨収入を1失えば、その国は8の国民経済収入を失う!

換算してみれば、1千億から1千4百億ドルの外貨収入は1兆ドル―日本経済の総生産の5分の1―に値する! だから、もし世界各地の華人が一致協力すれば、武力を使わなくとも日本を制して死地に至らせることができる! しかも永遠の死地!!!

我々はユダヤ人に学ばなければならない。--かつてドイツのあるメーカーの製品を集団でボイコットし、ついにはその会社を倒産に追い込んだ。原因はその会社の社長の「ヒットラーを理解する」という発言だった!! 

今ドイツ人はユダヤ人に対して特に友好的だ。原因は二つ: 一つは恐れ―-ユダヤ人は団結力が強いため。二つ目はユダヤ人の冷酷さ--ユダヤ人はナチ党員の追殺をあきらめたことはない--潜伏しているナチ党員を発見すれば、地球上のどこであろうと捕らえる-拉致する、できなければその場で“殺す”! 

我々の中国はどうだろうか? 殺戮者への慈悲は自殺を意味する!
行動を始めようではないか、同胞たちよ: 何年がたっただろうか、まだ待たなければならないのか?! 行動を始めよう!!
私から始める!
私の家族から始める!!
私の友人から始める!!!
私の身近な組織から始める!!!!
皆がともに努力しさえすればよい。

長くとも10年で全世界の華人はやってのけられる。半分を達成したとしても日本への打撃は致命的だ! 全世界的な“日本製品ボイコット組織”を組織しよう! 各地で連絡を取り合おう! 同胞たちよ、行動を始めよう! ビラを配って“日本製品ボイコット”の重要性を皆に認識させてもよい! 

“日本製品ボイコット”はまず“日本の犬”に誤導されるのを防がなければならない。いわゆる“愛国人士”(実際は日本に秘密裏に買収されている愛玩犬で、目的はもともと団結力の弱い中華大衆を挑発して分裂させることにある) は常に主張する:「日本製品ボイコットは成功しない。なぜなら、ほとんどすべての乗用車、電気製品には日本の部品が使われているから。だからそんなことはやめろ。」

日本製品ボイコットをやめろとはどんな底意があるのか? それは中国の大衆が一致団結して、有効な“日本製品ボイコット”運動を遂行することを恐れているのだ。だからこの50年来で初めて有効な全世界的“日本製品ボイコット”運動が組織されようという時、彼らは切羽詰って「やめろ!」と叫ぶ。

“日本製品ボイコット”は彼らが言うようなものではない。--「このパソコンには日本の部品が使われているかもしれない、だから買わない; このテレビには日本の電子部品が使われている、だからいらない」。

“日本製品ボイコット”のスローガンは、全世界の中国人に、選択可能な状況において、できるだけ、車や冷蔵庫や、洗濯機や、テレビや、オーディオなど、日本で作られた製品を買わないように要求するものだ!

50数年来、華人はずっと日本人を憎んできた。しかし、おかしなことに有効な“日本製品ボイコット”組織がひとつもなかった!! 原因を突き詰めるに、中国には日本の犬が多すぎて、内部から元々団結力の弱い中華大衆を挑発して分裂させてきたからだ!

中国の同胞たちよ:目を覚ませ! 二度とこのような連中に弄ばれるな!!!

“日本製品ボイコット”の意義: “日本製品ボイコット”の意義は巨大だ! それは武力を少しも使わずに日本に打撃を与えることができ、同時に中国の経済発展を加速する! それによって日本の急所を押さえ、中国が不敗の地位に立つことができる!

我々の子孫に、前の数世代と現代の我々が受けている痛苦から逃れさせることができる!! そして最後には、この数百年来一貫して頑固に悔い改めず、再三にわたって中国人民を虐殺略奪してきた醜悪な民族に懲罰を与えることができる!!!

これが簡単にできると思いますか? 絶対に簡単ではない! これは我々皆がともに努力して、全中国人にゆっくりと徐々に意識を浸透させ、しかる後にようやく実現できることだ!

心配する必要がないのは:

1、中日友好などはじめから存在しない、過去にもなく、現在もなく、将来もありえない!

2、現在、中日の貿易総額は年間600億ドルに達する。世界の中華大衆が日本製品をボイコットすることで中国は損失をこうむるか? それはありえない! 原因は: a 、日本が中国へ輸出するのは高級奢侈品だ。--我々中華大衆は拒絶できる。
b、中国が日本へ輸出するのは生活必需品だ。--日本人がボイコットするのは非常に難しい。彼らは我々の廉価な産品の恩恵を受けている!

3、そのほか、中国の長期的利益から見て、日本産品への過度の依存を減少させることは、国家の安全にとって非常に重要だ。たとえが日本がアメリカのNMDに参加するのは、中国と敵対するためだ!!!
 


いやはや、すさまじい憎悪ですね。

中国人が「○○製品ボイコット」が大好きなのもよくわかりました。
「鬼子の頭を叩き斬れ」の下のほうに貼った写真にも「拒日貨 殺鬼子」とありましたし、例の「漢字は韓国人が発明した」騒動でも、韓国製品をボイコットしようと言う声がありました。


この檄文の最初のほうでは、「全世界の華人が日本製品を買うことをやめれば、日本は1千億ドルから1千4百億ドルの外貨収入を失う」と書いていたのに、「ほとんどすべての自動車や電気製品には日本の部品が使われているので、ボイコットは成功しない」と言われると、「選択可能な状況において」と言います。そんなことでは上記のような計算は成り立ちません。

実際、「日本が中国へ輸出するのは奢侈高級品」と言う筆者の認識は間違いで、日本から中国への輸出の大部分は部品、工作機械、鉄鋼などの資本財です。消費者が選択できる余地はほとんどないのです。

何も運動を起こさなくても、中国政府はすでに日本をはじめとする外国製品でボイコットできるものはすべてしています。中国が輸入しているのは、技術力や生産力の不足で、国内で生産できないものだけです。

中国がそれらの資本財の日本からの輸入を止めればどうなるでしょう。中国の消費者が困るばかりではありません。中国の工場が輸出製品を製造できなくなり、中国経済は壊滅します。 

中国で販売されている日本ブランドの車や電気製品を買わないようにすることはできるでしょう。そうすれば確かに日本企業は困ります。しかしそれらはほとんどすべて中国国内で製造されているのですから、そこで働いている何万何十万という労働者は失業の危機にさらされます。

何よりも大きいのは、中国人が日本企業の製品を買わなくなれば、13億人の巨大市場を目当てに進出している日本企業にとって中国の魅力がなくなり、日本からの直接投資が大幅に減ることです。

たとえば、トヨタ自動車が中国で自動車を生産するにあたっては、中国企業と合弁で会社を設立しています。中国側の企業はトヨタと共同で工場を運営する過程で技術や生産ノウハウを学んでいるのです。中国側は学んだ技術を元にいずれその企業独自の生産を始めるでしょう。

日本企業による中国投資の停止は、中国企業が技術を学ぶ場が大幅に減少することを意味します。ですから、事実はこの手記の筆者の「日本製品ボイコットによって中国経済を加速させることができる」という主張とは正反対で、それは中国の発展を大幅に遅らせるのです。

彼は「この五十数年来中国は有効なボイコットを組織したことがなかった」と言いますが、これも正確ではありません。毛沢東時代、中国はほとんどすべての外国製品を拒絶していました。これを「自力更生」と言います。その政策の結果がどうであったかはここで述べるまでもないでしょう。


ところで、掲示板にはこの書き込みにいくつかレスがついています。そのうちのひとつです。


Made in China の品質が Made in Japan に比べて良くなったら、わたし絶対に日本製品をボイコットする。



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テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/11/24(金) 10:07:20|
  2. ある「日本人」との対話
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人民に発言権はあるか


当ブログのテーマとは直接の関係はないんですが、あまりにあきれ返ったもので。

中国の「人民網」日本語版から。


米が信教の自由で中国批判、外交部「断固たる反対」

外交部の姜瑜報道官は20日の定例会見で、米国が中国を、信教の自由における「特に懸念される国」リストに入れたことについて、強い不満と断固たる反対を表明した。記者との一問一答は次の通り。

――米国務省はこのほど、中国など8カ国を信教の自由における「特に懸念される国」リストに入れた。コメントは。

米国の行動は国際関係の基本ルールに違反し、他国の内政に荒々しく干渉するものだ。中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する。中国政府は公民の宗教信仰の自由の権利を、法に基づき保護している。中国の各民族、各地区の人民は、広範で十分な宗教信仰の自由を法に基づき享有している。これについて最も発言権を持つのは、中国人民だ。


その、発言権を持つべき人民に自由な発言が許されていないところに中国の問題があるんです。


われわれは米国側に対し、事実を尊重し、宗教などの問題を中国への内政干渉に利用することを止め、中米間の相互理解の促進に有益なことを多く行い、反対のことを行わないよう要求する。(編集NA)

「人民網日本語版」2006年11月21日


まさに、どの口が言うってやつですね。
まあ最近は悔い改めたのか内政干渉を控えているようですが。

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テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/11/23(木) 12:00:31|
  2. 中国
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「日本人」の正体

ある「日本人」との対話(1)(2)(3)の続きです。

あの手記には「後記」があって、それが結論部分なのですが、その前に、例の「日本人」の正体について考えるところを記しておきましょう。

あんな日本人がいるわけがない、これが日本人なら誰もが持つ感想でしょう。それは自明のことであって、いまさら証明する必要もないようなことですが、ここではそこのところを詳しく見ていくことにします。

1、中国語が異常にうまい

もちろん日本人にも中国語のうまい人はいます。しかし、日本で生まれ育った人ならどこか日本語なまりを残しているものです。NHK 中国語講座の講師といえば中国語の達人ということになるのでしょうが、ひどい日本語なまりの人がいました。日本人の中国語なんてそんなものです。(筆者も含めて)

中国にはほとんど別言語といえるほどの「方言」があり、また同じ北方方言に属するといってもなまりの差が大きいので、たいていの中国人は日本語なまりの中国語を聞いても、どこか別の地方から来た中国人だと思い込む傾向があります。

そこで注目したいのが、「彼」が流暢な北京言葉を話して見せたということです。北京は中国の首都なので、たいていの中国人なら北京言葉を聴き慣れています。その彼らにも流暢だと思わせるような北京言葉を話せるのは、やはり幼いころからそれを聞き慣れた人だけでしょう。

それに、それほど中国語ペラペラの人がアメリカのホテルでマネージャーをやっていたというのもおかしな話です。


2、中国の歴史や文化について異常に詳しい

もちろん日本人でも詳しい人はいます。しかし、彼の知識には中国人に特徴的に見られるものが散見されます。

たとえば「元清の少数民族統治」という用語。

日本人の歴史の常識では、元と清を「異民族王朝」 と言います。「元清の少数民族統治」なる用語は、モンゴル人と満州人が、中国の歴史が始まって以来現在に至るまで中国国内の「少数民族」だったとする中共政府の公式見解に基づいています。その用語の使用からは、彼が中国で教育を受け、中国の歴史書を読んできたことがうかがえます。

あるいは日本人でも、中国語で中国の歴史を論じようとすれば、中国の歴史書を読む必要があるかもしれません。しかし学者でもない日本人でそんな物好きな人がどのくらいいるのでしょう。

中共政府の膨張主義を正当化するために歪曲された歴史観を、なぜ日本人が中国人相手に受け売りしなければならないのでしょう。とくに彼のような、中国は日本に征服されなければならない、奉天は首都であるべき都市だという認識を持つ日本人なら、絶対にありえないことです!

ちなみに、満州国の首都は新京(今の長春)であって、奉天ではありません。

中国国内の東北人と南方人の性格についての描写も中国の常識そのままです。-中国には「北京愛国、上海出国、広東売国」という有名な言葉があります。

日本人が中国人を観察して気づくのは、中国人と日本人のとてつもない大きな差異であって、それに比べれば、中国人の中での地方による性格の違いなど取るに足らないことに思えます。実際、私がつくづく感じるのは、中国人というのは北から南までどうしてこうも同じような考え方をするのだろうということです。これは中国に長く暮らした人でも同じようなものなんじゃないかと思います。


3、中国と世界の征服を考えている(爆笑)

今の日本人に中国を征服しようなどと考える人はいません。今の日本に多いのは、反中というよりも嫌中、厭中とでも言うべきもので、中国などとはできるだけ関わりたくない、距離を置きたいというものです。

世界征服を夢見ている日本人などは絶無と言ってもいいでしょう。

近年一部の新聞などが盛んに書きたてている、「日本で高まるナショナリズム」といっても、それは北朝鮮や中国などの攻撃から国を守る手段を持つべきだとする防御的なものです。

世界征服をもくろむような攻撃的ナショナリズムは、むしろ中国人の間で広まっているのです。中国のネット上には、日本や世界を征服しよう、そのための国力を養おうと呼びかける書き込みが少しも珍しくありません。ある「日本人」との対話 (1)の冒頭に掲げた動画はほんの一例です。

中国人の反日情緒を喚起しようとして、大それた野望を持つ日本人像を創り出した「彼」ですが、その野望は中国人に多く見られるもので、日本人にはないものなのです。

そこで思い出されるのが前にも触れたことがある「投影性同一視」です。


投影性同一視による操作

ある種の精神病の患者は、自分の悪い姿を他人に投影してその人に対して嫌悪感を向けることがあります。
そうすれば悪いのはすべて他人ということになり、自分自身は善人でいることができます。
たとえば、患者が、「お前は、×××だ!」と言ったとき、「お前は」という部分を「私は」に置き換えてみれば、言っていることがそっくりそのまま患者自身にぴったりと当てはまることがあるのです。



4、野望を持つ日本人としてはありえない言動

不思議なのは「彼」の「いつかある日目が覚めて、身の回りの物がすべて他人の物だと気が付いて後悔したとしても遅いんだ! 」 という言葉です。こんな発言は、「彼」の目的には逆の効果しかもたらしません。本当に思想面での中国征服を考えている日本人なら、何もこんなに興奮して警告を発する必要はありません。黙ってほくそえんでいればいいのです。

他にも、若者の外国かぶれを嘆き悲しみ、軟弱な精神を叩き直したい一心の中国の愛国者の言葉と考えればいちばんぴったり来る言葉が随所にあります。

この手記の筆者は日本の漫画や書籍を専門に読ませる店に入り浸っていたのでした。「彼」はそんな日本かぶれの同胞の存在を許せないと感じ、嘆かわしい若者に活を入れるべく、警戒すべき、そして憎むべき日本人像を演じて見せたのではないでしょうか。

「中国人は劣等民族」や、「日本人が中国人を殺したってどうってことない」などは、憎まれるために言っているとしか思えない言葉です。

この手記からは、筆者と「彼」の心理の動きが手に取るように読み取れます。これほどの描写が一人の人間による完全な創作だとは考えにくいと思います。「~後悔したとしても遅いんだ! 」などとよく考えればつじつまの合わないことを言わせなくても、若者の独白として主張すればいいことです。


この手記の筆者はまじめで正義感の強い若者です。オウムや“原理”にのめり込むのもこんなタイプが多いのではないかと思いました。彼らは世の中のために働こうと真剣に考え、覚醒しない一般大衆にいらだち、純粋な正義感から反社会的な活動に突き進むのです。

共産主義の教義を誰も信じなくなった今、中共政府が人民の判断力を麻痺状態のまま保つため、次に投げ与えた阿片が反日です。それは大成功しました。

政府の反日教育に洗脳されなかったこの手記の筆者も、突然現れた“逆伝道師”にはころっとだまされて、熱心な活動家に変貌しました。


中国・反日の本当の理由で私は中国人の反日の根底にあるのは日本への劣等感だと指摘しました。民族自尊官能症にかかった中国人 の人民網の記事も同じ主旨です。今回のこの一文は、その劣等感の内実、そこから反日に至る心理の過程が見事に活写されており、興味深いものです。

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  1. 2006/11/21(火) 20:23:43|
  2. ある「日本人」との対話
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ある「日本人」との対話 (3)

ある「日本人」との対話 (2)の続きです。


「中国人が団結心があって偉大などと考えないほうがいい。韓国人は国家に困難が生じたときは、全国民が政府に献金できる。君たち中国にそれができるかね?」

私は言葉を失った。
そうだ。彼が言うことはまったくそのとおりだ! 中国人にそれができるだろうか? みんな想像してみれば良い、あなたならできますか?

「それは語らずともよい。誰もが自分の考えがある。」

彼は例の紙に戻って地図を指して言った。

「やはり君たちに我々の大一統について紹介しよう。これが世界だ。15年後は我々日本人のものだ。」

彼は紙の上に繁体字で書いた。

「大一統」

「私たちは繁体字を使いません。すみませんがもう書かないでください。読めませんから。」

私たちは彼のやり方に非常に腹を立てた。

「問題ない。これも君たちの文化の一部だ。君たちは先祖が書いていた文字さえ捨て去った。」

彼は軽蔑したように笑った。

「わが国には計画がある。全世界が我々のアニメを見、我々のテレビドラマを見、我々の電気製品を使う。多くの人が狂ったように日本を崇拝する。中国でも少なくないだろう? 君たちが触れているのはみな表面的な文化だ。そして中国人は自分の文化に興味を持たない。いつかある日目が覚めて、身の回りの物がすべて他人の物だと気が付いて後悔したとしても遅いんだ! 」
「順調にことが運んで、いつかあるとき、君たちの国土は我々のものに変る。なぜなら君たちの多くがすでに我々の物、我々の思想を自分のものと思っているからだ。」

なんと哀しいことだろう。彼が言うことは何から何までまったくそのとおりだ。我々の身近な者の少なからずが、日本やアメリカのものに夢中になっている。哈日<日本かぶれ>、哈韓などという言葉さえできるくらいだ。ヨーロッパではビッグマックがアメリカの文化侵略だとしてボイコットの対象になった。中国の最近の調査では、中国の子供のうち47%が、マクドナルドが中国のブランドだと思っている。これはどのような結果を招くだろうか。

私は口では反論したが、心中はなんとも言えない気持ちだった。これはなんという感覚だろう? この時の気持ちを分かってもらえるだろうか。

「劣等民族はこのように自由に生きるべきではない。我々が来て君たちを救出してやる。日本には我々のような人が多い。全世界にいる。我々には組織がある。私の父親は老兵だ。我々はみな天皇を信奉している。私はアメリカや中国だけではなく、ヨーロッパにも行かなければならない。全世界に我々の日本文化と思想を宣伝するのだ。」

「もういいよ。この自大狂。」
「あなたはしきりに中国文化について語るけど、中国の文化にはあなたが学べていないことがあります。」

「ほう、なんだね? 教えてもらおうか。」

「それは人を尊重することです。あなたたち日本人が永遠に学べないことです。あなたはペコペコお辞儀をすることが尊重だと思っているでしょう? 全然違います。人を尊重できない人は、人から尊重されることもありません。」

「私は君たちを尊重する必要がない。君たちが劣等民族だからだ。」

そのとき私の中で大きな炎が燃え上がったが、表には出さなかった。中国人の度量を保ち、鬼子が我々民族全体を侮辱するのを受け入れた。粗暴なことをするのは野蛮人だ。しかし彼に対しては他に何ができるだろうか。

「早くここを立ち去れ。我慢できなくなった僕に殴られないうちに。」

「乱暴なこと言うなよ、小僧。君が私を殴れば犯罪だ。しかし私が君を殴り殺してもどうってことない。友達にそんなことがあったが、最後には安全無事に日本へ送り返されたよ。」
「相当怒ったようだな。もう話を聞かないだろう。邪魔したな。」

そう言い終ると彼は立ち去った。テーブルの上には「奉天」、「大一統」などの文字、それに走り書きだが慣れた描き方の世界地図が残っていた。

……彼が去った後、何人かの友達はみな物思いにふけった。彼が言ったのは本当にほとんど真実だった。どうしてこうなったのだろう?

その夜、空が明るくなるまで、私たちは非常に多くのことを考えぬいた。

次の日、私は教師に20分もらって、前の日に見たこと聞いたこと考えたことを技巧を交えず、内心から発するままに専門課程の同級生に語って聞かせた。私は演壇に上がった時に決めた: 私には人を変える権利はないが、人に話すことはできる、我々に非常に近いこと、我々が警戒しなければならないこと、あることは我々にはできないが、あることは我々が必ず成さねばならない!!!

次の年、韓国の青年が日本領事館前で“指を切って志を明らかにした”。事の後韓国青年が指を包んで苦痛する写真を見て、心中で心からの敬意を発した。

同じ年、中国の意気地のない女優が日本軍旗で作った服を着て非難された。たぶん彼女は知らなかったのだろう、些細なことで大騒ぎしすぎると多くの人が彼女の味方になった。その後彼女を顔を見ると胸糞悪くなった。

同じ年の8月、日本の首相が靖国神社に参拝した。戦争中の衣服を着た日本の老兵を見ると、心中であの日本人が私に言った多くの話を思い出した。

同じ年の冬、王選<※>の事績を初めて見た。この“英雄”を心から支持する。私にとって彼女は英雄だ。日本がかつて中国に何をしたか、当時日本語科が日本週間を挙行したが、私はさまざまな感情が入り混じった思いがした。彼らの宣伝材料はすべて日本がどんなに良いかを言うものだ。(中略)
彼らは名前を書くにも日本語で書く<ひらがな?> 、心中さらに腹が立った。日本に媚びるために日本語を学ぶ人がいるのか? 私は大勢の面前ですべての宣伝材料を破り捨てた。--君らが夢中になるのはいいが、人をそそのかすのは許さない!!!

2002年夏、私は瀋陽に行って9.18<柳条湖事件(満州事変の発端)=注>記念館を参観した。日本兵が着ていた軍装を間近に見たとき、私は心で泣いた。本当にそれを取り出して焼いてしまいたかった。それを見て思った、数十年前これを着た者がやったことは何だ?? まったくたえられない!!!

記念館を出るとき、備え付けのノートに多くのことを書いた。2ページにもなる。しかし思う、いくら多く書いても私の心情を表現することはできない、それはまさに苦痛だ! いつか金持ちになったら、絶対に9.18記念館に寄付をする、もっと多くの若者が見れるように、もっと多くの人が忘れることのできない歴史を知ることができるように!!!

また九・一八がやって来た。この日私は実家にいる。大連、瀋陽、ハルピン、長春すべての自動車は二十二時に一分間クラクションを鳴らす。東北のすべての汽車も警笛を鳴らす。汽笛を聞くときどんな気持ちになるか? それは一種の咆哮だ! 過去の一切の不当への咆哮だ! ―このとき私は涙を流す!!!― 一種の無名の熱涙だ!!!


<※>王選女史についてはこちらで読めます。


日本侵略軍細菌戦を訴える中国人女性、王選さんー3

この8年間、王選さんは自費で中国国内半分以上の地域を実地調査する一方、中国と日本を頻繁に往来して、細菌戦の証拠を一生懸命探しています。また、彼女は講演や座談会などを通して、何度も細菌戦の真相を語り続けています。



あとまだ「p.s.後記」というのがあります。

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  1. 2006/11/18(土) 04:41:48|
  2. ある「日本人」との対話
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ある「日本人」との対話 (2)

前回は、日本人らしき人が「中国人は向上心のない民族だ」、「我々の目標は全世界だ」などと言ったというところまででした。それではその続きです。


私は笑いながら言った。

「世界が誰に属するかはあなた達が決めることではありません。何事にも規則があります。なぜ中国人が向上心がないなどと言えるのですか?どうしてこのような文化の薫り高い民族を蔑むことができるのですか?」

「君達はいつも文化の話をする。私は中国の文化に敬意をはらっている。一生かかってもそのうちの少しの内容も理解できないと思う。それが私がずっと中国文化を学んできた理由だ。だが君達はどうだね? 君達中国人は自分達の文化をどれだけ知っているかね? 中国人の中国文化理解は我々日本人に到底及ばない。儒学の思想とは何か? 孔孟はなぜこれほど高い地位に奉られているのか? 誰か説明できるかね? 」

「中庸、仁、これらが儒学の精髄です。」

私は中国文化について当時持っていた乏しい知識を搾り出した。そのときの気持ちは複雑だった。そうだ。彼はまだ何か聞くのか? 我々は知っているか? 我々の世代で中国の文化に興味を持っている者、さらには研究したことのある人は非常に少ない。自分の文化さえ理解できない者がどうして人と文化の問題を論じることができようか? 我々は即座に中国に関する多くの問題について尋ね、彼が本当に中国文化を理解しているかを確かめた。

驚いたことに: 彼は、最初の大一統から、唐代盛世、元清の小数民族統治、「春天的故事」に至るまで、すべての事柄をその経過と影響について明晰に極めて詳細に我々に説明することができた。彼は誇らしげに言った:

「自己の文化を研究しない民族は立ち後れたおろかな民族だ! 人に蔑まれる!」

わたしは;すぐに反撃した:

「あなた達日本人は人に蔑まれてないのですか? 黄色人種がアメリカでどんな地位にあるか忘れてませんか?」

「君はアメリカに行ったことがあるかね? もしないなら、軽々しく判断しないほうがよい。私はアメリカで2年生活したことがある。アメリカのアジア人については君よりも発言権があるはずだ。」

私は口をつぐんだ。

「私がネックレスを買いに行った時、長い時間をかけて選んでいると、店員の態度が硬くなってきた。私が日本人であることを告げると、すぐに彼は礼儀正しくなり、すまなさそうに言った:‘申し訳ありませんでした。香港人だとお見受けしましたもので。’ これが尊重というものだ。君達が永遠に受けることのできない尊重だ。」

「あなたはそれで本当に尊重されたと思うのですか? 日本人のお金のためでしょう。」

「お金のためだとしたら、どうなんだね? 本当のところは、日本人が尊重されるのはお金のためじゃない。日本が強大だからだ。日本人の素質が中国人より高いからだ。」

「中国人の素質が低いなんてどうして言えるんですか?あなたはどれだけの所に行ったことがあるんですか? 」

「十いくつかの省に行ったことがある。君が行ったことのあるところよりも絶対に多い。なぜかと言えば、他の地方はさておき、私が今居るのは上海だが、ここは中国で一番いい町だと言えるが、ところがどうだね? 人々は盲人のように信号を見ようともせずに道を渡る、交通機関に乗るときは狂ったように押し合いへしあいする、所構わず痰を吐く、道端で若者が老人を怒鳴りつける、みんな本当のことだろ?」

私はまた押し黙った。友達が言った:

「そんな人もいますけど、全部じゃないでしょう。私たち深センじんは席取りで争わないし、信号無視をしません。」

「ほう? そう? すまない、私は深センに行ったことがない。機会があれば行って見てみよう。」

彼の表情が恭しくなってきた。これで私のそれまでの日本人観にさらに近くなった。しかしそれも長くは続かなかった。

「素質、素質とは何だろう。中国人の子供はみな家で甘やかされて育つ。親は子供に苦労させたがらない。私が子供の頃、父に毎日4時に起こされてジョギングさせられた。当時は理解できずに父を恨んだが、今は大変感謝している。このような鍛錬が強い意志を造り、日本人の精神を造ったからだ。」

「そんなお粗末な基礎でどうして強大な民族ができる? 」
「私はアメリカでホテルのマネージャーをやっていた。当時二人が首になりそうになった。ひとりは日本人、一人は中国人。二人とも私の部下だった。二人は私のところに来て、自分は今の仕事ができるからどうか助けてくれと言った。私は日本人をひいきしたわけではない、同じ仕事をやらせて、よくできた方を残そうとした。不幸なことに二人とも仕事に慣れていない。二人に仕事のやり方を教えて、彼らに続きをやらせて見た。その日本人は私の話の一字一句を真面目に聞いて、ついにはうまくできるようになった。中国人のほうは怠けて努力をしようとしない、彼が何をやっているのかわからなかった。とうとう我慢できなくなって、彼を人ともみなさないような調子で怒鳴った。‘とっとと消えうせろ’」

「素質の劣る人がいるのは否定できません。しかし必ずしもすべてではありません。中国人がみなそうだと言うんじゃないでしょう?我々も多くは一生懸命仕事をします。それを見ていないわけじゃないでしょう?」

「仕事? 君達中国人が一番得意なのは、お互いを押しのけることだろ、協調ということが理解できるかい? 君達は二人違う地方出身の人間がいればをお互いに軽蔑しあう、大人数なら言わずもがなだ。
中国人は一番胸糞悪くなる民族だ。どこへ行っても別の地方の人間を見下している。」

実は、彼が言ったことは私がいつも言いたいと思っていたことだったが、中国人として彼の理論に複雑な心境でいるしかなかった。

「何の資格があってそんなことが言えるんですか? 中国の地方についてどれだけ知っているんですか?」

「南方の中国人も北方の中国人もみな研究した。同じような報告を日本政府にしたこともある。」

彼は私を見て言った:

「日本人は比較的君たちに敬意をはらっている。君達は日本人のように本当の男だ、侵略にあったときは団結して抵抗する、これには我々も苦杯をなめさせられた; そして南中国人は比較的聡明だ。彼らは犠牲になることを嫌い、努力をしたがらない。経済を発展させることを望む。しかしいったん戦争が起これば、彼らは最も征服されやすい売国奴になる。」

「同胞を誹謗することを許さない。」

私は威儀を正して言った。


長いので何回かに分けます。

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  1. 2006/11/17(金) 03:14:22|
  2. ある「日本人」との対話
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ある「日本人」との対話(1)

最初に、前回の「大刀行進曲」に関連して、また面白いものを見つけたので貼っておきますね。






前回に少し触れた、子供の頃に「大刀で鬼子の頭を叩き斬れ」と歌っていたという中国の若者の手記を読んでみます、これは北京大学の掲示板でセンセーションを巻き起こした文章だそうです。最高に面白いので2回に分けて全文行きます。


私は東北のハルピンで育った。子供のころから「大刀で鬼子の頭を叩き斬れ」と歌い、教師が憤懣やるかたない調子で「倭寇」「鬼子」を叫ぶのを聞き、731部隊の類の報道や展示を見てきたが、これらは子供の私の日本への見方に少しも影響しなかった。覚えているのは、学校で「いちばん憧れているところ」という欄にはいつも「日本」と書いていたということだ。

そのとき感じていたのは、日本のアニメがとても面白く、日本の電気製品が使いやすいということで、日本の忍者と剣道の達人でさえ心の中のアイドルだった。小さいころ日本人のまねで木の棒を持ってチャンバラごっこをしていたことを昨日のことのように覚えている。

成長してからは、日本に関することをもっと聞くようになった。そのうちには当然、例の短からぬ歴史があり、日本国内の中国に対する見方があり、日本経済の強大さがある。いつもよく聞くのは「友好的な隣国」「一衣帯水」の類の宣伝だ。

私はかなりの長い間、日本に対して何の心理上の警戒も敵意も持っていなかったと言える。ある意味で媚びるような憧れさえもっていた。“南京大虐殺”、“731細菌部隊”、“旅順大虐殺”などの日本人の数え切れない侵略の歴史のことは当然聞いていたが、それは過去のことで、覚えていれば良い、いつまでもこだわってどうする?とずっと思っていた。両国の友好はよいことではないか? それは今の日本人と何の関係もない……等々の考え方だった。

2000年、私は東北のハルピンから上海に来た。異境の生活でさまざまな人や事と接触する機会がさらに多くあり、さらに深く問題を考える機会になった。

上海に来たばかりのころ、私がハルピン出身だということを聞いた人はよくこう聞く:「君たちは日本を憎んでるだろう?」そのとき私は東北人として彼に言う:「東北人はみな日本人を憎んでいる。彼らは我々を侵略した。」;しかし私が彼らの何を憎んでいるのかというと、言葉が出てこない。なぜならそのときの私の印象では、私には何の感情の累積もなく、ただ道義と理の当然としての面からだけそのようなことが言えるということだったからだ。

そしてその日がやって来た。

それは2000年冬のある晩だった。私は数人の仲間と復旦大学のそばの漫画パブで徹夜していた。そのパブは上海では評判が高く、中は日本の漫画とその他書籍ばかりで、雰囲気がよかった。

そのとき、頭に頭巾をかぶった一人の従業員がそばに来て、礼儀正しく聞いた:

「ちょっと話していいですか?」 

われわれは喜んで彼を迎えた。当然最初の言葉は儀礼上の質問だった:

「どこの出身ですか?」

彼の答えは巧妙だった。:

「私がどこの出身かはどうでもよい。私が今いる所の人間だ。
<つまり上海にいれば上海人=訳者注> 
君たちは私がどこの人間に見えるかね?」

それから彼は上海語で聞いた:

「o那暁得伐?」

友達が広東人だろうと言うと、広東語で言った:

「nei知吾知o戛?」

それから北京語のような北方訛りで私に言った:

「君はどう思う?」 

彼の顔つきや動作から、私たちはみな彼が日本人だと見当をつけた。彼は否定も肯定もせず、笑って言った:

「それはたいしたことではない。君たちにひとつ質問してもいいかな?」

それから私にペンと紙を借りて、真剣に私を見つめていった:

「君は東北人だ。君にある所のことを聞くが、知っているかね?」

それから紙にさらさらときれいな漢字を書いた:

「奉天」

書いた後、頭を上げて私に言った:

「ここは本来なら首都になるところだ。残念だ......」

私はすぐにいやなやつだと思った。たぶん目の前にいるのが外国人だからだろう、私は感情が高ぶった。私は礼儀正しく言った:

「すみません。間違っています。今はもう奉天という町はありません。‘奉天’は今は‘瀋陽’と言います。‘奉天’と呼ばれた時代はもう戻ってきません。」

彼は笑って言った。

「そうとは限らない。」

それから彼は紙に世界地図を書いて言った:

「これが世界だ。君たちは世界についてどのような見方があるかね? ないだろう。君たちは向上心のない民族だからだ。我々は違う。我々の目標は奉天だけではない。東北、ひいては全中国だ。我々の目標は―」

彼は地図の上に大きな輪を書き、そして力を込めて言った:

「全世界だ!!!」

<続く>



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前回に、「こちらで聴けます」とリンクした「大刀行進曲」ですが、そこでは曲が聴けないかもしれないので、リンクを貼り替えておきました。
こちらでも聴けます。

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  1. 2006/11/16(木) 05:40:41|
  2. ある「日本人」との対話
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「鬼子の頭を叩き斬れ」

中国人なら誰でも知っている曲に「大刀行進曲」があります。

こちらで聴けます。


麦新 詞曲

大刀で鬼子たちの頭を叩き斬れ!
全国の武装した兄弟たちよ!
抗戦の日はやって来た
抗戦の日はやって来た
前には東北の義勇軍
後ろには全国の民衆
我々中国の軍隊は勇敢に前進せよ!
敵を見れば抹殺せよ!
突撃せよ! 
大刀で鬼子たちの頭を叩き斬れ!
殺せ!


上記の詞はお聴きいただいた合唱とは少し違っていますし、麦新の元の詞とも若干の異同がありますが、「大刀で鬼子たちの頭を叩き斬れ!殺せ!」はみな共通しています。

「鬼子」とはもちろん日本鬼子のことです。

「大刀行進曲」は1937年の盧溝橋事件勃発と同じ月に作られました。その当時は日中戦争というそれなりの背景があったのでしょうが、この血なまぐさい曲が今でも国民の間で愛唱されているとは、いまさらながら驚きます。

ある若者は手記の中で、子供のころよく「大刀で鬼子の頭を叩き斬れ」と歌ったと書いています。

中国人が「大刀で(日本)鬼子の頭を叩き斬れ」などという歌を歌って育つなら、日本に来て凶悪犯罪を犯すのも当然の成り行きだと思えます。

中国の死刑者数は、中国を除く全世界の死刑者数の総数の数倍もあります。これは、ほかの国では死刑にならないような横領やわいせつ物販売などの犯罪でも、中国では簡単に死刑にしてしまうことが一因ですが、殺人や強盗などの凶悪犯罪がいかに多いかを表してもいます。

そのような殺伐とした社会を形作るひとつの素因が、このような歌にあるとは言えないでしょうか。叩き斬る対象が日本人になってはいますが、幼少時からそのような残虐な暴力を奨励された影響は大人になっても長く残り、対象に見境がつかなくなることは大いにありえるでしょう。

中共政府の政治目的達成のための反日教育が、ひるがえって自らの社会を傷つけているのではないでしょうか。

いや、人々の心が殺伐としているから、このような殺伐とした歌が広く受け入れられるのかもしれません。鶏と卵のような関係でしょうか。



「鉄血社区」というサイトの掲示板にこの曲に関する投稿がありました。写真や図版が豊富に使われていますので、皆さんもご覧になってください。
(正視に堪えない人形写真もありますのでそのおつもりで)

その中からいくつかここに貼ります。



(クリックで拡大します)



大刀で鬼子を斬る



1.抗日戦争時期、日本侵略者はわが軍の大刀隊の噂を聞いただけで肝をつぶした。


2.鬼子兵は逃げ帰って香月司令官に報告した:
 「大刀は恐ろしいです。首に振り下ろせば頭がとびます。」


3.香月司令官は頭を絞って対策を考え出した:
 鉄の瓦を二つ首にかぶせると大刀で斬られるのを防げる。


4.準備をしてついに500人の鬼子兵に“鉄囲首”を装備した。


5.右から斬っても左から斬っても歯が立たない。


6.戦士は発見した。
“鉄囲首”は斬り方を変えて上から下に振り下ろせば、ちょうど真ん中を貫通できる。


7.偵察兵は急いで逃げ帰って香月司令官に報告した:
「500人の兵がみな死にました。」


8.香月は自分で人数を数えに行って喜んだ。大いに笑って言う:
「500を派遣して、いまは1000になった。」





(クリックで拡大します)



ところで、お聴きいただいた合唱の最後の部分の歌詞は「シャー、シャー、シャー、シャー、シャー」(殺、殺、殺、殺、殺)です。

これで思い出しましたことがあります。日本の核武装を懸念するアメリカで言及した張献忠のことです。

それでは改めてウィキペディア英語版「張献忠」から。


張献忠(1606年-1647年1月2日)は黄色いトラとあだ名された反乱軍の首領で、17世紀中葉、四川省を征服した。占領にあたり、彼は自らを大西皇帝と宣言した。

歴史家によれば、多くの学者がその宣言を受け入れなかったが、みな殺された。学者を殺した後、彼は女性、商人、そしてすべての役人を殺した。それから彼は配下の兵士をお互いに殺させ、将校の“妻”たちの足を切らせ、土盛の上に置かせた。

張献忠は耳と足に執着した。何人殺したかを数えるために、彼は遠隔地で殺された人の耳と足を自分の護衛兵に回収して来させた。虐殺が終わったあと、彼は成都の中心部の石碑に次のように刻ませた。

天生万物以養人
人無一物以報天
殺、殺、殺、殺、殺、殺、殺

天は万物を生み、以て人を養う。
人は天に報いるための一物をも持たない。
殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、殺せ

〔これを「七殺碑」といいます。〕

張献忠の支配は四川を荒廃させた。四川の人口は1578年の3百10万2073人から1685年の1万8090人に激減し、成都の住民は40万から20に減った。湖広填四川〔湖北、湖南、広東、広西から四川に人を移住させる〕と呼ばれる大規模な植民が清朝の一世紀以上続き、それが江西填湖広という別の大規模植民の引き金になった。
〔中文版にはこのあたりの事実関係に疑義を唱える学者がいると書かれています。〕


張献忠が建てたのが「七殺碑」なら、現代中国人が愛唱しているのは「五殺歌曲」ですね。400年かかって2つ減りましたか。これを進歩と言うべきか。

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  1. 2006/11/14(火) 10:18:47|
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日本製品の品質とジャップ

あちらの写真関係のサイトの掲示板から。


  日本製と台湾製カメラの違い

 ニコラ トパロフ
初心者ですけど、EOS 300vを買おうと思っています。台湾製しかありませんでした。日本製と台湾製で大きな違いがあるかどなたか教えていただけませんか。日本製のキャノンを探すべきでしょうか、それとも他の物でもJapsと変わりませんか?

答え

 マイク モーガン
私見によれば、日本の従業員は仕事に誇りを持っていて、品質管理がしっかりしています。

 スティーブン H
普通のカメラなら、どこで生産されたかよりもブランドのほうが気になります。
一般的に言って"Japs"は侮蔑語になると思います。

 ダニー リー
JAPSだなんてよく言えるね! まあとにかく、他よりは絶対に日本製がいいです。同じ値段ならば。他が安ければそちらにしますが。

 バンディト カリア
その種のカメラは、オートメーション、コンピュータ制御の機械で製造されているのであって、鍛冶屋さんの手作りではないことを考えれば、機械がどこにあるかはたいしたことではないと思います。
世界のほとんどのコンピュータのマイクロプロセッサはどこで作られていると思いますか? あなたの“日本製”カメラの中のセンサーはどこで作られていると思いますか?
あなたの“アメリカ製”または“ドイツ製”の車の部品はどこで作られていると思いますか? 発展途上国と答えた方は正解です。

今はどこで製造されたかによって品質に違いが生じる時代ではありません。確かに、中国で中国人向けに作られた製品は、日本で日本人向けに作られた製品ほど高品質ではありません。しかしこれは前者が安い価格で作られているからで、中国が高品質の製品を作れないのではありません。もしキャノンが台湾に工場を建てたのなら、適切な品質管理システムを取り入れているとみなしてもかまいません。

私は東南アジア/南アジアで工場を立ち上げたアメリカ/ヨーロッパ系企業でコンサルタントをやったことがあります。だからこの分野に関しては専門家だと自負しています。

 ラリー アンダーウッド
私は老人だから、“メイドインジャパン”が文字通り.....ガラクタを意味したときのことを覚えています。
時代も変わったものですね。

パピー フェイス
私が若かったころは、日本人を Jap と呼ぶのはけんか腰の言葉でしたよ。ここホノルルでは今でもそうです。 Jap は一般的には白人やアジア人が“N”ワード〔ニガーのこと。黒人への侮蔑語〕を使うのと同じようなものとみなされています。
日本製と台湾製の Elan 7 〔カメラの機種名〕について私の体験をお話しましょう。日本製 Elan 7E は完璧な仕上がりですが、台湾製は Elan 7NE は品質管理という点で日本製より落ちます。 7NE のポップアップフラッシュは少しギクシャクし、焦点窓の照度が不均等で鮮明でなく、焦点スクリーン(スクリーンとペンタプリズムの間)にゴミと小さな傷があります。 7N を使っているほかの人も同じようなことを言っていました。 選べるなら日本製にしますが、台湾製でもちゃんと動きますよ。

 ケリー フラニガン
第二次大戦中の二ユースの見出しは "Japs" と "Nips" で埋めつくされていました。スペースを節約するためにそのように省略されました。;短くするために;大きな見出し;簡単で短い言葉で。近所の人が大勢死んで帰ってこなければ、60年後の反発など気にしている暇はありません;その当時は正しいと考えられていたんです。もし戦争中につまらないことを気にしていたら、いまごろアメリカは日本語とドイツ語を話していたでしょう。
私が日本で一緒に働いていた日本人は自分たちでも"Japs" という言葉を使っていました。それはすべての人に対して侮蔑語なのではありません;日本人の多くに対しても。

 パピー フェイス
第二次大戦は59年前で、多くのことが変わりました。ほとんどの日本人は文化的背景がわからないので、 Japs で気分を害することはありません。しかし、ほとんどの日系アメリカ人は、ほかのエスニックグループが Nip や Jap を使うことに穏やかではありません。私が育ったところでは、人種のゆえに毎日いじめられて、 Jap, Guk または Chink と呼ばれることがいやでたまりませんでした。 その言葉を使う人は明らかに三つの言葉を同じ意味だと思っていました。ほとんどのアジア系アメリカ人はこれらの言葉を人種的侮蔑語だとみなしています。それを使う人がそのつもりがあろうとなかろうと。 

 Panos Voudouris
>7NE のポップアップフラッシュは少しギクシャクし
不思議ですね。私の ex-EOS 300(ヨーロッパ名 Rebel 2000)は日本製で、ボディに納めたときポップアップフラッシュがチャンと光ります。ガールフレンドの台湾製 Rebel
2000 はボディに納めたとき少し頭が出ます。

一般的に言って、私は物がどこで作られたかあまりチェックしません。外見が台湾製でもそうでなくても、中の部品はほとんど台湾製ですから。

 shiver me timbrrrre
ケリー、私のアフリカ系アメリカ人の友人は自分たちでNワードを使っていますが、“ニガー”が侮蔑語でないなんて言わないでください。

 クレイグ ファーガソン
だけど、ここ台湾(私が今住んでいるところ)で売っている台湾製カメラが、アメリカで売っている同じ機種より高いのはなぜなのか、誰か教えてくれません?


 ダニー リー
それと、日本で買った eos 55 がアメリカの ElanIIeQD より高いわけも。

 マイク モーガン
>その種のカメラは、オートメーション、コンピュータ制御の機械で製造されているのであって、鍛冶屋さんの手作りではないことを考えれば、機械がどこにあるかはたいしたことではないと思います。

機械が工場のある国の人間によって組み立てられて、工場のある国の人間によってプログラムされていることを考えれば、製造国が重要でないと即断することはできません。

>今はどこで製造されたかによって品質に違いが生じる時代ではありません。

美しい理論で、あなたがそう考えるのは大企業にとって好都合です。しかし間違っています。日本製ののホンダはアメリカで組み立てられたホンダよりも良いのです。ドイツ製のフォルクスワーゲンは中国やブラジルで製造されたフォルクスワーゲンよりも良いのです。うそだと思うなら、中国に行って、中国で製造されて中国で売られているフォルクスワーゲンやレクサスを見てみることをお勧めします。

>この分野に関しては専門家だと自負しています。

間違った結論を出したところを見ると、専門家だというのは過大評価だと思います。

>私は老人だから、“メイドインジャパン”が文字通り.....ガラクタを意味したときのことを覚えています。

私もそうです。私が子供だったころ、“メイドインジャパン”は今のメイドインチャイナと同じようなものでした。:がらくた。(例外もあります--中国製のソニーテレビを二つ持っていますが、高品質のようです。中国製すなわちガラクタということの例外です。)中国は進歩していますが、品質ではまだ頂点に達していません。5年か10年後には達すると思いますが、今はまだ。

私の妻は中国出身ですが、彼女でさえ、製造国や最終組み立て国がどこでも同じだという自称専門家バンディト・カリアの話は間違っていることがわかります。彼女は、日本が満州を侵略したことで、今でも日本という国にばかげた嫌悪の情を持っていますが、それでも彼女は、それに私が知っている中国人は皆、中国にいる人を含めて、大陸中国や台湾製よりも日本製のカメラを持ちたがります。中国の友人のためにカメラを選ぶときには、日本製だということを確かめるようにと特に注意されます。

 バンディト・カリア
ワオ、意見の違う人にえらく辛辣ですね。
私の意見は、いくつか挙げれば、中国、インドネシア、インド、タイで製造基地を立ち上げようとするクライアントと仕事ををした経験に基づいています。
〔このあと、専門家であることを証明しようとしているのか、専門用語を使っているので略〕

おお、ところで、あなたの奥さんが中国人だからといって、品質管理や生産に精通しているわけではありません。

私はインド人です。多くのインド人は奥さんと同じ意見です--彼らは外国製品を好みます。費用対効果が優れていると思っているので。それには歴史的な理由があります(そして今でも)。インド製品のほとんどは価格が安く設定されていて、品質管理はなおざりにされています。ですから、そんな考え方はまだあります。だからといって、アメリカとヨーロッパの車で使われるインド製の自動車部品の品質が劣っているということにはなりません。(インドはフォードの部品の世界的な生産拠点です。)BMWとVWもここに生産拠点があります。

だけど、私は何を知っているんだろう? ただこの分野で仕事をした経験があって、中国人妻に教えてもらうようなことはないんですけど。

 ダニー・リー
OK、インド人はさておき中国人妻もさておき、私は現に中国人だ!
どこで作られたかはたいしたことではありません。大事なのはどこの工場で作られたかです。

貧しい国で国内市場向けに作られた物は、外国の企業によって先進国市場への輸出向けに作られたものより劣っています。

カンボジアのような第三世界の国でアメリカ向けに造られた物の品質は、アメリカ国内で作られたものより少し劣っています。それは工場の外の環境によるものです。

中国と台湾は第三世界の国ではないので、今言われている品質は同じです。

日本の電器店で働いていたことがありますが、日本製は他国製の同じ物よりも高かったです。同じモデルがです。理由は日本人のほうが給料が高いからです。たとえばマクドナルドの従業員:

日本:時給10ドル アメリカ:時給6ドル 中国:時給50セント ベトナム:マクドナルドがない

ところで、中国のマクドナルドのハンバーガーの値段はアメリカと同じです。マクドナルドで食事することは、富のステータスシンボルです! 十代の少年少女がマクドナルドにたむろして、フレンチフライ一袋を分け合っています。何も食べずにただ座っている者もいます、それがかっこいいので。

 バンディト・カリア
つまるところ、結論はこれ: “メイドインXXX”を買って気持ちよくなれるなら、とにかくそうすればよい。自分の金だし、心の平安が得られるような金の使い方をするべきだ。
こんな横道にそれた議論はしていなかったよね?

 マイク・モーガン
>ところで、中国のマクドナルドのハンバーガーの値段はアメリカと同じです。マクドナルドで食事することは、富のステータスシンボルです!

それと、中国のマクドナルドのフレンチフライの味はアメリカと違っていてまずくて、ハンバーガーはひどい味です。

だけど、中国のビン入りコーラはアメリカよりうまいです。中国では砂糖がコーンシロップより安くて、砂糖のほうが味がいいから。

それでも、アメリカ製のホンダはできばえがよくないです。

>おお、ところで、あなたの奥さんが中国人だからといって、品質管理や生産に精通しているわけではありません。

そんなことは言ってません。ただ、彼女は賢い消費者です。大企業はこんな人によく注意を払っているでしょう。

 Andreas Thaler
品質を左右するのは製造工程の過程と終わりの時点での品質管理です。
(日本人の)トヨタの労働者は帰宅するときにワイパーが曲がっているのを見つけたら立ち止まって直すという話を皆さんは聞いたことがあると思います。トヨタのワイパーが曲がっているのが*我慢*できないからです。(それが本当ではないにしても、よくできた話ではあります。)

日本では再調整のために製造工程に戻される同じカメラが、ほかの国では完成品になるかもしれません。消費者が求める品質が違うのです。



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  1. 2006/11/12(日) 04:42:27|
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民族自尊官能症にかかった中国人

人民日報のウェブサイト「人民網」にあった記事です。かなり大きな見出しでしたから、政府が声を大にして主張したい事なんだと思います。


中国人は誇りを失ったのか

中華文明について話せば我々は常に誇りを感じる。思想を語れば四書五経、文学を語れば唐詩、科学技術を語れば四大発明、山河はかくも美しく、さらには無数の英雄が目白押し、……しかるに、21世紀にはいった今日、中国人は栄養が足り、きちんと洋装をし、広い家に住んでも、「傑出した人物を数えるなら今日を見よ」という気迫と感覚を探しあぐねているようだ。筆者は魯迅先生の随筆に学んで嘆きの声を発する。:「中国人は誇りを失ったのか?」

日米両国の前では中国人は心理的劣勢がある

私はこのような論調をためしに世界五大陸から来た同僚たちに聞かせてみたことがあるが、みな異口同音に異議を唱えた。中国人がどうして誇りをもてないのか。10%の経済成長、1兆ドルの外貨準備高、世界に行き渡る“メイドインチャイナ”、2008年オリンピック、それに宇宙を廻る“神舟”人工衛星は少なからぬ外国人を羨ましがらせる。まだ何が必要なのか? アフリカから来た人は「中国とアフリカはどちらも発展途上国」という話を聞きたがらない。大上海の新天地とラゴス(ナイジェリアの最大都市)の貧民窟、中国とアフリカが同じ第三世界に属するなどとどうして言えようか?

ところが、この外国人が見ているのは表面の現象に過ぎない。外国人にはっきり言えないことを我々中国人は自省してみなければならない。よく国内のメディアで他国が「中国人の感情を傷つけた」事例を見る。なぜ傷つけられるのがいつも我々なのか考えたことがあるだろうか? 中国人民の感情はなぜそんなに脆弱なのか? ネットで検索してみれば、「中国人の感情を傷つけた」このひねくれた言葉が数万件ある。

本当に我々の感情を傷付けることもなくはない。たとえば分裂勢力を許容するとか、A 級戦犯の亡霊に参拝するとか。しかしこれらの重要な政治問題を除けば、一部の中国人はアメリカや日本や西洋先進諸国が我々をどう見ているかについて敏感すぎるのではないか? たとえば、西洋の国の商業広告の中で直接間接に少しばかり中国文化を軽視する意味があれば、または中国市場で販売する商品に品質上の問題があれば、我々はすぐに侮辱された、傷つけられたという感情を持つ。

それに比べてわが国にかかわる小国の行為はあまり気にしない。利益摩擦は基本的に中国人の重大な反応を引き起こさない。我々は十分な忍耐心でこれらの国の変化を待てる。同じような利益上の摩擦で、または中国文化との間で生じる矛盾で、どうして一部の人は米日等の国と小国に対する態度が違うのか? 原因のひとつはおそらく、アメリカ日本の総合国力、平均国民所得が中国を大幅に上回っているため、彼らの前では一種の心理的劣勢があり、口で認めるかどうかはともかく、実際は自分を弱者の立場においている。だから何かにつけてすぐに他人に“傷つけられた”と感じるのだ。

(中略)

ある種の中国人は“民族自尊官能症”にかかっていて、外国人が中国人に言う片言隻句を過度に気にかけて、少しでもいい話を聞くとうれしくて足が地に付かない。

(中略)

世界に打って出る中国人はバランスの取れた心構えで広い世界をじっくり観察し、胸襟を開いて西洋文化を体験し、西洋現代文明の精髄と中国伝統文化の遺伝子の衝突の中から、さらに想像力と包容力のある新中華文化を融合させるひつようがある。そのとき、我々の度量はさらに広くなり、我々の民族の誇りがおのずと生じてくるだろう。

(筆者はアジア開発銀行プロジェクト開発官員)


「中国人の感情を傷つけた」を「捜狗」というサーチエンジンで検索してみました。 4,277,339 件ヒットしました。最初の2ページの20件のうち、11件は日本に関するものでした。

「西洋の国の商業広告の中で直接間接に少しばかり中国文化を軽視する意味があれば‥我々はすぐに侮辱された、傷つけられたという感情を持つ。」
とは次のようなことでしょう。


[北京 9日 ロイター]
ナイキは、中国で禁じられているカンフーの達人の攻撃をフィーチャーした バスケットシューズのCMを流したことを謝罪した。 ナイキは1970年代の香港のカンフー映画のヒーローを再現しようとしただけだった、という。

ラジオ・映画・テレビを管理している政府機関は6日、 ナイキの「恐怖の部屋のレブロン・ジェームズ」のCMを放送中止にするよう命じた。 このCMは一般市民の怒りを触発し、国民感情を害したという。

CMで、NBAのクリーブランド・キャバリアーズのフォワード、レブロン・ジェームズ(19)は、 アニメ化された敵を楽々やっつける。 その中には白髪のカンフーの達人、中国の伝統衣装を着た2人の女性、2匹の龍が含まれている。 ジェームズは、まるでビデオゲームのキャラクターの様に高いレベルの「部屋」に上がって行く。

ロイターが入手したナイキの文書には 「ナイキは、『恐怖の部屋のレブロン・ジェームズ』のCMで感情を害された中国の消費者の皆様に 深くお詫び申し上げます」と書かれている。

「CMのアイデアは、1970年代の香港のカンフー映画です。 アジアの若者がバスケットボールの試合で感じる恐怖を克服しよう、 というメッセージが送れると考えたのです」

当局によると、
「テレビが国家の威厳・利益と中国の伝統文化を守るために厳守しなければならない規定を破った」 ことで、問題のCMは「世間の強烈な怒り」を引き起こしたという。

ナイキは先月、やはりジェームズとアニメを組合せたCMを、 極めて厳格な国、シンガポールで放映、物議をかもしたばかり。 マスコミ報道によると、約700人が抗議のデモを行い、約50通の苦情が来たという。


こんなこともありました。


【北京4日共同】トヨタ自動車は4日、中国市場で11月から販売を始めた現地合弁生産の スポーツタイプ多目的車(SUV)ランドクルーザー(中国名・陸地巡洋艦)など2車種の 雑誌広告が「中国の民族感情を傷つけた」と批判を受けたため、インターネット上に 公開謝罪文を掲載した。
 問題となったのはランクルとランドクルーザープラド(同・覇道)の広告。 同社中国事務所によると、中国の20以上の雑誌に掲載されたという。
 広告会社によると、ランクルが中国の旧型トラックをけん引しているデザインと、 プラドに中国の伝統の象徴である石造りの獅子が敬礼するデザインが、 それぞれ中国人の自尊心を傷つけたと批判されたという。
石造りの獅子は旧日本軍侵略の象徴になっている北京市郊外の盧溝橋の欄干上にもあり、 批判がより広がったとの見方もある。
 トヨタは謝罪文の中で広告掲載の取りやめを明らかにし 「中国の消費者に最も満足してもらえる製品とサービスの提供に努力する」と表明した。



「中国市場で販売する商品に品質上の問題があれば、我々はすぐに侮辱された、傷つけられたという感情を持つ。」
は、最近のSK-Ⅱ騒動のことが念頭にあることは明らかですね。

こうしてみると、この記事の趣旨は現今の中国に蔓延する過度の民族主義をたしなめることにあるようです。胡錦濤政権は江沢民時代の反日民族主義路線から現実路線にはっきり転換したということです。

これまではもっぱら共産党の正統性維持など政権の都合から民族主義をあおってきたわけですが、去年の反日暴動などのように、その弊害のほうが目立ってきました。彼らも外の世界を意識し始めたようで、あれが中国という国の恥だということが理解できるようになった。北京オリンピックでおととしのサッカーアジアカップのような騒動が起こったら目も当てられないということで、今から国民を教育しておこうということでしょう。

ですからもちろん胡錦濤が親日になったとか、国際的な道理をわきまえるようになったということではありません。

それは中国政府の報道官の次のような発言でもわかります。


中国外務省の姜瑜副報道局長は9日の定例記者会見で、中国が東シナ海の日中中間線付近のガス田で建設していた採掘施設「八角亭」の稼働をめぐり日本側が抗議したことに対し、「中国近海で進める正当な開発活動であり、日本側が懸念や憂慮を示す必要はない」と反論した。


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テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/11/10(金) 09:17:04|
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お互いを否定的に見ているアジア人(2)


遅ればせながら、「お互いを否定的に見ているアジア人」(1)の続きで、アメリカのPEWという機関世論調査の結果です。


中国と日本相互の嫌悪

中国人と日本人はお互いの国についていい印象を持っていない。中国人で日本を好意的に見ているのは5人に一人(20%)に過ぎない。一方、28%の日本人は中国に対して肯定的な意見を持っているが、半分以上(55%)が中国を好意的に見ていた2002年からはかなり下がっている。

中国人と日本人はお互いの中に否定的な特徴を見ている

そのうえ、ほとんどの中国人と日本人はお互いの国の人々を否定的な特徴と結びつける傾向がある。とくに、両国ともお互いを競争心旺盛、強欲、傲慢と考えている。日本人は特に中国人を民族主義的で利己的だと言い、中国人は日本人を男性支配的だと見る傾向がある。

肯定的な面では、両国の大多数はもう一方の国民を勤勉だと見ている。そして中国人の多くは日本人を創意に富んでいて現代的だと見ているが、日本人は中国人をそうは見ていない。日中両国とも、ほとんどの人が相手を洗練されている、寛容、正直、気前がよいとはみなしていない。


2002年に半分以上の日本人が中国を好意的に見ていたなんて、今からすると信じられないようなことですね。あれからサッカーアジアカップのブーイングがあり、去年の反日暴動がありで、日本人の中国に対する見方が大きく変わったということです。


小泉と胡錦濤を評価する

退任する日本の小泉純一郎首相は国内で比較的人気を保っている。61%の日本人が外交問題で彼が正しいことをしていると、大いに、あるいはいくらかは信頼している。しかし中国では小泉は点が低い-58%があまり、あるいは少しもこの日本の指導者を信頼していない。日本人はお返しに中国の指導者に対してもっと否定的な評価をしている。-71%が胡錦濤中国主席をまったくあるいは少しも信頼していない。

ほかでは、48%のインドネシア人は大いに、あるいはいくらかは小泉を信頼しているのに対して、あまり、あるいは少しも信頼していない人は26%しかいない。胡錦濤に対してはもっと意見が分かれている。37%が少なくともいくぶんかは信頼していると言い、33%があまり、あるいは少しも信頼していないと言う。

インド人は小泉を概して信頼する人(30%)としない人(30%)に分かれている。彼らの胡錦濤に対する見方はもっと否定的で、37%があまり、あるいは少しも信頼しないといい、24%が少なくともいくぶんかは信頼していると言う。

日本人と中国人はお互いの国の指導者をほとんど信頼していない



この表で注目すべきは、中国での胡錦濤に対する評価のところが空欄になっているところでしょう。中国では政権に対する支持度を問うような世論調査をすることは許されないのです。

インドネシアとインドで小泉さんへの評価が胡錦濤よりも高いのも面白いですね。靖国神社参拝が「アジア諸国」の反発を招いているという中国や一部国内マスコミの宣伝が必ずしも真実ではないことを示しています。

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テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/11/08(水) 08:05:14|
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日本への贈り物


前回は「日本の対中援助に感謝する」という記事を取り上げましたが、やはり予想通り、ブログや掲示板などあちこちでそれに反発する声があがっています。

ひとつの問題について賛成と反対の立場から弁論する掲示板があります。そこに「抗日総司令」という人の立てたテーマで「小日本の対中借款、あなたはありがとうと言うか?」というのがありました。

そこでは「感謝する」と投稿した人が12人、「感謝しない」と投稿した人が37人でした。それぞれの投稿者に投票することができるのですが、「感謝」が合計257票、「感謝しない」が263票です。結構拮抗していると思うでしょう。

では、「感謝する」のほうから中身の一部を見ていきましょう。


ありがとうはやはり言わなければならない。なんといっても中国は彼らのように礼儀知らずではないのだから。
作者:wuli4813(得票1)

中国の強大な消費市場がなければ、日本の技術を受け入れて支えなければ、小日本のような資源の乏しい小列島の発展なんて屁みたいなものだ。中国への借款も日本が自分の経済発展を考慮したもので、受益者は日本自身だ。だから我々は日本に感謝してはならないのみならず、反対に日本が我々に感謝すべきだと考える。

もし中国の経済繁栄がなければ、日本経済はどうしてこのように迅速に発展できるか、ここには誰が誰に感謝するという問題は存在しない。ウィンウィンの関係だ。

日本が中国に与えた借款は中国の経済改革と発展を支えたと同時に、日本が得た利益は我々よりもはるかに大きい。善隣友好の両国はウィンウィンでなければならない。しかし中国経済の発展は日本に経済成長をもたらし、日本の電子、電機、化学工業などの産品と技術が大量に中国に流入したことを見なければならない。ここに日本が得たもののほうが多いことがわかる。
作者:老山栄軍 (得票71)
_____________
外交辞令としてありがとうと言うのも良いが、大国は風格を失ってはならない。しかしありがとうは許しを意味しない。中国侵略日本軍がなした行為は永遠に許すことができない!
作者:幽明(得票5)
_______
何を言っている!我々は小人物だ!いいことをしてもらったのか!してもらったのなら感謝する!してもらってないなら感謝しない!
作者:阿淘(得票3)
_______
私もありがとうと言える!礼儀を失わない!
作者:高談闊論 (得票4)
_______
事情を区別して対応しなければならない。大事なのは日本がいかなる態度をとるかだ。借款はただで受け取るのではなく、日本自身にも利益がある。我々は礼儀としてありがとうと言わなければならない。しかし歴史は永遠に書き換えられない。同胞たちよ、血の海と深い仇を忘れるな!
作者:雨中の氷(得票3)
_______
どのような行為でも中華を復興させることが肝心だ。ありがとうと言ってもよい。前漢の初年、皇女でさえ遥々匈奴に嫁ぐことを強いられたが、じっとこらえること幾十年、ついには匈奴を滅ぼしたではないか!
作者:1+1>2(得票2)
_______
感謝は感謝、何をすべきかはまた別のこと。借款は返さなければならない、戦争はしなければならない、血の仇は報復しなければならない。借りは必ず返さなければならない。
作者:笑○○醐(得点51)


なんだ、結局、感謝する気のない人がほとんどでしたね。

では「感謝しない」のほうはというと‥



我々は断固として反対する。日本製品をボイコットする。日本鬼子を打倒する。日本人に感謝する人がいるのは、日本鬼子が自分でここで発言しているに決まっている。網易はこのような卑劣奸をここで発言させないようにするべきだ。
______
自分の父親や兄弟を殺され、母親や姉妹を犯され、自分は半身不随にされて、それから病院で治療のためいくらかの金を借りたら、この畜生に感謝感激して涙を流さなければならないのか、この漢奸め!
______
みんなよくわかっている、感謝するなどという奴はみな漢奸だ。(本物の日本畜生がここにいないとも限らないが) こういう奴らはさっさと一掃すべきだ。中日が開戦すればまた日本畜生のために働くのだから。
______
借款は一種の経済行為だ。借りれば返す。利息が低いのは政治的要素による。中国はただで金を受け取っているのではない。なぜ感謝しなければならないのか?
______
借款は結局返す必要のあるものだ。いわんや無利子ではない。たとえ無利子だとしても、悪事限りなく、死んでも悔い改めない卑劣な民族に、偽りの媚びへつらった感謝などする必要がない。本当の謝意をあらわすのはあちらが誠意のある謝罪をしてからだ。
______
絶対に感謝しない!!!!! それは借款だ。小日本が第二次大戦中にわが国人民に与えた損害はまだ償還されていない。彼らは賠償しなければならない!!! 彼らが提供するわずかばかりの借款で我々民族の敵に感謝することなど絶対にできない!!!
_____
小日本に対して私は理性がない、また理性が必要でもない。感謝しない! しかし小日本にやる贈り物がある--それは核爆弾だ!
作者:抗日総司令(得票24)



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テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/11/05(日) 00:15:51|
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「日本の対中援助に感謝する」

前々回の「対中援助は施しではない」では触れませんでしたが、あの記事は実は「日本の対中援助に感謝する」という題だったんです。その中で、比較的公平かつ客観的に援助の性格について解説しています。前々回引用したのはその冒頭部分ですが、「対中援助は施しではない」云々も、予想される国内の反発をかわすための前置きだったのかもしれません。

これは今年の3月27日に人民日報ウェブサイト「人民網」の掲示板に投稿されたもので、「網易」からの転載です。体裁や内容から見ても執筆者はただの個人ではなく、政府関係者だと思います。


日本は23日対中円借款を残滓凍結し、閣議において借款額の決定を停止すると発表した。これは中日関係を揺るがすか、また中国の建設プロジェクトにどの程度の影響があるか、今後の観察を待つ。しかし、我々は“礼儀の国”の中国人として、長年中国に援助してきた日本の友人に感謝の声を発しなければならない。とくに対中援助に暫時の別れを告げる時期に。日本よ、中国はあなたに感謝する。あなたの27年来の援助に感謝する!


「重要なのは、貴国が困難に直面しているときにお互いに助け合って手を携えて克服することです。......北京市が一日も早くサーズに打ち勝てるよう、わが国の今度の援助が少しでも助けになればと心から願っています。」5月15日、北京市役所で駐中国日本大使館野本佳夫特命全権大使は北京市副市長張茅と和やかに握手した。
その日、77481ドルの値打ちがある2万着の防護服が北京市が所轄するサーズ重点病院の第一線に送られた。日本大使館経済部提供の資料によれば、サーズ流行の期間中、日本政府は北京に二人の専門家からなる緊急救援隊を派遣しただけではなく、5月8日と15日に2億5百万円の値打ちがある医療器械および15億円相当の緊急無償援助を提供した。

日本政府は今回のサーズ戦役において、最初に国際医療救援に参加した国であるだけでなく、最も積極的な援助者のひとつであった。

日本の対中援助の一部始終

サーズ対策は日本の対中緊急援助のひとつに過ぎない。実際、1979年から日本は毎年中国に対して大規模な経済援助を行ってきた。

大平正芳は中国人が覚える価値のある名前だ。日本の対中援助はまさに大平内閣に始まった。

「まさに大平首相の唱導の下、日本は対中援助を開始しました。これは当時の中国経済の発展に非常に重要な作用を及ぼしました。」馮昭奎は中国社会科学院日本研究所で日本経済を研究している学者だが、彼はかつて日本の対中援助について長期間追跡研究を行ったことがある。先ごろ彼は中国の工業化と中日関係について論文を書いた。その中で日本の対中政府間援助(ODA)について特に言及している。「中国の現代化建設加速に対して積極的な作用を及ぼした。」

しかし、さまざまな原因により、日本の対中援助は一般の中国人の間で周知されてはいない。馮昭奎の説明によれば、対中援助のことは1979年12月5日に大平正芳首相が訪中したとき、正式にトウ小平にもちかけた。翌年の4月、双方は日本が中国に提供する円借款の協議に初めて署名した。償還期限は80年。

日本大使館経済部の説明によれば、日本の対中援助は三つの要素がある。円借款は最も重要で、有償資金援助が含まれる。資金規模が大きく、償還はしなければならないが、貸与条件は相当手厚い:利率が低く、償還期間が長い。たとえば2001年の円借款は年利率がわずか0.75%-2.2%で、償還期間は30年-40年に達する。1980年から2000年まで、日本政府は中国に4回円借款を提供した。平均5年に一回借款総額を決定する。

中国社会科学院日本研究所研究員金煕徳が記者に語るに、この種の方式は建設期間が比較的長い大型案件に適しており、中国が円借款の使用を国民経済5カ年計画に組み入れるのに有利だ。「これはわが国に提供された一種の特殊待遇です。」

1979年に日本が初めて中国に円借款を提供すると表明して以来2002年3月まで、日本政府の対中円借款の累計は2兆8293億円に達する。これは人民元1433億元になり、外国政府の対中借款の半分以上を占める。

償還する必要のない無償援助は2001年末までで累計53.6億人民元で、対中技術協力は2000年末までで64.8億人民元に達する。援助項目は教育、医療、農業、環境保全等に及ぶ。

20余年の対中援助で日本は中国の最大援助国になった。総援助資金は24カ国の対中援助国駐の60パーセント以上を占める。そして中国は日本の対外援助においてインドネシア、ベトナムについで三番目の援助受入国だ。

1.日本は中国に対する最大の援助国
(図中の「徳国」はドイツのこと」




2.中国は日本政府開発援助の三番目の被援助国




3.日本の対中援助の支出額





4.中国経済の発展における円借款の貢献は明らか
【鉄道】
中国の電化鉄道総延長1万3千キロの内約4千600キロ(35.4パーセントに相当)は円借款を利用して建設された。あるいは建設中)




【港湾】
中国の港湾470の大型バース中、約60バース(12.8%に相当)は円借款を利用して建設された。または建設中。




【汚水処理】
中国の約1,100万トン/日の汚水処理能力のうち、約400万トン/日の処理能力(36.4パーセントに相当)は円借款を利用して建設された。または建設中(1998年3月末まで)






「否定できないのはわが国の経済急成長においてODA資金が果たした重要な作用です。」と金煕徳は語る。日本のODAを運用して中国は電化鉄道、港湾、空港、水利施設など多くのインフラを建設した。これらは中日友好協力史上の重要な一章だ

対中援助:互恵互利
第二次大戦を経た日本と中国、両国関係は長い間水と火のようであり、人民相互間に齟齬が生また。それなのになぜ中国を援助して中国経済の発展を助けなければならないのか?

「その理由は日本と中国が一衣帯水の隣国だというだけではなく、日本自身の安定と繁栄のためです。」日本大使館経済公使の目賀田周一は≪南方週末≫の取材を受けたときに語った。日本の発展には平和で安定した国際関係、とくに東アジアの安定繁栄が必要だ。このため、日本はODA方式を通して周辺の国家と協力、共同して理想的な環境を造ることを望む。そして最大の隣国である中国の対外開放と社会の安定は日本自身の発展のためにも大変有益だ。

事実上、中国は対日戦争賠償を放棄したため、援助の当初はこれを借りて感情と経済の面で補うという意味があったと金煕徳は明かす。

このほか、対中援助は日本の対外戦略上の必要もあった。経済の高度成長につれて、日本はその経済的実力に相応する国際的地位を追求し始めた。:日米経済摩擦は不断に激しさを増し、外交の範囲を拡大する必要を意識させた。:日本はソ連との関係上、歴史感情、領土、安全保障などの問題があった。「これらの要素はすべて日本が対中関係の発展を望むよう促した。」

「実際は、ODAの一部分は日本に“還流”し、日本企業の発展を促進した。」

(中略)
 
日本の対中援助のさまざまな方式

中日国交回復以来、日本の対中援助の特徴は援助が幅広く、重点性が強く、援助効果がよいことだ。長期の援中実践中、お互いに補い合う援助方式が徐々に形成された。

円借款、これは長期低利の借款だ。
(中略)
これらの資金はみな日本国民が納めた税金から来ている。

中国の多くの投資規模の大きい建設期間が長いインフラ施設は、みなかつて日本政府が提供する借款を得た。たとえば北京首都国際空港、北京市地下鉄建設案件: 重慶、大連、貴陽などの環境建設案件、湖南、湖北、江西の洪水防止案件、内蒙古、寧夏、貴州、新疆、甘粛、青海などの電話容量増設案件等々。日本政府が提供する5年近い円借款の内、約80%は購入対象を限定しない無条件借款だ。日本側が確定した“対中経済協力計画”により、今後円借款は中国の環境対策、人材育成、内陸地区開発等の領域に重点を移す。

無償資金援助  これは日本政府が中国に提供する一種の贈与で、その援助対処は主に基本生活、環境、人材育成などの領域の案件だ。日本政府は対中無償資金援助を1980年に開始し、2001年末まで累計で1297億円になる。この方面の代表的な案件は、中日友好病院の器材装備案件、中日青年交流センター器材装備案件、中日友好環境保護センター器材装備案件等。

(中略)

日本は中国の最大援助国

「わあ、ほんとに思いもよらなかった。北京地下鉄と首都空港が日本人の低利借款で建設されたなんて。」街頭で≪21世紀世界報道≫記者と話をしているとき、その女性はインタビューを受けたほかの人と同じく驚きを示した。「中国のマスコミはそんなことめったに言わないでしょ、だからよくわからない。」しかし、取材を受けた非常に多くの人は驚いた後こうも言う。「それは当然しなければならないことだと思う。当時我々は戦争賠償を放棄したんじゃなかったか!」

記者が北京の街頭で取材した中国の一般庶民からすれば、これらのことを聞くのは驚きだ。

(中略)

2001年8月、ベトナムを訪問した日本自民党幹事長山崎拓は「中国の国防費は13年間10%伸びた。日本の対中ODAは真剣に検討し直す必要がある。とくに金額が大きいことを考えると、今後の方針を十分議論しなければならない。」彼はホーチミン市での記者会見で言った。「東南アジア各国の国民は日本の援助に対して感謝する気持ちがある。この点で中国とは違う。」山崎拓は、日本の対中援助が中国国内で正当な評価を得ていないと考えている。

(中略)

感謝する: 勇気を出して口に出さなければならない

(中略)

結び: 我々は理性のある中国人だ   

さまざまな原因があり、多くの中国人は日本の対中援助プロジェクトをよく理解していない。また歴史問題が客観的に存在するために、日本の“政府開発援助”はこれまでずっと影の存在だった。しかし、人の知るところではなくとも、それは1979年以来27年間中国の建設において巨大な作用を発生させてきた。理性ある中国人として、我々は狭隘な民族情緒を捨て去り、日本からの援助に対して感謝の声を発しなければならない。以って我々の広い胸襟で中日の長い友好のための模範を示すのだ。


一般民衆の反日感情を抑えたいという中国政府の意図が読み取れます。それと同時に、日本政府に向けての関係改善のシグナルとしての意味もあったのかもしれません。

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【参考記事】
荒木由美子が中国のテレビに(1)
荒木由美子が中国のテレビに(2)
反日世論の軌道修正を図る中国

テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2006/11/03(金) 07:29:31|
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